ちょっとスランプ
何となく身体が重たい・・・・。それが、何となく心がしんどいになり・・・・。あれれ・・・?と思いつつ過ごした何日間かの後、それはどーんと一気に押し寄せてきました。まずは、自分自身の精神的・肉体的に訪れたスランプ・・・・。それと間髪をいれず訪れたまぁちゃんの病気・・・。自分の身体だけだったら、とことんスランプに付き合って地に潜ったような生活をすることも可能だけれど、今回天はそれを私にはお許しになりませんでした。体温が40℃を越え、髄膜炎かもと疑われ、意識が朦朧といたまぁちゃんの点滴ベッドの横に付き添った一日目。検査結果でプール熱(アデノウイルス感染症)と判明し、点滴で脱水症状を凌いで過ごした体温40℃越えの二日目。そして、体温39℃台KEEPと、ちょっと落ち着いた三日目。さすがに、熱に慣れてきたのか高熱でも元気なまぁちゃんと、強烈なウイルスに感染しつつあるのかもと感じるような喉の痛み、節々の痛みを感じる私・・・。正直、ゆっくり落ち込んでいられないような状態です。これは、まずい・・・・。看護士さんにも感染するのは覚悟していてくださいねって言われたっけ・・・。そう思ったとき、ふと思いついたのがオイルマッサージとアロマテラピー。まずはオイルマッサージ。 以前、阿吽真言先生に教えていただいて、お取り寄せしていたひまし油などのオイル達。ちょっと体調不良になった時や、古傷が痛む時、子供の機嫌が悪い時等などに、マッサージというよりもただ塗ってさするだけという事をしていました。専門的な方法はよく分からないけれど、それだけでも十分効果があったオイルマッサージ。今回はすっかり忘れてしまっていて、あっ!!と思ったのが3日目。私って、自分が窮地に追いやられないと智慧が湧いてこないんだなぁと反省しつつ、まずはまぁちゃんをオイルマッサージ。本人談によると、ちょっと楽になったとの事。そうそう!「ちょっと楽」が大事だよね。一気に苦しみや痛みを拭い去るなんて芸当は、まだまだ私には不可能です。そして、次に私をセルフマッサージ。背中は無理だけど、それ以外手の届くと節々をゆっくり撫でて、喉や胸、鼻の周りなどもゆっくりさすって・・・・。あれ?良い感じ?これも、やったらすぐに目に見える効果あり!というわけには行かないけれど、なんとなく違ってきたのが分かる感じです。これに気をよくして、まぁちゃんマッサージとセルフマッサージを繰り返すこと数回。それから、アロマテラピー。これは今教室に通っている森先生の声が、ふと浮かんできました。「アロマオイルには、抗ウイルス作用があるものがあるんですよ。」その時はふーんと聞いていただけだったのですが、小児科の先生に言われた「細菌には抗生物質が効くけれど、ウイルスには効かないんですよ・・・・。」に、引き寄せられるようにして思いだした森先生の一言・・・。元々ウィルス感染しないような強い身体を作る事が大切だけど、子供は病気が発芽するきっかけになる成長の種をたくさん持っているらしいし、何より感染しちゃった物はどうしようもないしね・・・・。で、家に帰って早速「抗ウイルス作用のある精油」を調べて、ブレンド。芳香浴をするために、アロマランプやディフューザーを大活躍させて、家中をアロマの空気でくるみました。結果はと言うと・・・・。まぁちゃんの熱は、3日目の夕方絞るほど汗をかき、その後昏々と眠った数時間後、しっかり平熱に戻っていました。私は、まだ咳が抜けないものの身体全体の節々の痛みは軽減され、随分楽になりました。まぁちゃんは、もちろん病院にかかっているし薬も飲んでいるし、ちょうど回復期にかかったのかもしれません。私も正直今倒れるわけにはいかないというという気持ちから、病院に行くか小児科の先生に処方していただいて薬を出していただくか?悩んだのですがどうしても身体がうんと言わず、結局薬に頼る事無くなんとか今日を迎えております・・・。気力や体力があったのかもしれないけど・・・・。後は、回復期のまぁちゃんの身体を労わるためと、私の咳を治めるためにも、あと2日ゆっくり過ごしせばなんとかなるかなぁ・・・・、なんて身体に聞いて判断できるようになったのにもちょっと驚きです。よしよし、捨てる神あれば拾う神ありじゃ!!人間七転び八起きしながら、少しずつ大きくなっていくんでした。あの毬藻だって、水の中で適度にゆすられるから大きくなるんだものね。幅跳びのように大きく跳ぶ一歩もあれば、蝸牛のように見えないくらい小さい一歩もあるんだもの。一番大事な「魂」はまだ大丈夫、病気と共に心のしんどさも回復です。