セミリアイア「晩年」日記

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

全451件 (451件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 ... 10 >

• 病院通い～～日々雑感

  久々というほどでもないが、ほぼ毎日書いていたこの日記も、少し間が空いた。弓の方も、三階射場で、月曜と昨日少し射っただけ。ストッパーの位置を一段階下げて、引き尺を伸ばす。エイミングからの下がり方が、少し改善した。土曜日の夜に、ちょっと具合が悪くなり、月曜にかかりつけに。ちょっと気になる症状があり、まだ少し様子を見て、検査になるかもしれない。そういう年齢なので、これは仕方がない。一応、晩酌は自粛しているが、酒を飲まなくても眠れる。というか眠りが深くなったような気がする。昨夜も９時半くらいには入眠、多分４時くらいまでは目が覚めず、それからぐだぐだして５時に起床。体重も土曜以来、２ｋｇほど減少。ダイエットも考えていたから、これはちょうどいい。この機に乗じて、あと３ｋｇは減らしたい。今朝になって、コーヒーも復活。久々の淹れ立ては、美味しい。月曜日は、この前転倒して以来、左足の坐骨神経症の症状があったので整形にも行った。自己診断と同じ坐骨神経症という診断。薬とリハビリで治療する方針で、かかりつけが一つ増えてしまった。頸椎ヘルニアの主日の時に診てもらった先生で、結局首の専門医に紹介されたが、今回は手術というほどではないので、この先生にお願いすることにした。地元では評判の高い名医で、予約しないと一日かかる。次は１３日。去年から、この際、歯も総点検してもらっているので、歯科医院にも二週に一回くらいのペースで通っている。火曜に行ってきた。４本目の治療で、こちらもまだ半分くらい。二週間に一回のペースで、三つの病院に通っているわけだが、この歳なら、大体こんなものだろう。「仕事半分」の生活でなければ、ちょっと大変だった。今回、ダウンして、仕事と同様、弓の方も少しペースダウンした方がいいかな、と考えた。あまり体に無理をかけない方が、かえって結果もいいように思う。今年は遠征も、去年よりは少なくして、と考えている。「細く・長く」弓を楽しめるようにしていきたい。

  2019.02.07

• ダウン～～日々雑感

  土曜日の夜に急に具合が悪くなり、症状は典型的な急性胃腸炎。何とか寝たことは寝たが、昨日も一日起きられず。お粥と素うどんだけの食事で、どうやら少し回復した。今日は前から予約していた整形に行ってから、午後はかかりつけの胃腸科に行く予定。やはり、年だなあと思う。仕事でちょっと先週は根を詰めたので、その反動だと思う。弓も仕事も年相応にということかもしれない。元来無理はしない性格なので、今日も病院以外はダラダラする予定。

  2019.02.04

• 練習日誌～～順調２８３

  今週はここまで、火曜・水曜・金曜と３回練習。もちろん今日明日も練習予定である。まず、ピープ、ドローレングスなどをいじりまわしたのが火曜だった。課題はセンターに付くエイミング。これはどうやってもダメだったので、水曜に「押して切る」という今までと真逆のやり方を試してみた。これが、なかなかいい。センターにピタリとはいかないが、最後の押しでセンターに向かう感じはある。失敗もあったが、うまくいった時の１０点率はかなり高くなった。それで、昨日、金曜は午前中の１時間半。久しぶりに新しい的を貼って、点取り。３０射で１０点１４本、８点１本で２８３。５８というエンドが２回。満射はゼロ。先週の試合は、６０射で１４本の１０点だったから、１０点率は倍増し、８点は激減したことになる。意識としては、引き手は目いっぱい引き、その時点でエイミングはセンターに。位置は押し手と引き手の両方を使って定める。そこから、カチッと鳴るまでまっすぐ引く。後は、出来る限りセンターに向かって押す。引き手は戻らないように、固定する。最後に、少しだけ引き手の力を借りる。その時点で、ほぼリリースできる。ダメな時は、さらに押し、引く。今までだと、大きく外れる射が出がちな場面だが、それほど外れない。１本の８点も９時の左方向１ｍｍくらいの外し方だった。以上が、改善した射型だが、再現性の精度はまだまだ上がる余地がある。しばらくこの道を追求することにした。

  2019.02.02

• 試行錯誤～～練習日誌

  一昨日、昨日と２時間くらいずつ射場に。とにかくエイミングを真ん中につけたい。今の症状は、①フルドロー→アンカリング→ピーピング（なんだか覗き魔みたいだが、ピープからサイトを通して、的を覗くこと）→エイミングこの段階で心がけているのは、あまり押し手がセンターからズレないこと。最終的には押し手で、センターを固定することはできる。②エイミング→リリースここで下がる。リリースするためには、さらに引く。引くと下がる。しょうがないから下がったところからでも、矢は少し上に行くようにサイトを調節している。ずっとこれで射っていたが、やはりビッタリ真ん中にドットをつけて、それが動くことなく、あるいは動いてもせめて１０点か９点の中、という状態で射たないと、これ以上の向上はないように思われる。それで、いろいろとやってみた。一昨日は、まずピープ位置を少しずつ下げてみた。あまり効果はない。次にドローレングスを伸ばしてみた。ウォール位置とカムの両方。確かにエイミング後、さらに引く余地が、身体の筋肉的に短くなる方が弓は動きにくい。これで、少しは改善した。９点６時くらいにはついて、それ以上下がらないところで発射できる。にしても、下がる。昨日は、そもそも上に、９点１２時くらいで固定してから、最後のドローに入るようにしてみた。すると盛大に下がる。センターを通り越して下がっていく。結局９点６時くらいのところで発射する。前と同じだ。やはりターゲットパニックかもしれない。真ん中につけることを心が拒絶する状態。しかし、前にもっとひどいのを体験しているのだが、それとは違うような気もする。前のは、的に矢が入らないくらいひどかったのだが、今のは少なくとも９点平均くらいには矢は収まる。最後に、引けば下がるのだったら、押したらどうなる？と思って、最後のリリースまでを、押すことを意識してやってみた。なかなか切れないので、リリーサーのトラベルを短くした。これだと少なくとも今までより下がらない。サイトをそのままにしておくと、矢は１２時８点くらいのところに集まる。まだ、ど真中ではないが、少なくともその付近でリリースできる。もちろん慣れていないので失敗もあるが、最後の９射ほどは、すべて１０点の付近に中った。リリースするために、さらに「引く」、のではなく「押す」。今までやったことのない射ち方である。最後に、ほんの少しだけ「引く」力も借りると、リリースはさほど苦しくない。苦しくても、矢は逸れない。どうやら、出口が見えたかもしれない。

  2019.01.31

• 試合でつかんだこと～～試合日誌②

  試合では、昔のように緊張することはまったくなかった。６０射、８点が４本、７点が１本。１０点は１４本。まあ、直近の練習の感じよりは１０点低いが、そんなものかなと思う。試合でつかんだのは、エイミングからリリースまでの間がゆったりと取れたこと。「切れない」という不安はほぼなかった。無理に切ることもなかった。この「間」で射てれば、５０ｍもＯＫだなと思いながら、射っていた。それで点数がこうなのは、エイミングが１０点についていないから、という理由しかない。それをどうつけるかが、インドア後半の唯一の課題だ。ターゲットパニックには違いないが、少なくともメンタルの要素は少ない気がする。どこかの筋肉、関節の動きが足りないのだと思う。仕事は来週から、非常に楽になる。今でも楽なのだが、その三分の一くらいの感じ。課題を克服するには、これ以上ない好条件だ。

  2019.01.29

• 実力～～試合日誌

  昨日の試合。273 275で予選ラウンドをぎりぎりで通過。まあ、アベレージということだ。決勝の初戦は137で敗戦。予選の１回目と決勝の7点が痛かったが、それがなかったとしても、そう大差はなかった。試合で少しつかめたことがあるので、今週はそれを追求したい。３月いっぱいはアウトドアを意識した練習だ。

  2019.01.28

• 何とかここまでは～～練習日誌

  今季インドアの初めの試合は、５２０台だった。３０射２７０という点数が遠かった。昨日の練習は６０射。１０点２０本、８点１本で５５９。５５０という、今季の目標は試合を含めて、何度かクリアした。次は５６０、５７０というところだが、ここは壁が高い。ここにきて、ターゲットパニック的な症状があり、それを持ち越したままの今季最後の公認試合が明日。何とか今の射を射てれば、それでいいと思っている。７時８点くらいにいつもついていてドットが、６時９点の縁くらいにつくようには改善はしてきた。決して１０点を狙ってはいないのだが、それでも狙って１０点に入れるという感覚が少しある。まあ、楽しみの半分は孫に会いに行くことなので、試合は気楽に楽しむことにした。

