書籍メモ-動物が幸せを感じるとき
自閉症=知的障害 ではないように、自閉症=天賦の才能を持つ ではないけれど。知的障害を併せ持つ平凡な自閉症者にも道は拓けると思いたい。そうであってほしい。自閉症と言う言葉が世の中のなかった時代にあっても自らの道を拓いたテンプル・グランディン氏とご家族がいたから今につながったのだと思います。感謝。動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインドテンプル・グランディン 著キャサリン・ジョンソン 著中尾ゆかり 訳NHK出版定価 2,310円 (本体2,200円) / 2011年12月24日 発売世界で最も有名な自閉症者であり動物学者の著者が、その才能を生かして動物の内面を探る。彼女には動物感覚がわかり、彼らが何を求めているかがわかる。それは、私たちが想像してきたこととはまったく違うものだった。だれも知らなかった動物との付き合い方を論理的に解き明かす異色の科学ノンフィクション。テンプル・グランディン(Temple Grandin, 1947年8月29日-)は、ボストン生まれ、アメリカ合衆国の動物学者、非虐待的な家畜施設の設計者。コロラド州立大学准教授。女性。自閉症を抱えながら社会的な成功を収めた人物として知られている。彼女の半生を描いたアメリカのテレビ映画『Temple Grandin(原題)』(主演クレア・デインズ)(2010年HBO)は絶賛され、第62回エミー賞テレビ映画部門で、5部門を受賞。2010年「タイム」誌の「世界で最も影響のある100人」のひとりに選ばれた。