今年の86歳
2004/01/02 venerdi穏やかなお正月。今日はすることもなく、家計簿やら、住所録の整理。母だけが、寄席に行くと出ていった。大晦日からこちらに来ている。暮れからお正月にかけて、一人でずっといられるのも気になって、来るように言ってもなかなか承知しなかった。迎えに行けば来るかというと、何で迎えが必要かという。行きたければ一人で行くという。ひ孫たちには会いたいけど、乗り物乗ったり面倒くさいという。それに、お正月は何も面白いことやってないからと言っていた。ところが、元旦に、近くのホテルの「お正月バイキング」というのを申し込もうと思うけど・・・と誘った途端に来ると言いだした。そして直ぐにも、大晦日の新幹線の切符を買いに行ったらしい。要するに、イベントが必要だったわけだ。そして昨日は、水疱瘡の二人と仕事の一人を除いて11人が顔合わせ、ホテルの庭を散策したりして、階段が大変といいながらも楽しんでいた。そして今日は、寄席か巣鴨のお地蔵さんかという。お地蔵さんは、人が多いだろうからとやめて貰った。何しろ、一人で行きたいのだから。「寄席だったら、関白が一緒に行くというかも知れない」と私が言えば、「何とかそんなこと言わないようにして」などとこっそり言う。幸い、あっちは、TVの駅伝に夢中で助かる。12時少し前に一人で出ていった。暗くなると足下が心配と言いながら、帰ってきたのは5時過ぎ。2時半に寄席を出され、デパートでブランド品のセールを見、いつも混んでる薬屋の袋をぶら下げて帰ってきた。