  2019.01.26

• スポーツ観戦～～日々雑感

  今回の３連休は、試合と練習以外は、大半の時間をスポーツ観戦で過ごした。全豪オープンと全日本卓球選手権。それから、上位が負け続けて興味がなくなってしまったが、相撲。テニスも卓球も昔ちょっとかじった程度で、今は全然していない、というかやっても身体がついていかないだろう。錦織と大坂は驚異的な粘りの逆転で勝ち、凄かった。やはり男子のスピードと技術は、女子のそれとは比べ物にならないが、男女ともトップのプレーヤーは凄い。その一言だ。ただ、テニスは長い。錦織の試合はフルセットの末のタイブレークまでもつれて５時間。もちろん間に昼寝をしたり、相撲の上位戦を視たり、ニュースを視たりしながら、それでもまだやっている。卓球はテニスに比べて展開が早く、勝敗が決するまで３０分くらい。こちらの方がテレビ向きかもしれない。ダブルスもシングルスも準決、決勝をほぼすべて見た。よくスポーツを観て、「勇気をもらった」とか「力をもらった」とか簡単に言うが、そういう気はしない。プロの技量の凄さにただただ圧倒されるだけで、そこから「力をもらう」なんてあつかましい、と思う。それだけ歳を取ったのかもしれないが、スター選手に「同一化」するというセルフ・ディフェンス・メカニズム（防衛機制）、すなわち弱い自己を守り、維持する補償作用が必要なくなるくらいまでは、成熟したということかもしれない。【練習日誌】昨日は２時間、６射ずつ区切って小休止という試合モード。一回目２７７、２回目２８０で、去年より少しはよくなったが、このあたりでまた頭打ちの感もある。今季は５５０くらいまでは、と思っていたが、その段階よりは一つ上がった気がする。うまくいけば５６０は出そうだが、２本に１本１０点が出て、８点はゼロという５７０のレベルはまだ相当遠い。

  2019.01.22

• エイムオフ～～試合日誌

  昨日は、２７８－２８１－２８０。一応今季ベスト。３回目はＳＴＡＮで射ってみた。１，２回目は８点が２本ずつ。３回目はゼロだった。来週の試合はＨＢＣでやってみようかと思う。相変わらずセンターにつけられず、６時か７時の８点・９点の境目くらいを狙っている。これでは毎回エイムオフ状態だ。ひょっとすると一種のターゲットパニックかもしれないが、これを修正している余裕はない。今季の最後のテーマになるだろう。

  2019.01.21

• ８セット　１７－５～～練習日誌

  点取りではなく、３射×３回を１セットとして、昨日は８セット。つまり７２射ということだ。１７は１０点、５は８点。やはり２７５くらいがアベレージという点数だ。８点を射つパターンが次第に固まってきた。なかなか切れない時に、それでもがんばって切る時がほとんど。６時８点。これを回避する方法を、今、模索中。まず、降ろすのが前提なのだが、３射だとせいぜい１回。で、降ろした後、リリーサーをＳＴＡＮに替えるというのが一つの方法。こちらはカチッと鳴ってから、切れないということがない。むしろ速すぎるのが問題で、だからこそＳＴＡＮで３０射は通せないのだが、緊急避難用ならＯＫだろう。１射目で切れなかったら、その回はすべてＳＴＡＮで射つのがいいだろう。より根本的には、切れない時は、ほぼ例外なく狙いすぎであり、顔が突っ込んでいる。だから逆に少し顔を引いて、ピープを遠目にする。そこからもう一度。切るためのイメージは自分の中で作り上げつつあるので、もう、ここからそれほど悪くはならないように思う。明日の練習でこの辺りを、練磨したい。

  2019.01.18

• 転ぶ～～日々雑感

  夜の祭りに出かけ、そこで餅まきがあった。餅が降ってきて、屈んだとたん、仰向けに転んだ。前から痛めていた左足の外側、腰から下の部分に力が入らず、立ち上がれない。屈んだまま、それでも二つ餅を拾って、全部終わってから妻を呼び、抱えて起こしてもらった。少し痛んだが、歩けることは歩けるので、４０ｋｍほど運転して帰ってきた。湿布を貼って寝たが、今朝もまだ少し痛い。二月になったら、仕事がさらに楽になるから、整形に行ってちゃんとみてもらうことにした。基本的に体重を落とさなければならない。あと、７，８ｋｇ。楽な仕事の形態になってからまた少し太った。車は１０ｋｍ/Ｌ台の平均燃費が、１２ｋｍ/Ｌ台に。やはり、高速などの低地走行では１８ｋｍ/Ｌくらいにはなりそうだ。運転も楽で、いい買い物をしたと思った。【練習日誌】昨日は、午前に２時間ほど。一昨日の試合後半ほどではないが、まあ、中る。６回連続１０点があった。意識すべきポイントは固まってきた。押し４引き６の感じでリリースまでもっていくと、わりとすんなり切れる。こういうのは、その人の内部意識の問題というほかない。やっとレフティでもその段階に届いたようだ。今日は実質的な仕事始め。練習は足次第。

  2019.01.15

• 間～～試合日誌

  一回目は８点２本、１０点５本で２７３。いつも通りよくなかった。それで二回目に例によってＳＴＡＮにリリーサーを変更した。これがさらによくなくて、１０－９－８　・　１０－９－７＝５３。やはり、ダメでもＨＢＣで通すことにして２エンドは５６。その後５７－５８－５９と尻上がりによくなり、２８３。一応、今季のベストだった。なにがよくなったかというと、ドローイングしてほぼセンターにつくようなところでさらに引くと、カチッと鳴り、そこから力のバランスを崩さないように押し引きを。すると、適切な「間」でリリース・・・こういう射が多くなった。後は点数ではなく、その「間」だけを考えて射っていた。後半の２エンド目以降は確か８点は１本。１０－１０－１０が４回あった。１０点は１７本という計算になる。この「間」を身体的な記憶として定着させることができるかどうかだ。

  2019.01.14

• おでかけ～～日々雑感

  昨日は、妻の着物道楽につきあって茶会に。亡くなった母が、何枚もいい着物を持っていて、一通り茶道もやっていた人だったので、妻もそうなった。自分は、そういう世界にはまるで縁がないのだが、抹茶の美味しさは分かる。昨日のは、抹茶自体は普通か、ちょっとは上等な方だったが、点て方は下手くそだった。あんなに粉を残しては台無しである。お菓子は美味かった。昼は、なじみのすし屋に。土曜だったので、ランチメニューはなくて、いつものお任せにした。いつもと同じく、美味しいがちょっと高い。なにしろ再雇用給与＋年金の生活だから、そうそう贅沢もできない。しかし、たまにちょっといい服や着物を着てでかけ、美味しいものを食べて帰ってくるのは気分転換にはなる。スーパーに買い物にでかけるのとはまるで違う。長いと思っていた休みも明日まで。あと１年ちょっとは、こういう生活が無事続けばいい。

  2019.01.13

• 押し引きのバランス～～練習日誌

  引くだけのエイミングから、さらに押して、引くというリリースに。今は、もう一歩進んで、最後の押し引きを同時に、かつ同量に、というエイミング→リリースに取り組んでいる。４日の射ち初めから、６日連続での練習。一回に７２射程度、２時間くらい。時間は少ないが、密度は濃かった。今日も同じ程度の時間が確保できればいいのだが、初出勤で、多分退勤は３時くらいになるだろうか。そこから、射場に寄って２時間確保できればありがたい。目指すべき射の方向性は、ようやく固まりつつあるので、後はインドアシーズン、３月までで、いかに精度を上げるかだ。点数や試合結果には目標を置かずにやっていきたい。

  2019.01.10

• さらに押す、そして引く～～練習日誌

  昨日は、７２射。３射×３回をセットとして８セット。その時の中りよりも、射型だけを意識して３回終わったところで、改良のポイントを一つ考えて、次のセットを。途中、バラつきの原因は押し手が不安定であるということに思い至り、フルドローからさらに押す、ということを。次に、押して切るのではなく、最後の押しの後にさらに引く。最後の３射はそれがうまくいった。今日の練習はここから。

  2019.01.08

• 体力～～練習日記

  弓は、そもそもそれほど体力を要しないスポーツだ。息が切れることもないし、それぞれの体力に合わせた調整ができる。強い弓はいろいろな点で有利だが、自分の限界以上に強くすると、逆効果である。おそらく一番必要な筋力は背筋力であるが、昨日の練習で痛感したのは足腰の鍛錬不足。弓に行く前に、孫のおもちゃやベビー椅子、チャイルドシートなどを三階に運んだが、一階から三階まで５往復くらいすると、すでに相当きつい。妻は毎日足踏みをしているが、見習って昨日からやっている。膝を上げて１００歩の足踏みをすると、息が弾み、うっすら汗ばむ。これを１日２，３回は、と思っている。昨日の練習では、後半になるとやはりしっかりと立てていない感じがした。男性の健康寿命は７２歳くらいだというが、健康診断では、大きな問題はない。まず、あと５年、６０台は現役で競技を続けたい。もちろん仕事もそこまでは続けたい。その後は、大きな試合を目標にするというよりは、射自体を楽しむような感じで。できたら、７５歳までは元気に射場にいるのが目標。今日の練習課題は、意味のある射を続けること。ただ、惰性で射つのではなく、いろいろなことを確認しながら、小さな変更を一つずつ試していきたい。

