駆け込みドクター あなたの常識を覆す お医者さんに聞きたい!40のこと<睡眠>
駆け込みドクター(2014/1/5放送)よりあなたの常識を覆す お医者さんに聞きたい!40のこと日常でカラダを回復するために必要な「睡眠」<質問1>最近 寝ているとよく夢を見ます「ハッキリと寝言を言う私は異常ですか?」自分の寝言で起きることもあるそもそも寝言はレム睡眠(浅い眠り)時に発することが多いレム睡眠の時 カラダはスイッチオフの状態だが何らかの原因でスイッチオンになりハッキリした寝言や異常行動を起こすこれがレム睡眠行動障害原因はアルコールの過剰摂取 ストレス 睡眠不足さらに脳腫瘍や頭部の炎症も原因になる場合レム睡眠行動障害は夢で見ている内容と同じ行動を現実社会でも行ってしまうため壁をたたいて怪我をしたり 隣の人を殴ってしまうことも実際のケース深夜妻が目を覚まして台所に行くと夫が眠ったまま食事をしていたさらに熟睡中 突然 夫に殴られた妻夫婦不仲の原因にもなったというレム睡眠行動障害というのは寝言から異常行動に発展ハッキリと寝言を言うのが特徴全く覚えていない50歳以上の男性に多いといわれている脳は寝ているが体が動いている対処法ストレスのかからない生活を心がけることまた寝る2時間ほど前に38~40度のお風呂にゆっくりつかるなど安眠を得る努力をする<質問2>歯ぎしりがひどいって言われます「歯ぎしりって何でするの?」本当は怖い歯ぎしり睡眠中に起こる歯ぎしり 実は様々な問題の引き金になっている体重60キロ=300~900キロの負荷歯が割れて激痛が走ることもあるさらに徐々に破損することで歯周病 知覚過敏 虫歯を起こしやすくなる歯のくいしばりは全身の筋肉を動かすスイッチのような役割を果たすため本来は休むべき時間に筋肉を酷使することになるその結果 頭痛や肩こり 腰痛 めまい 視力低下などを引き起こす可能性も歯ぎしりの原因噛み合わせ・ストレス・飲酒・喫煙といわれる美容上で言うと咬む筋肉が発達してしまうとエラが張ったように顔が大きく見えてしまうこともある耳の後ろの出っぱった骨から鎖骨の一番胸に近い部分が張ってしまって頭が前に出てしまうことがあるそうすると姿勢が悪くなくる一度 専門医にかかってマウスピースをしっかり作ってもらうことが大切歯ぎしりの原因は日常生活の不安や過度のストレスが原因とされる対処法マウスピースが効果的<質問3>よく昼寝をします「昼寝って効果あるんですか?」昼寝の疲労回復効果はきわめて高い昼寝をある高等学校で取り入れたことで進学率が上がったただし15分以内それ以上寝てしまうと睡眠のリズムが狂ってしまう昼寝をするなら15分以内みなさん眠くなった時にコーヒーとか紅茶を飲むがあれは昼寝をするちょっと前に飲んで寝るカフェインの効果でちょうど目が覚める頃に15分が来る昼寝は15分が効果的それ以上は夜眠れなくなるので要注意また寝る前にコーヒーを飲むことで目覚めがいいという効果は飲んでから15~30分後<質問4>朝起きると口が臭いのはナゼ?モーニングブレスといって朝臭い睡眠中に唾液が減少歯周病菌が増加してニオイが出る菌のオナラとも言われている1日の中で最も強い口臭と言われるモーニングブレス⇒朝の起床時に発する強烈な口臭主な原因は睡眠中に唾液が減り歯周病菌が増加するため タバコも一因対処法起床後のすぐの歯磨き<質問5>お出かけする時にキスをするがパートナーが歯磨きしていないときキスでばい菌はうつる?キスの仕方が問題フレンチならばいいお出かけの時 チューしている場合は5年ぐらい長生きするという統計がある交通事故も減る収入も増える気持ちが安定すると思われる<質問6>子どもにキスするのは駄目なの?ディープなものをすると唾液に入ってくるいろんなもの 歯周病などがあるので軽いものに<質問7>3歳ぐらいまでに1回もキスしなかったら一生虫歯にならない って本当?本当キスだけじゃなく食べ物もアーンってしない虫歯の原因はお子さんが歯が生え変わるまでに菌が入ってしまったこと感染の窓⇒乳歯が生える3歳までの時期この時期に虫歯菌から守ることができれば常在菌をよばれる細菌のバランスが形成され虫歯ができにくいという外部から虫歯菌が入っても繁殖しにくい環境が整う<質問8>寝ている間 常にいびきをかき時に途中で呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群太っている成人男性に多いといわれているが睡眠時無呼吸症候群って子どもなるの?睡眠時無呼吸症候群10秒以上 呼吸が止まった状態が1時間に5回以上か 一晩に30回以上横になった時舌の肉や軟口蓋などが気道を塞いでしまうのが主な原因よく眠れていないため日中 強い眠気に襲われ居眠りや注意力の低下を招く子どものの睡眠時無呼吸症候群扁桃肥大とかアデノイド肥大 肥満が原因と言われている鼻の奥に扁桃腺があるそれがアデノイドアデノイドが鼻の呼吸を障害したりあるいは睡眠時無呼吸症候群を起こしたりする発達の遅れや成長障害を引き起こす可能性もあるお子さんに気になる症状があるときはきちんと専門医で検査を受ける