護国寺骨董市
2009/08/08 sab.この近くに40年近くも住んでいながら、境内をあまり知りません。節分には有名人が来たり、他にもいろいろなイベントがあるようなのですが、門をくぐるのは、何方かのお葬式の時ぐらい。音羽通りから真正面に位置するのがこの仁王門なのですが、もっと大塚寄りというか、不忍通りを上野の方にもう少し行ったところの門の前に、護国寺正門というバス停があるので、これは正門ではないと言うことなのでしょうか。もっとも、お寺というのは正門というのが意味が違うのかも知れません。毎月第2土曜日には骨董市があることも、随分前から聞いてはいたのですが、1度行ってみたいと思いながら、いつも忘れてしまったり他に用事があったりで・・・たまたま今日は、91歳の薬を貰いに行った帰り、お昼まで一寸時間が出来たので、足を伸ばしてみました。仁王門をくぐって直ぐにもいくつかの店は出ていたのですが、「今日は、本堂の前にたくさんお店が出ています」という貼り紙に誘われてたくさんの階段を登ったのですが、こんな程度です。数えてみませんでしたが20~30軒と言ったところでしょうか《何だ、鬼子母神の手創り市は200超えてるぞ~》いくら炎天下で、客も売る方も飢餓は要らないのかもしれませんが、広い境内に、何とも寂しい。そもそも、骨董というものが私にはよく分からないのですが、なんだか薄汚い物ばかり。好きな方は磨いたりキレイにするのも楽しみなのでしょうけど、分からない者には、ホントに価値ある物なら、もっとキレイにして出すんじゃないの?なんて思ってしまうのです。まあ、私が興味があるとすれば、奥にある小家具類なのですが、それも汚すぎ。場所柄からか仏像も多かったのですが、みんな真っ黒でてよく分かりません。むしろ厨子の方に関心があったりするのですが、買う気もないのに、あんまり覗き込むのもね~目のない者は、うっかり声かけられて、引けなくならないように、さっさと退散です。どうやら、あまり縁のなさそうな骨董市でした。