  2019.01.06

• 射ち初め～～練習日記

  ３階射場で５ｍ近射はしていたが、インドア射場は一週間ぶり。一応、安全祈願をして、射ち始める。最初は４時８点。かなりトラベルを長くしたが、まだ切れるのが早い。途中でＨＢＸを試したら、１０－１０－１０が２回。ＨＢＸは慣れてくると、不安定になってしまった。再びＨＢＣに戻して１０－１０－９が３，４回は出た。ＨＢＣも、もう少しトラベルを長くして切りにくくするのがいいようだ。エイミングもセンター付近につくことが多くなった。切れなければ、引くほかない。引けばエイミングが安定するということなのか。今日から、また通常の練習に入る。

  2019.01.05

• 正月疲れ～～日々雑感

  近所の同年代の人たちから聞いてはいたが、子供夫婦がやってきて孫と遊ぶのも、こちらが歳を取るにしたがって、結構疲れるものだ。特別な料理を作ったり、家の散らかり方がすごいので片づけたり、買い物に出たり、ととにかく生活の活動量が多い。結果として生活全体の「消費」もすごい。燃えるごみは２０Ｌのものが５袋、物置にある。カン・ビン・ペットボトルは３袋、今日出せるプラスチック・ビニールは２袋、という具合だ。「正月疲れ」とは、そういうことだろう。ちょっと前なら、それでも今日あたりが初出勤。年の初めから疲労が蓄積する。今は、昨日の夕方あたりから、疲れを取ることに専念し、片づけものは後回しにして、とにかく寝る、食事は残りものですます等々・・・それなりに対応できる。なにしろ休みはまだ２週間近くある。楽しいことの疲れは、すぐに取れる。疲れを取って、また楽しいことに向かおうとする気持ちがあるからだ。今日は射ち初め。これはこれで楽しみである。

  2019.01.04

• 正月終了～～日々雑感

  先ほど、娘夫婦と孫が帰って、明日から日常に戻ることになる。今年の年越しも、楽しく、賑やかに過ごすことができた。孫は昨年１０月以来だが、この時期の成長は早い。家にいる間に、じゃんけんとか隠れん坊とか、いろいろ真似事のようにするようになった。語彙が数日の間に大分増えたような気がする。来年はどんな年越しになるのか。やがては夫婦二人でということになり、最後は一人でということになるのだろうか。そのあたりは考えても仕方がないのだが、どういうことになったにしても楽しい幸せな思い出だけは残るのだから、それでいい。とにかく、楽しい年末年始だった。

  2019.01.03

• 元号～～日々雑感

  「平成最後の～～」というフレーズは、いささか食傷気味だ。どちらかというと、元号反対論者である。書類に年月日を入れる場合は、極力西暦を使用する。平成・昭和・大正などと最初から三択になっていて選ぶ場合は、おとなしく○を付けるのだから、決して過激な反対論者というわけではない。「平成」とはどういう時代だったのか、をテレビや新聞が盛んに取り上げるが、それはバブル崩壊以降の「失われた２０年と震災後」はどうだったのか、というのと同じ話だ。元号が社会を作るはずもなく、社会が元号を作るのだから。しかし、自分の人生が三つの元号に渡ることなど、想像もしていなかった。「昭和」生まれというのは、そのうち自分が子供のころ抱いていた「明治」という大昔のイメージで見られることになるのだろうと思う。「昭和なんてスマホもなかったんだって」「いや、それどころかテレビだって最初はなかったんだよ」「それから、みんな現金を財布に入れていたみたいだね」などということに、どうもなりそうな感じだ。新しい元号がどうなるかについては、まったく興味がない。昭和は西暦から２５を引く。平成は西暦に１２を足す。新しい元号は西暦から１８を引く。面倒だが、元号換算が必要な時は、そうするほかないが、覚えていられそうもない。しかも、西暦年の途中で元号は変わるから、今でも昭和元年は何月から始まったのかもわからないし、平成元年も確か１月だったように記憶するが、不確かである。なぜ、こんな面倒な習慣を残しておきたいのか、理解に苦しむ。「万世一系」などということは誰も本当だとは思っていないが、皇国何年の方がまだましだ。天皇が「国民統合の象徴」というなら、元号は要らないのではないだろうか。もちろん、この現憲法の天皇の規定に、決して反対ではない。「元首」とすべきではないと思うが、かといって天皇制廃止論にも与しない。現在の天皇は、平和な時代を象徴する天皇だった。立派な人間だと思う。自分の仕事に自分なりの意味付けをして、倦まずたゆまず果たし続けた。他の時代は分からないが、おそらく稀に見る素晴らしい人格の天皇であったという評価が定着するだろう。しかし、それと元号とはまったく別次元の話である。

  2019.01.02

• ２０１９の抱負～～日々雑感

  これを書いているのは、実は年末だが、１月１日の予定稿としておきたい。ほとんど読者などいない日記で、自分の備忘録として書いているだけなので、別に予定稿とする必然性もないのだが、やはりそうだとしても、元日の記事にしておきたい。小学生が、年末に宿題の日記の正月分を書きためるような気分だ。１．仕事仕事は今と変わらないが、そのレベルを上げる。このことに尽きるだろう。どんな仕事でも準備が必要で、その準備をさぼらずしっかりやるだけだ。収入的には、年金が減らされない程度、ごくわずかだが、手を抜いてやっても楽しくない。しっかりやれば、その成果は自分で実感できる。幸い、職場の人間関係も良好で、どうしようもない人間もいるのだが、それを指導する立場ではもうないのだから放っておけばいい。いい仲間も相変わらずいる。そのつながりは大切にしたい。２．弓これは、もう競技点数ではなく、楽しむことを最優先に。点数の追求は楽しいのだが、度が過ぎると苦しくなる。そこまでの要求を自分に課さないことが大事だ。練習は、夏場に休養日をきちんと取ること。身体能力を維持するための練習を加えること。ウォーミングアップ、クールダウンをきちんとすること。３．家族家族については、夫婦二人暮らしを健康で楽しく。現在、楽しいのは十分楽しいのだが、これからの問題は健康だ。弓の他に体を適度に使うことを。歩くのが一番かなと思う。妻の健康に気を遣うこと。生活の単位が夫婦なのだから、いろいろなものを増やさず、むしろ整理していく方向で。終活ではないが、子どもたちに、何がどこにあるかはちゃんと教えておこう。子どもたちの家族との交流をできるだけ多く。孫も二人になることだし、会いにいく機会も増えるだろう。息子は遠いのだが、里帰り出産なので、その間は嫁の家も近いので、何日かに一度くらい、生まれてくる孫には会えるだろう。４．その他たまには真面目に、いろいろな問題について論じること。それはここでやっていきたい。特に論じたいのは「教師論」。ブラックと言われ出して２年ほどだが、その職業的特性と人格的変容について。それから仕事や、消費、家族などについての社会論。自分の思想的立場は近代個人主義であり、実存主義だ。それはもう古い思想なのだが、いまさら転向する必然性もない。政治思想的にはリベラリズムであり、現在の日本の政治の方向とは逆ではあるが、来年度からの幼児教育・保育の無償化、その後の高等教育の一部無償化については、条件付きで賛成である。現政権も、ガチガチの新自由主義ではない。保守主義としても、それほどしっかりとした思想はどうもなさそうに思う。それが救いではある。

  2019.01.01

• リリーサー調整～～練習日誌

  インドア射場が閉まっている間、自宅三階の近射で、少し練習している。今日は、弓を車から出し、三階までえっちらと運んで１５本程度。リリーサーのトラベルを少し長くした。半回転ずつ３回。ここまで回して、やっとフェザータッチじゃないな、という感じ。ある程度引かないと、エイミングが不十分なうちに発射してしまうのではないかと考えた。感覚としては、引き手の後ろ方向への飛びが良くなったように思う。実際、１８ｍ先の的を狙った時に、近射と同様に切れるかどうかはわからないのだが、フェザータッチの限界にきている気がするので、トライはしてみたい。といっても、明日は娘夫婦と孫が来るので、年内の近射練習も今日で最後になるだろう。今年一年を振り返ると、自分としては、本当にいい一年だった。選手として復活できた。遠征にも行けた。点数はイマイチだが、そうひどいわけでもなかった。仕事の方も何の悩みもなかった。今は、好きなことだけをやらせてもらっているのだから、それは当然である。息子は、はるか遠くに行ったが、やっと望む仕事に就けた。元気にやっている。娘夫婦の息子、初孫の入院の時も手伝いに行けた。妻も去年よりは健康になった。息子のところに一緒に行けた。いろいろなことに感謝しつつ、今年の筆納めとしようかと思う。【追記】１２月３１日昨日、娘夫婦の飛行機が無事飛んで、到着。孫は２か月ぶりだが、この間の成長はやはりすごい。特に言葉。こちらの言っていることは、ほとんどわかるし、たどたどしいが文も話す。完了形、現在形の区別もできる。今日は、昼前に買い物。頼んでいたオードブルの引き取りなど、いろいろだ。

