視覚-自閉症感覚
次男くん、美術教室を楽しんでいます。ありがたいです。教室の外で、教室に居る時刻が、次男といっしょになることが多い生徒さん(成人)に「ご迷惑をかけていないでしょうか。」とよくお尋ねしますが、「いいえ、いいえ。」と首を横に振ってくださいます。ありがたいです。「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。あんまりなことがありましたら、どうかおっしゃってください。」と言って、「あんまりなことがあります。」と言われたら万事休すなわけです。ドキドキします。ドキドキしますが、訊かないわけにはいきません。本人と家族がどんなに頑張っているつもりでも、それが伝わらない場合もあります。ただ、ただ、「障害者本人とその家族は大嫌い。」という障害者には縁のない人を増やしているだけの場合もあると思います。厳しい現実があります。「前へ出る」覚悟を決めたときは、同時に「退く覚悟」も持たなければならないと思います。次男が、このまま、できるだけ長く美術教室を続けさせていただけるとうれしいです。おじさんになってもおじーさんになっても良い趣味になると思うのです。次男くんて、どんなことに興味を持ってくれるのかなぁ。。。。と先生が思案してくださっています。なにせ、次男は自分から「○○○が好きなんだけど。。。。」って、言ってくれるわけじゃないから親でもわからないことだらけです。テンプル・グランディン氏の著書「自閉症感覚」に出てきそうな光景です。なるほど、視覚優先型自閉症ですよね。定規を使用していないです。次男くん、イスラム文様のアラベスクとか、好きかもですね。こんなタイルとかね。こんなタイルを見せたら、瞳を片側に寄せてしまって、顔をピッタリとタイルにくっつけて何時間も眺めて居そうですね。自閉症独特の執着なんだけど、社会的に問題になる執着ではないのだから、楽しみになると良いと思います。ま、知らない人が見るとビックリするでしょうけどね。(~_~;)アラベスク文様図鑑。。。みたいなのを探してあげるね。描きたいときは、コンパスの使い方を学ぶ必要があるけどね。描かなくても、見るのが好きなものがひとつ増えたら、ラッキーがひとつ増えたってことですよね。