どこまで続く 今の生活
息子が、主治医のいる医療機関で「大雑把な診断」をうけてから2年がたちます(「大雑把な」、というのは、主治医の診察が受けられたのは5月で2006年3月に、別の医師による診察をとりあえずうけたからです)私達に当時知らされた診断名は「軽度発達障害」でしたが渡された資料は「アスペルガーとは」で、のちに盗み見たカルテにも大きく「アスペ」と書かれていました。最近、発達検査をうけ、息子の特徴は「アスペ」のそれから感覚過敏と極端な不器用さをひき多動の特性を混ぜたものということがほぼ判明しています(LDがあるかどうかは、小学校にはいってみないとよくわかりませんが・・・)2年間両親で療育に打ち込んできて、最近いだく感想は「息子はたしかに成長したけど、生活はちっとも楽にならない。それどころか、息子への対応は、日々困難さをますばかり」です。何かがまちがっているのでしょうか?あるいは似たような特徴をもっているお子さんの親御さんならどこでもそうなのでしょうか?困難の原因はわかっています。自分の頭で考え、記憶力もわるくない息子を説得するのに、こちらがますます知恵を働かさなければならなくなってきていること。力づくでの制御はもはや不可能なこと、などです。5,6歳児の知恵と言語能力(発達検査の結果を信じれば)5歳児並みの体力(息子は大柄です)と2、3歳児程度の社会性(息子は、ちょうど”自己主張期”なんでも「自分で」やりたがります)が同居している状態のなんと制御しにくいことか!!!体力の部分を除けば、これがまさに「アスペ君」なのですが。このアンバランスさに起因する、なんとも対応が難しい部分は知能と心の発達が頭打ちになる10代半ばまではつづくということか・・・