  2018.12.30

• 仕事・やりがい（４）～～日々雑感

  もう一つ、内田が指摘しているバイトについて。これも、若者の労働観の土台であるという指摘だ。現在の大学生は、すでに大衆化しているが故に、バイトといっても、昔のように家庭教師とかいうものは少ない。塾産業も大きくなり、塾講師のバイトは、コンビニのバイトとさほど時給が変わらない。また、マニュアル化しているという点でも同じである。つまり、個人事業主的な家庭教師ではなく、マニュアル化した接客業が、バイトの多数派である。もちろん、ここでも例外はあり、たとえばマスコミ志望の学生がテレビ局や新聞社でバイトするという話もよく聞く。ＩＴ革命、そして現在のＡＩの波の中で、仕事はデスクワークではなく、人間を直接相手にする仕事、介護、医療、飲食、教育などが中心となっている。その本質はコミュニケーションであり、コミュニケーションの本質は、マニュアル化された対応では、どうしようもなくなった時の臨機応変の対応である。つまり、全体の場を読み、どう言葉を発するかを決定する力だ。その力は、教育の中で養われる。ここも勘違いしている人が多いのだが、社会の中で養われる部分はむしろ小さくて狭い。それはそうだろう。大学で学ぶ教養の領野と、一つの仕事の中で身につけるそれとは比較にならない。高学歴だからといって、社会のことはわからないという批判を口にするのは、仕事という狭い範囲でしか教養の水準を超えていない人たちだ。現代の仕事は、現代の社会と同じようにボーダレス化し、非定型的になっている。そこに対応できるのは、一つの引き出ししかない人ではなく、大きさ・深さはいろいろだが、多くの引き出しを持っている人だ。そうでない人たちは、マニュアル化した仕事、やがてＡＩやＩＴに取って代わられるが、今のところ人間がやった方がコストが安くつく仕事につくほかなく、それは大概は非正規である。そして、その仕事は、ある程度の基礎的日本語の能力がある外国人にもできる。政府が進めている外国人労働者受け入れ制度の見直しの本質はそこにある。言い方は逆になるが、基礎的日本語の能力しかない外国人を仕事の中に組み込んでいく立場の人は、かなりのコミュニケーション能力が必要だ。これは、バイトリーダーのような非正規の立場では無理だと思う。内田樹は１９５０年生まれ。団塊の世代の尻尾。彼の経験してきた労働環境は終身雇用、年功序列システムのぎりぎり最後であり、その視点から仕事のやりがいを論じられても、共感するのはその世代の人たちだけだろう。自分も彼の結論には賛成する。それは、仕事にやりがいなど求めるな、仕事の目的は「生き延びる」ことなのだから、というものだ。ただ、内田がその結論を、自分が育ってきた労働システムの中にいる人に対して主張していることには賛成しない。その結論は、その外の人たち、すなわち、高学歴ではないが故に、非正規の雇用に落とし込まれてしまった人たちに向けて、発せられるべきものである。だとしたら、それを理解する人はほとんどいないことになる。了。

  2018.12.29

• ＋２～～練習日誌

  昨日は、インドア射場今年最後の日で、射ち納め。年末で何かと忙しく、射ったのは４５～４８射くらいだったと思う。１０点と８点の数だけは数えながら射った。やたらと８点が多い。最後の３本までは６本ずつの同数。ここでやめるのも悔しいので、ちょっと予定時間を過ぎていたが、あと３本。１０－１０－９。やっと１０点が＋２になったところで終了。まあ、こんなものだろう。まだ、一番肝心なところが、固まっていないのだが、それがどこなのかが分からない。意識の置き所なのだと思う。今は引き手の肩甲骨と肘なのだが、どうもすっきりとこない。途中いろいろ試したら８点を量産した。ともあれ、今年一年、存分に弓を楽しめたことに感謝しつつ、練習日誌もこれで一年の納めとする。

  2018.12.28

• 仕事・やりがい（３）～～日々雑感

  ３か月で辞めてしまう若者たちが多い、という。特に高卒だと、何割かはそうらしい。大卒でも１年以内、３年以内では、高卒とそう違わない。その一方で、一部上場企業や公務員の離職率は低い。内田は、離職する若者が多い背景に、受験勉強で個人の努力の成果をすべて独占的に得たという経験を挙げているが、それは違うだろう、と思う。なぜなら、統計的な数字は不確かだが、おそらく高学歴であればあるほど、離職率は低いと思われるからだ。簡単に辞めるのは、意にそぐわない就職をせざるを得なかった若者である。あくまでも、一般論で、そういう人が多いだろうというだけの話だが、受験勉強の勝者は基本的に頭がいい。頭がいいということは、物事の構造を把握する能力が高い、ということだ。彼らは、仕事がそもそも共同作業であり、そこでの利益の分配が個人の努力とは必ずしも相関しない構造であることもわかっている。彼らは、年功序列制には大反対だ。しかし、個人の力でその構造を変えるのは無理なことも知っている。機会があれば、成果主義的な報酬を得られる外資系企業などに転職するだろうが、なければそこで我慢しながら、持てる能力をすべて使わず、飄々とすごす術を見つけるだろう。勤続年数が重なれば、それなりの役職に確実につく。一方、受験勉強の敗者は第一志望の就職ができないことが多い。故に最初から不満である。しかし、大学卒であるという点だけは、どこの大学でも同じ資格だから、平等に扱われるべきだ、という思いは強い。構造を把握する力が弱いから、見通しのないまま辞めることも多い。辞めなければ、高学歴の同期に追い越されていく。そこで、また不満が溜まっていく。つまり、自己と職業との間に適切な距離を取れれば、その構造が見えるし、取れなければ見えない。見えなければ、不安だし、不満である。自分は、問題は大学教育の大衆化だと考えている。６０％の人が大学進学する時代においては、もはや大学卒＝高学歴ではない。自分が受験生だったころ「駅前大学」と揶揄されていたところですら、今は私立中堅大学ということになっている。そういう大学や、それ以下の大学を卒業しただけで、特別な扱いをしてもらえるはずがないという簡単な理屈がわからない。以下続く。

  2018.12.28

• 仕事・やりがい（２）～～日々雑感

  確かに、年功序列制という横並び賃金の形態は、別の意味の「不平等感」を生む。同じ仕事をしているのに、若いという理由だけで、雑用のような仕事を押し付けられる。典型的なのは「花見の場所取り」。しかも、ほぼ能力と無関係に、勤続年数で賃金が決まり、できない先輩ができる若手の１．５倍くらいの給料をもらっている。そして、先輩が先輩であるという理由だけで、いろいろと「お説教」をし、些細なミスを批判する。できる若手からすれば「やってられない」。自分も３０代のころは、こんなにいい仕事をしているのに、なぜ無能な同僚と同じ賃金体系の中にいるのか、非常に不満だった。副業が半ば黙認されていた職場だったから、それでかなり補ったりもした。計算はしていないが、給料の他に相当の収入があった。そういう意味では、個人の努力を成果に、別の経路から還元していたといえるかもしれない。そうなってからはあまり不満は感じなくなった。３０代である程度管理的な仕事も任されるようになり、同僚のなかでは早かった。今、トップを退任し、定年後再雇用の身で職場を見ると、定年近くになっても、管理的な仕事をまったく任せられない人間もいる。仕事の質も低い。しかし、賃金的には横並び一線で、新人からみれば２倍近くもらっている。賞与も全体が減っているだけで、率は同じだ。実質賃金が低下を続けている中でのこの状況は、能力のある人間からすれば、我慢ならないだろう。しかし、だからといって簡単に転職はできない。地方なので、そういう意味での流動性は極めて低い。また、自分のように副業がそうそうできる時代ではなくなってしまった。能力の高い人間に任せられる業務に対する「手当」もなくなっている。以下次回。

  2018.12.27

• 仕事・やりがい（１）～～日々雑感

  これは、内田樹が書いていたのだが、「仕事のやりがい」は何かという問いに対して、年長者と若者では、その意味が全く異なるそうだ。年長者は自分の仕事が「社会のため、他人のために役立っていること」をやりがいと感じ、若者は「仕事の成果が１００％、自分の独占的利益になること」をやりがいと感じる、と言う。そんなに極端なことはないだろうと思う。仕事というのは、大体は他者との共同において成り立っている。どんな専門家であっても、たった一人で仕事が成り立つことはない。若者が３年で仕事を辞めるのは、受験勉強とバイトによって労働観を育てたからだそうだ。確かに受験勉強は個人の努力の成果はその個人にしか返ってこない。バイトはモジュール化されていて、いくらでも取り替えが利く。また、予め規定された仕事の領分があり、そこだけをマニュアル通りにやればいい。そうなると、自分の努力が他者の成果となることや、自分に与えられていない部分の仕事をするのは、「やりがいのない」仕事だということになる。だから、すぐ辞める。大筋、内田の論は以上だが、いろいろ考えさせられることが多い。以下、次回に。

