太らない身体を作る 腸内フローラSP(2)
みんなの家庭の医学(2015/3/3)放送より太らない身体を作る 腸内フローラSP続き腸内細菌は太りやすさだけでなく全身の様々な機能に大きく関わっているそのため腸内細菌のバランスの悪化は様々な病のリスクを高める「花粉症」腸内細菌のバランス悪化と花粉症の意外な関係とは?全身の免疫細胞の約60%が腸に集中物を食べる↓腸内細胞の働きが活発に↓免疫細胞が活性化腸内細菌のバランス悪化↓免疫細胞が異常をきたす腸内細菌は免疫力のコントロールに大きな役割を果たしているそのため腸内細菌のバランスが崩れると免疫細胞が暴走し 過剰に炎症を起こしてしまう花粉症や喘息などアレルギー姓疾患のリスクが高まる他にも癌 動脈硬化 パーキンソン病 自己免疫疾患さらにはうつ病など精神の病まで全身の様々な病に腸内細菌が関係していることが近年わかってきている研究が進むとどの菌が何に効くかわかってくる?現在 そういう方向に向かっているそれを使った新しい医療で注目されているのがなんと「便移植」健康な人の便を100gぐらいもらってきて100ccぐらい水に溶くそれを飲んでもいいが なかなか飲めないので胃カメラのチューブで十二指腸にいって流し込む先生の病院ではお尻から入れるようにしている普段の生活の中で腸内細菌のバランスをよくする方法は?よく耳にするのはヨーグルトなどの発酵食品を食べたりさらには食物繊維を積極的にとるなど一度は聞いたことがあるのでは・・・確かに腸内環境の改善には効果的でもそれだけではない近年 腸内環境の研究が進む中で特に注目を集めているある人々がいる「百寿者」百寿者とは百歳を超えても健康を維持している高齢者百寿者の皆さんが健康で長生きできる理由が理想的な腸内フローラにあるのではないかという世界中の研究者たちが熱い視線を送っている慶應義塾大学でも20年以上前から百寿者の健康に関する血球がスタート腸内環境の関係について研究が進められている==中略==ある百寿者の107歳女性の腸内細菌のバランスをよくする3つの方法1)食事ステーキや刺身など様々なものを食べていたいろいろな食品を摂る事が腸内細菌によい影響を及ぼしている腸内細菌はいろんな種類のものがたくさんいてそれぞれに助け合っていることが重要いろいろな食物を摂っているといろいろな細菌が元気でいられる腸内環境によいといわれる食品だけに偏らず様々な種類の食品を摂ることが重要一般的に推奨される1日の摂取品目数は30品目百寿者の107歳女性は 朝食では13品目 昼食では14品目 夕食では9品目なんと1日合計 36品目ポイントは「たくさんの品目の食品を摂ること」2)昼寝昼寝の時間は腸内細菌にとって重要な意味がある腸ががんばっている時間で腸内細菌が食事をしている時間というイメージ食後は消化のために血流が腸に集中↓腸の動きがよくなる↓腸内細菌が活性化運ばれてきた食べ物から腸内細菌が栄養を摂取人間の昼寝の時間↓腸内細菌にとってのランチタイム食後安静にすると腸に血流が集まり腸内細菌が元気に育つポイントは「食後は安静に過ごす」3)刺繍刺繍は構図を考えながら手先を細やかに使いこなす複雑な作業腸内細菌とどういう関係が?脳と腸は神経が密に結びついている脳からの刺激が腸内細菌にも影響しているし逆に腸内細菌が出す物質が脳を活性化するお互いよい方向にサイクルが回っている腸は脳に次いで神経が密集している第2の脳とよぶ臓器刺繍などの行動で脳を活性化↓腸の動きを活性化↓腸内細菌のバランスをよくするポイントは「刺繍や絵・料理など脳と手先を使う複雑な作業をする」まとめ1)多くの品目を摂る2)食後は安静3)脳と手先を使う作業