新聞を配達する人
今朝は、日経新聞の配達員と出会わなかった。彼は、知的障害がある。次男が小学生のころ、公園で遊ばせていると、彼も小学3,4年生数人と遊んでいた。彼の会話はスムーズであったし、いっしょに遊んでいた小学生達は、彼に知的障害があることに気がついていなかった。私は一瞬でわかった。そのころ、彼は、すでに新聞の配達員であった。彼自身は、自分に障害があると知っているかどうか。。。わからない。彼のことを、今も新聞配達員であること以外は知らない。私の住むマンションの廊下ですれ違うときは、「お早うございます。失礼します。」と挨拶をしてくれる。他の新聞の配達員に挨拶されたことはない。彼が、今日も無事であってほしい。。と祈っている。少し、頭髪が薄くなってきている彼。療育手帳をもっているだろうか。ケアマネージャーや相談できる人はいるだろうか。自己認識はできているだろうか。親はまだ健在だろうか。