  2018.12.26

• ダメな射～～練習日誌

  今日は、かなりハードな仕事で、射場には行ったが、ダメな練習だった。いい射はなかなか掴めないが、ダメな射はすぐわかる。リリースの直前で「抜ける」感覚・・・押し手でエイミングしたときに、なかなかセンターがつかないと、起こりやすい。リリースまでが長くて辛い・・・なかなか切れてくれず、頑張って切るとひどくバラつく。エイミング直前の発射・・・まだ最後の一引きが完了していないと、矢は上に。こういうのがないのがいい射なのだが、イメージでいうと、エイミングされていて、同心円も確かで、もういつ発射してもいい時に、最後の引きの途中で発射。心の準備があるので、押し手も自然に残る。イメージはわかるのだが、どうやったらいつもそれができるかがわからない。明日は今年の仕事納め。結構ハードなので、朝はその準備に追われるだろう。

  2018.12.25

• クリスマス・ランチ

  昨日は、仕事をすませてすぐ退勤。ちゃっかり草木染を着ていた妻を乗せて、ランチ・コンサートに。すごい腕前の女性ピアニストとバリトン歌手の共演だった。食事はオードブルとデザートだけのワンプレートみたいな感じだったが、意外に美味しい。その後で２部構成のコンサート。ピアノソロは、前半、後半で１回ずつ。『木枯らしのエチュード』と、曲名は忘れたが、ハンガリア狂詩曲のモチーフを散りばめたジャズフュージョン。超絶技巧だ。何で、こんなすごい人が地方にいるのかな、と思う。息子がこちらにいた時の、友人のご夫婦の奥様で、まだ若い。タッチの強さと技巧は超一流だ。基本的には今回は伴奏者なのだが、『魔王』などでは伴奏がすごすぎて、歌がかすむ。歌は『ヨイトマケの歌』が印象に残った。他は鑑賞教材にあるような有名な歌曲、ミュージカル映画のヒット曲が多かった。決してダメではないのだが、ついついピアノの指の動きを見てしまう。なにしろ、テーブルはステージのすぐ手前。１ｍ先で弾いている。演奏は２時間たっぷり。軽いものを予想していたのだが、十分に堪能した。いい気分転換だった。今日は３時まで仕事。その帰りに弓の予定。

  2018.12.25

• ７５分の３～～練習日誌

  昨日は、午後ゆっくりと。７５射中、８点３本（１０点１２本）。最初の６０射は、一応点数を。５４９点（２７４＋２７５、それぞれ１本ずつ８点）。８点を射たないことを、練習の目標にしたのだが、３本というのはまずまず。これを、次はゼロにしたい。点数を出す競技なのだから、結局は目標は点数ということになるのだが、あえて、意識はそこにおかなかった。また、１射ごとに１０点を狙うというのでもない。かといって、「引き手の肘を下げない」とかいう身体部分のポイントを、意識の中心にも置かない。「８点を出さない」などという目標は、中途半端・弱気・消極的・具体性に欠ける・・・などなど、ダメダメ感が強い。しかし、やってみると、意外にいい面もあった。もう少し、この目標を追ってみたい。昨夜は、夜遅く、といっても１１時くらいだが、息子と久々に電話で、３０分くらい話した。思った以上に元気そうで、妻と一安心した。ＬＩＮＥだから無料。スピーカーにして３人で。便利な時代になったものだ。今日は、朝一で仕事。帰ってすぐに、妻を乗せてクリスマス・コンサートランチ。好みの演奏スタイルのピアニストとバリトン。イタリアンだから、気の張らない値段だ。

  2018.12.24

• 9km/L～～日々雑感

  買い替えた車の燃費は、大体こんなものだった。先週給油して、走行２７０ｋｍで２９Ｌ。冬道での１０ｋｍほどの通勤がほとんどなので、まあこんなものかな、という感じ。軽油だからレギュラーガソリンよりは２０円程度安い。ということは、レギュラーガソリン換算だと１１ｋｍ/Ｌくらい走るということか。これが、高速になると１５ｋｍ/Ｌくらいにはなるのだろうか。人によっては１８～２０ｋｍ/Ｌということもあるようだ。どちらにしても、冬は基本的には市街地走行のみで、遠征があってもＪＲ＋タクシーにすることにした。やはり、事故の危険度が全然違う。弓も宅急便が楽なのだが、お金もかかるし、それくらいは我慢するか、とも思っている。パネルに平均燃費という表示があるのだが、最近は１０ｋｍ/Ｌくらいになっている。瞬間燃費というのもあって、発進時は２ｋｍ/Ｌとか。やはりゴーストップの多い冬道は、結構燃費もよくない。そう気にすることもないのだが、次の給油で１０ｋｍ/Ｌが出れば、文句なしだ。運転は思ったより楽で、慣れれば駐車場も問題ない。バックカメラはやはり、一度体験すると、これなしでは・・・という機能だ。サイドカメラはそれほど使う必要を感じない。ディーゼル特有のエンジン音も、前も乗っていたことがあり、まったく気にならないし、４０ｋｍ/ｈくらいからは、ガソリン車と変わらない。腰がちょっと痛くなりそうな感じで、シートはあまり気に入っていない。もう少し着座位置を下げてもいいかもしれないが、そうするとボンネットの先端が見えない。大学４年の時、５万円で買った３６０ｃｃの軽自動車、フェローマックスから始まって、これで十何台目かの車になるが、まちがいなく一番いい。日本の車は本当によくなって、ここ１５年くらいは、故障の経験もない。この車は、年金生活も間近なのであと１０年は乗るつもりだ。年収以上のお金を車にかけ、しかも金利の高いローン購入するなんて・・・と昔から思っていて、せいぜいボーナス分くらいの値段の車しか買ってこなかった。そうなると、大半は軽自動車だった。だから、当然今の車が一番、ということになる。ブランドでも何でもそうだが、そもそも自分のソーシャルクラスに合わないものは買わない、持たない、というのがまっとうな生活だと思っている。人の価値観はさまざまだが、年収３０００万くらいの人がロレックスの時計を嵌め、アウディとかレクサスに乗るのは普通だが、年収５００万でそれをやるのはおかしい、というか、何だか非常に貧しい気がする。自分は生まれも育ちも中流家庭、普通のサラリーマン生活で、今も、老後も、何とか無理なくやっていけるかなというくらいなのだから、今の車がまあちょうどいいところだと思っている。たまにほどほどの贅沢ができればいい。今年の練習は、今日を含めて、あと３回くらい。１月遠征に向けて、せめて８点のない、ほどほどの射ち方を見つけたい。

  2018.12.23

• ３６射～～練習日誌

  昨日は、１時間ほど。３６射のうち、８点１本、１０点１２本。押し手を残す意識をやめ、押し引きの張りだけを保つ意識に戻した。一昨日、あれだけ荒れた中りは、それだけで大分改善した。やはり、押し手の動きが乱れていたのだろう。２７０台後半のいつものペースには戻ったが、ここからどう上げるか。エイミングは相変わらず付かないのだが、ドットの上に１０点が見えていれば、それで構わない、と思って射った。切れる前は、さらにそこから下がることもあるが、中りは何とか９点の下で収まる。１０点に入る時は、さらにそこから下がるということはない。何となくだが、やっと、１０点を狙って入れるという感覚に近づいてきた。今日から２６日まで、明日は休みだが、一日５時間ほどの仕事。準備に同じくらい時間がかかるが、それはもう大体できている。そこから、１月に１日だけ出勤だが、１８日の休み。その間、娘夫婦と孫が来て年越しなどあるが、基本的にはゆっきりできる。

  2018.12.22

• ７点～～練習日誌

  昨日は１時間くらい。１０点も多いが、左右にばらつき、７点まで。全部で４本７点。こんなことはめったにない。なぜそこまで外すのかが、最初はちょっとわからなかった。押し手を残そうとしたことで、バランスが狂ったのだろうが、どう狂ったかが分からない。ＳＴＡＮのリリーサーは同じトリガーレスでも、フックの位置の関係で、ちょっとだけドローレングスが長くなる。これだと、左右のバラつきはなくなった。押し手を残すことに意識が行くと、その分押し手が伸び、ドローレングスが不足し、力のベクトルが狂う。それが左右方向のバラつきになる。それで、８時７点まで。理屈は分かった。改善するとしたら、もう少しだけドローレングスを伸ばすか、押し手を残そうという意識を捨てるか、どちらかだ。

  2018.12.21

• スケート～～日々雑感

  子どもの頃の冬休みと言えば、毎日がスケートだった。一周４００ｍくらいのリンクだったと思うが、毎日最低で２０周くらい。滑るうちに足の感覚がなくなってくる。エッジが氷を蹴る音だけが聞こえる。凍てつく向かい風が頬に刺さる。やっとホイッスルが鳴り、「よし、上がりだ！」という先生の声が響く。ほっとして、最後の一周を軽く流す。スケート部というのがあったわけではない。だが、みんな小学生かそれ以前からスケートをしていたので、初心者はいない。５０秒ちょっと・・・４００ｍのタイムはそんなものだった。それでも当時の日本記録が４１秒くらいだったから、時々地区の大会で入賞くらいはしていた。別に、スケートが好きだったわけではない、というか、嫌いだった。他に冬の戸外スポーツはなかった。スキーは、平野なので坂もなく、道具はあったが、これは自分の感覚では「子どもの遊び」だった。勤めてから、ちょっとスキーにはまったが、まあ、下手くその部類である。急斜面では、雑巾を縫うように降りるしかない。妻とよく出かけた。子どもたちを連れて、小さな車の屋根にスキーを積んで、という時期もあった。ちょうどブームのころで、あのころはみんな車にスキーラックを付けていた。３分くらいで降りてしまうファミリーゲレンデのリフトは３０分待ちが普通である。今は、冬といっても、もっぱらインドア１８ｍ。しかし、道具やウェアーを全部借りてもいいから、一度くらいは、ゲレンデに出かけたいような気もする。スケートは、もういい。

