発達検査の結果
まだ、記事にしていませんが、1月29日に行った発達検査の結果を早くも入手しました。新版K式。DQは125です。この検査は 姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の3領域にわかれていて、姿勢・運動 のDQ=68認知・適応 のDQ=101言語・社会 のDQ=147でした。姿勢・運動は目を見張る低さでしたが、これは、「片足ケンケン」が未だにできないためです。何か特別な練習をさせるべきなのかうーーん。やや不器用とは思いますが、粗大運動も、手先の運動も特別なケアが必要なほどへたくそではないと思っているのですけれどね・・・姿勢・運動が足をひっぱっていたことを思うとDQの高さは予想通りというか予想以上でした。==検査の結果は、数値だけだと思ったら、詳しい「総評」がついていました。むしろ、この「総評」こそが、息子の人物像を語るのに重要だと思います。初めてお会いした心理判定員の方でしたが、的確な表現に感心しました。こんな感じです。<総評>発達指数からみる発達の全体像としては、標準を上回る結果であった。しかし、発達の各領域によってアンバランスさが目立つ。例えば、姿勢・運動面ではケンケンが不通過で3歳程度であった。一方言語・社会面では最低でも5歳以上で、数操作(算術)においては9歳程度の力を有していた。そして、認知・適応面では、教示に従うことが苦手な特徴が特に反映され、模倣に関する課題では3歳程度の力しか発揮できていない。それに対し、視覚的短期記憶に関する課題では8歳程度の力を発揮していた。このように各知的・発達領域によって非常にアンバランスな様相が伺えた。本児の発達の様相を個人内で概略化すると、視覚的および聴覚的記憶力(非常に強い)、数操作(非常に強い)、立体的および平面的図形の認知(弱)、単語レベルおよび長文での言語表現力(強)であろう。しかし、こうした特徴は有しているものの、教示に従う力が弱いだけではなく転導性が激しい精神的傾向もあるため、本児の気乗りや精神状態、疲れの程度などによっては、持ちうる力を充分に安定して発揮できないこともあると推測された。本児の特徴をふまえると、できるだけストレスを与えないように配慮が必要かもしれない。その上で食事時やことばの教室での課題に取り組む際などある特定の場面では明確に構造化した関わりを続けながら、徐々にストレス耐性や教示に従う力を養っていければ、発達のバランスを整えることにつながるかもしれない。=========発達検査時の一問一答(珍答多数)は、また別にアップしたいと思います。