再校正
２００５／０５／１２ giovediいつまでたってもこういう作業は苦手。ベテランで、まめなKrさんと組んでるのでヤレヤレだけど。私はいつまでたってもベテランにはなれないな～。「小説新潮」テープ４巻「歴史読本」テープ３巻合計１０人の人が読んで、１度校正の済んだものを、間違いなく直っているか二人でチェックする。１５日に図書館が全国の利用者に向け発送するので、もし今日の再校正で直しがでたら、殆ど即日に直さなくてはならない。今朝も、出掛ける予定があるが、連絡来るまで待っているのでなるべく早く聴いて欲しいと、電話をくれた人がいた。１番に聴いたが、２０カ所近い指摘箇所が無事直っていたので、３０分後にはＯＫの連絡できた。普通は、問題なければ連絡しない。だから、逆に読む立場になると、この再校正の日が、１番いや。ドキドキしながら、全部が終わったであろう時間まで自宅待機。万一連絡があった場合には、直ぐに駆けつける用意をしていなくてはならない。これを言うと、他の人から「再校正なんて出ないようにすればいいじゃない」と言われるが、そそっかしい上、人間は必ずミスをするものと思っている私は、どれほど慎重に何度も自分で聴き直しても安心できない。が、現実には、よほどのことでないと直さなくてもよいことにしてしまったりもする。今日も、本当は直して欲しかったのが２カ所あったが、図書館に了解貰って通すことになった。読み手のミスと言うより、それを見落とした、第１校正者のミスといえるものだった。仕事の都合で、通常の校正を受けられないというので、一人の人が変則的に校正したもので、無理に直せとは言えなかった。むしろ、このような例外的な場合の対処をどうするかが問題になるだろう。誇りを持って全国に届けられるテープを作りたいと、みんな一所懸命なのに残念だ。
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