  2018.12.20

• 残心～～練習日誌

  昨日は１時間ちょっと。フォロースルーのことを昔は弓道にならって、「残身」と呼んでいた。射った直後に、押し手は的方向に向かい、引き手はその逆に向かって飛び、そのままの姿で２秒ほど残る。昨日は特に押し手が残るよう気を付けた。弓の重さが弓道ともＲＣとも違うので、射の直後、押し手は下がる。もはや矢は放たれたのだから、押し手がどうなろうが、何の関係もないという考え方もある。自分もそう思っていた。しかし、よく考えてみると、押し手を下げないように残そうという意識は、射の前から始まっている。ということは押し手を保とうというだけでなく、少し持ち上げようという意識に、射の前はなっているはずだ。それはエイミングが下がるという課題に有効ではないかと考えた。実際、下がり方が今までよりは改善した。なおかつ、押し手を残そうとすれば、弛んでいてはダメなので、張りも強く維持できる。その意識を持ってからは、６時８点がなくなった。ＨＢＣの８点はここがほとんどである。フォロースルーのために、もう一つやったのが、的を見続けることである。射の姿勢のまま、的を見続ける。両腕以外はその姿勢を維持したまま、次の矢を番える。「残身」は「残心」に支えられている。今週は明日もう一回。土曜日はイレギュラーな勤務があり、練習できない。日曜日はフリー、練習可能。月曜日はクリスマスランチコンサート。２６日までイレギュラーな勤務だが、２５日、２７日は何とか時間がとれそうだ。そこからは射場閉鎖で、明けて１月４日、射ち初めとなる。今年の練習も、最大であと４回だ。

  2018.12.19

• まどろみ～～日々雑感

  カントは「独断のまどろみ」から覚醒して、「認識が対象をあるがままに捉えるのではなく、対象が我々の認識の形式にによって構成される」という「コペルニクス的転回」を成して、ドイツ観念論の基礎を築いた、と言われる。凡夫としては、朝のまどろみほど気持ちがいいものはない。今朝は２時半頃もう目が覚めたが、その後、うつらうつらと何度もまどろみ、結果としては６時半の起床。カントと違って、何も「転回」はしないのだが、せめて今日の練習で、新たな「展開」があればいい。今週から来週までは仕事もちょっとハードで、昼間はまどろんでもいられない。

  2018.12.18

• ＨＢＣ＞カスケード～～試合日誌

  昨日の試合で確かめたかったのは、大昔のカスケード。カスケードはこれまで５台ほど使っていた。一台一台、微妙に違い、しかも調整ができない。持ち出したのは最初期のころのもので、押してから離れるまでが速い。土曜日の練習で１０－１０－１０や１０－１０－９が連発だったので、ひょっとしたらいけるかも、と思ったのである。しかし、結果は２７１－２７７。８点が５本と３本。ほとんどが狙いがちゃんとつかないうちに離れてしまう、いわゆる「暴発」気味の８点だった。２回目も、最後のエンドが５８で、何とかここまで。３回目は、やはりカスケードはダメだと見切りをつけ、ＨＢＣに替えて、２８０。５６－５５－５５－５６－５８。１エンド目に８点が１本。このくらいが、ぎりぎり最低の射であることが目標なので、まあ、今年最後の射としてはよかったかなと思う。最後の３射が１０－１０－１０だったのも、終わりよければ・・・という感じがして、自分としては久しぶりに快哉。９－９－９なら、２回目と同じだから、何とか１、２本は１０に、満射なら２８０だ、と思って射ったので、気分がよかった。まだ、射場では数回練習できる。ドローレングスもようやくこれで、という感じだし、無理にセンターにつけず、下についてもいいから、矢筋を通し、同心円の上下左右を保てるように射つ・・・ここまでは何とかできるようになった。今度は、フォロースルー。まだ、弓が飛び出た後の一定性が足りない。ここも最初は意識しないと、できるようにならない。年内の課題としたい。夜は忘年会。久々に酔ったが、今朝はアルコールもすっかり抜けて気分良し。

  2018.12.17

• 年賀状～～日々雑感

  定年後は、年賀状の枚数をかなり減らしている。もちろん義理で出すようなことはしない。出したいと思う人たちだけに出しているのだが、その中の何人かから欠礼状もいただいた。そういう年回りなのだ。郵便局でも、局員の無理なノルマはなくなったと聞いた。ちょっと前までは自分で買って、それをチケットショップに持ち込む人が、たくさんいた。おかげで、こちらは市価より数円安く買えたのだが・・・１２月から始まったＴＶのＣＭも今年は回数が減ったのではないか。内容も何となく空疎で印象が薄い。「平成最後の・・・」というフレーズもあちこちで使われすぎで食傷気味である。おそらく年賀状文化も自分たちの世代までかな、と思う。団塊ジュニア以降の世代は、完全にそこから離れたところにいるような気がする。正規で働いていても、上の世代に挨拶状の一種として出すくらいだろう。おせち料理も、最近はネットでの購入が普通で、デパートに予約を入れたりする人も少なくなったようだ。我が家は、なじみの焼肉屋と中華料理店のオードブルと蟹すきというのがここ最近の定番だったが、今年は孫のアレルギーで、蟹はダメ。すき焼きに変更する。蟹より高くつきそうだが、まあ、年に一度のことなのでいいか、と思っている。そのほかに、黒豆とか定番のおせちをいくつか。今日は今年最後の試合。ダメもとで試したいこともある。点数にはこだわらず、試合を通してやってみたい。

  2018.12.16

• 忘年会・新年会～～日々雑感

  今年も段々残り少なくなってきた。仕事も、弓もあと２週間ほど。年越しは、娘夫婦と孫、息子夫婦のご両親、ついこの間帰って来た里帰り出産の息子の嫁、以上８人が我が家に集まる。もう７年目か８年目の恒例行事になっている。息子は、遠いのと仕事の関係で来られない。正月休みで帰るのは無理だろう。この時期は、いくつか忘年会、明ければ新年会があるが、一年に一度くらいなら大人数（でない場合もあるが）で、宴会というのも悪くない。職場では、そういうのには一切出ないという人もいる。帰属欲求は、人間の基本的欲求なのだが、ある種の人間は帰属する組織が、自分が思う通りに評価されないなどの理由で気に食わないと、帰属そのものを否定しようとする。否定しても、帰属していることに変わりはないのだが、少なくとも帰属感を維持し、あるいは高めるような親睦的行事には、参加しない。あんな連中と宴会なんて冗談じゃない、といったところなのだろうが、そこに帰属せざるを得ない状況であるという自覚がなく、といって評価され承認されることもないのが哀れで滑稽だ。フラストレーションがたまることだろう。これは人のことではなく、２０年くらい前の自分のことだ。バカと酒を飲むにはまっぴらだと本気で思い、しかし食べるためにはそこに居続けざるを得ず、でも忘年会なんかいかないという態度で何かを表明する。いや、自分の場合は単に面倒だったからだ。自分が嫌なのは、バカなのにその自覚がなく、自分には能力と教養があると思い込んでいる人間だ。２０年前くらいは、そういう人間がトップにいて、周りもそんな連中ばかりだったので、参加しなかった。そういう人間が定年でいなくなってからは、参加している。それほど人間の許容範囲はせまくないつもりだが、よほどひどい人間が多かったのだろうか。さて、この歳になって、その他大勢として忘年会に参加できるのは、とても気軽でいい。そもそも人の半分以下の時間しか働いていないのだから、文字通り末席を汚している身である。といっても職場の忘年会は、自分がトップになったときに席は管理職を含めてすべて抽選に、ということにしたので、末席も何もないのである。ほどほどに飲んで、食べて、好きなことを話してくればいいのだ。

  2018.12.15

• 裁量労働制～～日々雑感

  一連の「働き方改革」法案の審議で、野党が最後まで反対したのが、「裁量労働制」の導入である。一部の職種、例えば大学教員などでは、すでにこれは導入されている。大学の先生で、講義にしか現れず、後は自宅の書斎にこもりっぱなし、という人が昔はよくいた。あれも、研究は自宅でもできるし、それで徹夜することもあるのだから、勤務時間に縛られるのはかえってよくない、ということだったのだろう。まあ、それをいいことに、週３，４回の講義だけで、たいした研究もせず、結構な給料を得ていた人もいるから、世間は僻むことになる。それをサラリーマンにまで拡大しようというのが与党の案だった。年収の上限を決めているから、普通のサラリーマンでは考えられないというが、野党はやがて年収上限を下げて「残業代ゼロ法案」になるから駄目だという。自分も２年前までは、労働時間規制の対象外だった。名目的には自分の裁量で出勤も退勤も決められるということだが、実質的には、最低朝８時から夕方６時半までは必ず職場にいて、休日出勤も何の手当もつかず・・・という状態だった。自己裁量の余地がない裁量労働制である。立場が変わった現在は、ある意味でやはり裁量労働であり、決められた時間に決められたことをすればＯＫで、それは週１０時間程度。それで週２０時間の労働時間を満たしたことにしてくれる。年間労働時間は多分３００時間を切る。正月休みも２０日くらい。それで雀の涙ほどの、つまり年金の減額がない程度の給与と社会保障がつく。まあ、それはしょうがないことで、もはや働くことの第一義はお金ではない。息子も大学教員で裁量労働制だが、こちらの方は科研とか査読論文とかいろいろと忙しく、普通の働き方に換算すれば、相当な残業をしていることになるのだろう。まあ、好きでやっているのだから、それはいい。娘は、専門職で普通の５倍くらいの時給で、週にやはり週１０時間くらいバイトをしている。たまに勤務先が忙しくなると、倍出すから来て、というリクエストもあり、働く時間の割には稼いでいる。腕はいいらしい。子育てと両立している。裁量労働制の議論で抜け落ちているのは、労働価値の問題だ。仕事の能力が高い人間なら、裁量労働制はありがたい制度である。職場で無駄に時間を費やさなくていい。さっさと仕事をして、さっさと帰っても構わないのだから。そもそも「労働時間」という考え方は、工業社会の考え方で、そこで想定されているのは工場労働者だった。今は、飲食産業、医療、福祉なども入るだろう。とにかく決められた時間はそこでマニュアル化した仕事をこなさなければならない。こういう職種で、サービス残業がまかり通っていることはけしからん問題である。研究職などの専門職は、労働時間について自分で裁量できる方がいいに決まっている。もしサラリーマンの世界でも、仕事のできる人間は朝礼などのくだらない社内行事は免除され、仕事の一週間か一か月単位のノルマをきっちり仕上げればそれでいいというのであれば、裁量労働制は歓迎されるだろう。歓迎しないのは、部下をいつも手元に置いて見張ることがマネジメントだと思っている無能な中間管理職や、職場にいるだけで仕事をしていると思い、昼間にサボって夜に残業して手当てを稼ごうとするサラリーマンだろう。つまり、仕事自体で自己実現をすることができず、従ってできるだけ少ない労働時間でできるだけ多い賃金を得ようとするだけで、自分の仕事の質を上げようとは考えない労働者が、裁量労働制には全力で反対するのだ。その反対の上に労働組合は成立している。ＡＩが、現在の仕事の半分を奪うというショッキングなレポートがあったが、それは「時間単価ーマニュアル化された労働」という次元の話ではないかと思う。

  2018.12.14

• 視力～～日々雑感

  今朝は、車から弓を取り出し、家でピープ調整をした。老眼が進み、ちょっと暗いと、的が見えにくくなる。それにピープの向きがまっすぐでなく、斜めになっているのが加わると、狙いにくくてかなわない。ピープ調整もいちいち簡易的な装置で、弓を撓ませてしなければならないので時間がかかるが、要領を覚えてしまえば、一発で理想のピープの向きに調整できる。ひょっとすると高さにまだ調整の余地はあるかもしれないが、それは射ちながらする方がいいし、簡単だ。

  2018.12.13

• 点と線～～練習日誌

  昨日は退勤後２時間程度。ゆっくり、試合でつかんだものを確かめながら射つ。途中６０射の点取りをしたが、２７７－２７４＝５５１という平凡な結果。やはり、ダメなエンドがあり、９－８－８が一回、９－９－８が二回。その前後に１０－１０－９とかがある。１射ごとに何がダメだったのかは考えるが、どうもそれだけでは改善しないような気がした。少なくとも３射、あるいは６射を見て、共通する傾向をつかまないと。つまり、「点」ではなく、「線」で自分の射を考えてみる。明日は、ちょっとそれを意識してみたい。

  2018.12.12

• 「統合性ー絶望」～～日々雑感

  エリクソンのライフサイクル説では人生を乳児期～老年期の８段階に分けて、それぞれの発達課題とそれが達成されない場合に陥る状況を示している。極めて単純化された構図だが、いわゆる発達心理学の古典で、現在でも一定の有効性を持っている。一番有名なのは青年期の課題である「アイデンティティの確立」。それが達成されない場合、「アイデンティティの拡散（危機）」に陥る。人生のスタートである乳児期の課題と未達成の心的状態は「基本的信頼ー不信」となっている。課題といっても、乳児がそれを自分の力で達成できるわけもない。要は親の愛情の問題だ。ここで躓くと、その後の人生は辛い。さて、自分は今、「老年期」にいるのか、それとも平均寿命が伸びたから「成人期」というべきなのか微妙だが、反アンチエイジングの自分としては「老年期」と思っている。「いつまでも若い」ということは、エリクソン風に言えば、いつまでもアイデンティティが確立せず、「自分探し」とかほざいている変な老人ということになる。成人期の発達課題は「世代性（生殖性）」である。おそらくエリクソンのイメージは、結婚して子どもに恵まれ・・・という４０代くらいの成人のことなのだろう。寿命が伸びた現代では、その子どもたちも結婚し、孫がいて・・・ということになるのだろうか。それが達成されない場合「停滞」に陥る。老年期の発達課題は「統合性（完全性）」。つまり、自分の歩んできた人生を受容し、一定の財産を築き、周囲から尊敬を受け・・・というイメージだろう。そしてそれが達成できない心的状態は「絶望」。まあ、年を取れば、人生をやり直すことなどできないのだから、青年期以来の発達課題が達成されていなければ、「絶望」しかないというのは、身もふたもない話だが、一面の真実ではある。ただし、エリクソンがこの理論を考えたのは、自身が前成人期、つまりばりばり仕事ができていた時で、老年期の彼が、それをどう考えたかは分からない。井上陽水に『人生が二度あれば』という名曲があるが、あれも若い感性には響く歌詞だが、自分が老年期を迎えてみれば、あんな嘘っぽい歌詞はないなぁと思う。「統合」と呼べるかどうかは分からないが、ほんの腰かけのつもりで就職し、その職場にもう４０年近くいる。いろいろな役職を経験し、最後の数年は管理職も務め、そこそこの年金を支給され、預貯金もある。一線を退いた後は、名目的には週２０時間の嘱託的な立場で、実質的には週に１５時間くらい、好きなことだけやらせてもらっている。それも来年度で一区切りだろう。子どもたちもどうやら一人前で、孫もできた。たいした人生ではないが、自分ではこれでよかったかなという思いは強い。少なくとも「絶望」はしていない。能力に余るようなことはしてこなかったし、これからもしないだろう。そこにわずかの悔いはあるが、いまさらしょうがないことだ。弓もこの年になって、１５年前くらいの、自分としては一番よかったころの点数が出せるとは思わないが、今の目標点数はある。インドアなら５７０点。５０ｍ７２射なら、６７０点。結構自分には高い壁だ。今日は退勤後、練習予定。前回の試合でつかみかけた矢筋を通した射を追求したい。

  2018.12.11

• 予想外～～試合日誌

  昨日の試合は、練習では全然ダメだったこともあり、多分、今季最低記録更新だろうなと予想していた。前日の練習では、最後に５９が出たが、試合じゃこうはならないんだよね～などと言いながら終えたのだった。プラクティスは９－７－Ｍ。予想通り、ひどい。本番は２７８＋２７９＝５５７で、予想外の今季最高点。６０射中、８点は３本だから１０点は２０本ということになる。矢はＦＡＴＢＯＹ、リリーサーはＨＢＣ。ドローイングの途中で「カチッ」が２，３回あったが、気にせず引いた。中りがよかったエンドでは、意識をピープの径とレンズサイトの外径の同心円が保てるように引くことだけに集中して、ドットがやや下につくことを気にしなかった。結局、エイミングを意識せず、矢筋を通して押し手と引き手の力のベクトルが一つになるようにしたことがよかったのだと思う。リカーブのころは、エイミングは本当に大雑把についていればいいという感覚で、それよりも矢筋を通してクリッカーを切ることに集中して、それなりには中っていた。それと同じことなのかもしれない。求められる精度がＣＰではまるで違うのだが、結局、アーチェリーは「再現性」、つまり同じ動作を正確に繰り返す能力の勝負なのだ。ドットがセンターにつくというのはその中の一要素ではあるが、すべてではない。そこが例えば１０点中７点であっても、他の要素の再現性が高ければ、カバー可能ということなのだろう。もちろんドットが真ん中につくことは望ましいが、そこだけを追求するとかえって悪い結果になる。今季の練習は、射のバランスと矢筋をテーマにして、エイミングに関してはアバウトでいいことにしようと思った。あと年内の試合は一回。

  2018.12.10

• １８４５～～日々雑感

  今度買った車の幅。今までが軽規格だから１４００。いっぺんに５０ｃｍ近く広くなると、さすがに運転感覚がまるで違う。全長も１ｍくらい長い。まだ、勤務に一回と、練習に一回乗っただけだ。長さの方はもう慣れたが、一番の問題は駐車。家は玄関前で、これは広いので何とかなる。今日の試合は体育館で、そこはスペースがやや狭い。明日は歯医者で、そこはかなり狭い。バックモニターと左側のサイドモニターがあり、それを見ながらそろりそろりとやるほかない。とても便利な機能だが、慣れるまでは時間がかかりそうだ。今のくくりでいうとＳＵＶだが、車検証の車種はステーションワゴン。この車種に乗るのも２５年ぶりくらい。前のステーションワゴンは７人乗りだった。子どもがまだ小さく、自分たち夫婦、両親と子ども二人を乗せたこともある。その車以来のステーションワゴン。その時のセールスは今は店長になっていて、それ以来のつきあいである。もうどの車、というのではなく、車はこの人から買うという感じになっている。そういえば前の７人乗りもディーゼルだった。今回は二度目のディーゼル。しかし、音は全然違う。エンジンスターターでエンジンをかけると、前のは家の中でもディーゼル特有の結構なエンジン音が聞こえ、早朝はご近所にもちょっと気を使った。今のはまったく聞こえない。ガソリンエンジンの音とほぼ同じだ。それで思い出したが、弓を再開したのもちょうどそのころだった。そうでなければ早朝にエンジンをかけたりしない。弓ももう２５年くらいになるということだ。しかし、こちらの方は車と違って、たいして技術の進歩はない。いや、道具としての弓自体はどんどんよくなっているが、使う側の話である。必要なオプションはほぼずべて付いていて、ＥＴＣは前の車から移設した。新たに付けたのはドライブレコーダーだけ。結構な値段だったが、一番いいものを付けた。万一の事故の時を考えてのことである。最近はあおり運転のニュースも多い。もともとセンターラインはみ出し警告、誤発進制御、衝突回避機能などはついている。燃費も街乗りで１３～１５ｋｍ、高速を含む長距離ドライブだと１８～２０ｋｍくらいは出るらしく、軽油はガソリンより２０円ほど安いから、今までの軽よりもむしろ安くつく。往復６００ｋｍくらいなら、給油なしでＯＫだそうだ。ひょっとするとこれが最後の一台、ということになるかもしれない。まあ、できれば７５歳くらいまでは健康であちこち弓の試合に行くことが目標なので、そうなると、あともう一台、ということになるだろうか。

  2018.12.09

• 何歳まで～～日々雑感

  年の終わりが近づくと、ここ数年は、何歳まで元気でいられるかな、と考える。仕事は一昨年で一区切りだったが、本当にそうしてよかったと思っている。そうでなければ、今ごろどこか体を悪くしていただろうと思う。元来、怠け者で、仕事人間とは遠いところにいた。バブルのころ、２４時間働けますか？というＣＭがあり、バカじゃないかと思った。栄養ドリンクを飲んでまで働くなんてどうかしている。今は、年間で慣らせば、週２０時間に満たない仕事だが、もともと自分の苦にならないことなので、ちょうどいい。たまに忙しくなり、一日８時間も職場にいると、ひどく疲れる。あと来年度の１年は、この形態で仕事をすることになりそうだ。来年は、年金のフル支給ということになる。今の給与と合わせての生活になるので、預金の取り崩しはしなくてもよくなりそうな気もするが、そううまくはいかないだろう。何しろ、支出が多い。問題は再来年度で、たぶん非常勤での仕事になるだろう。給与面はいまの８割程度。仕事は変わらない。ただ、国保に移行したり、年金からも取るものはしっかり取られたりと、額面通りの収入があるわけではない。そうやって、できればさらに５年は働きたいと思う。生活するために稼がなければならないわけではない。そうではなくて、これをやめてしまうと、生活がつまらなくなると思うのだ。どちらにしても、健康でなければかなわないことなので、弓の他に、散歩か、水泳でもしてみる気にもなっている。

  2018.12.08

• 何とか乗り切る～～日々雑感

  昨日は、久々に８時間勤務。以前なら、８時間で上がれてラクな一日なのだが、今はこれが結構きつい。やはり、段々働く体力が落ちている。いろいろな特殊事情があってのことで、例外的な一日だったので、何とか乗り切った。今日は午後から２時間程度。いつもの楽な一日に戻る。といってもこの時間に起きて、来週以降の年末の仕事の準備などをしている。午前中に納車予定。ちょっと練習してから出勤の予定。【練習日誌】昨日は、３０本弱くらい。なかなか１０点を狙って入れるところにはいかないが、どうやら設定も落ち着き、黄色の中には大体入る程度には回復した。リリーサーは結局ＨＢＣに戻ったが、途中でカチッと鳴ることが時々。構わず引いても暴発はなく、むしろいい射が多い。おそらく、カチッの後に筋肉が緊張してしまうのかもしれない。意識としては、矢筋を通すことをエイミングの前後に心がけるようにしている。

  2018.12.07

• 体調不良～～日々雑感

  さっき、書きかけの駄文をあげたが、今週はちょっと仕事も忙しく、体調が今一つよくなかった。練習はしていたが、あまり根が続かず、中りもひどい状態が続いている。忘年会シーズンで、今期は３回。まあ、声がかかるのは幸せというものだが、どうも億劫ではある。年末まで、自分の基準では公私多忙。練習もなかなかできない。今年はちょっと例外的だが、年末からは３週間程度の長期休暇となる。英気を養う予定。

  2018.12.06

• 消費増税～～日々雑感

  来年の１０月からは、１０％になるようだ。「消費者」としてはありがたくない。しかし、自分のアイデンティティが「消費」にあるのかというと、決してそうでもない。まあ、セミリタイア以後は、使うお金がずいぶん少なくなったということもある。複雑化し、孤立化した現代人は、仕事が社会に何らかの意味で、役に立っているとは、非常に思いにくい状況に落とし込まれている。コンビニのレジでバイトする若者や外国人で、この仕事が社会の役に立っていると実感している人はどのくらいいるだろう。内田樹がどこかで書いていたが、現代人は、結局、労働の対価である収入の多寡でしか、仕事の意味を実感できなくなっている。その裏返しが「消費者」というアイデンティティだ。たくさん稼いで、いいものを買う・・・そういうことにしか、自分の存在意義を見出せなくなっているのだ。こんなことを書くのは、消費税を上げておいて、キャッシュレス化を同時に進めるために、カード決済のポイントを５％つけます、というような愚にもつかない政策が実現しそうだからだ。自分もほとんど現金決済はしない生活だが、それがスタンダードになり、現金で物を買うのが例外ということになると、大変なことになりそうな気がする。まず、フローとストックのどちらも豊かとはいえない人たちが、この流れについていけず、ますます貧困化する。通帳さえ持てない人は結構いるのだ。ある程度のストックはあるが、フローは少ない年金生活者は、キャッシュレス社会についていくために預貯金を切り崩すことを躊躇するだろう。カード決済ができなるなることが、貧困への第一歩だからだ。ストックはまだ十分ではないが、フローは確実にある現役のサラリーマン世代は、個人ローンのターゲットとなり、住宅などの過去の大きな消費のために働き続けなければならなくなる。つまり全体として、カード決済の５％のおまけにつられて、「消費できない人」「消費しない人」「大きなローンを抱え続ける人」に、三極化していく。結果として、「消費者」としてしかアイデンティティを持ち得ない日本人のほとんどが、それを得られなくなるだろう。人口減少社会の中で、無理に成長を求める政策が、アイデンティティ喪失という荒廃した精神状況をもたらす。そういうところから、「半分」だけ抜け出して生きるのが、自分の生き方だ。仕事は、誰かではなく、顔の見える相手の役に立っている。フローは少ないが、ほどほどの贅沢はしている、といってもクリスマスにちょっとしたコンサート付きランチに行ったりするのが関の山なのだが。家族とも仲良く、楽しく、困ったときはできるだけ助けて、というようにやっている。自分のアイデンティティはそこにあり、いまどきそれをプチブル（小市民的）と批判するマルキストもいないだろう。家族、職場、近隣・・・そこでの顔の見える人間関係こそが自分のアイデンティティの中核であり、いきなりそこを飛び越して、匿名性の中にアイデンティティを求めようとは思わない。

  2018.12.06

• リアル２７０～～練習日誌

  全然ダメだった。ノッキングポイント、ドローレングスなど、ここ２週間ほどでいじった設定を、すべてご破算に戻した。今日は、１２時まで軽く練習の予定。帰宅したらごろごろマラソンか、バドミントンでも見ながら過ごすことにする。最近、夜中に目が覚めて、今一つ調子が悪かったが、昨夜はぐっすり。体と頭の疲労度のバランスが悪いと、不眠気味になる。

  2018.12.02

全451件 (451件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 ... 10 >