義を見て為さざるは勇無き也
今日も一日晴天で、暑い夏の日でした。幼稚園では、連日プール。親に似て(海と川で溺れて、網で掬われた経験があります。)、水が苦手なまぁちゃんは、プールの時間がとっても嫌なのだそう。毎朝、「幼稚園は楽しいんだけど、プールが怖い・・・」とさめざめと泣かれます。そして、今日のお迎えで・・・。「まぁちゃんは、お風呂ででも水を怖がらないように練習した方が良いみたい。プールの中でガチガチに緊張してるから・・・。」そう先生に言われてしまいました。うーん、だけどどうやって?ただでさえ水が苦手な母に、水と親しむ事を教えられるのか?と、そこにお迎えに来たママ友が助け舟を出してくれました。まずは、お水で顔を濡らすこと、そしてすこしだけ顔を漬けてみる事、口元だけ洗面器に漬けてみる、鼻まで漬けてみる、顔全体を漬けてみると、少しずつ少しずつステップアップしていって、慣らして行くと大丈夫だよ!!「なるほどそうか!じゃあやってみるね。」とお返事して。「がんばってねぇ~~」の声に送られて帰宅。早速お風呂の準備をして、室温30度、外気温35度の今日ならぬるま湯でもOK!ということで、帰宅後すぐにお水遊び。教えていただいた通り、少しずつ少しずつ・・・・。手をつないでとか、抱っこしながらとか、励ましながらとか、褒めながらとか・・・。途中、せっかく教えていただいたので、『ワンネス』の魔法で恐怖心を拭うことを試してみながら・・・・・。そうやって過ごしたお風呂での1時間半余り。まぁちゃんはお水に顔を漬けられるだけでなく、ちょっとだけ水にもぐるところまでできるようになりました。お陰で私も、1時間半の入浴でしっかりデトックスできただけでなく、達成感+水への恐怖心が薄れた感が・・・。その後、開いた論語の本は、『義を見て為さざるは、勇無きなり』のメッセージを届けてくれました。『最初はかっこいいと思っていた人にがっかりさせられることがあります。メッキが剥がれるのは、大抵が事件が起きた時。人を助けない、自分だけ儲かれば良い、誰もみていないからとルール違反。正しい道を知りながら、そうしないのは勇気がない証拠。格好悪いの典型です。格好良いというのは、姿かたちのことではありません。あなたの内にあって、イザというときに背筋をしゃんとさせるもの、筋を通させるもの。それは勇気という形で行動に現れた時にこそわかります。親が格好良ければ、ああなりたいと子が思います。さぁ、どうします?みんな咄嗟の態度にあなたの本質を見ています。 』(ほっとする論語 70 杉谷みどり氏著より)ほっとする論語70そう、私の勇気を見られてる。私の態度を見られてる。私の心を見られてる。私の本質を見られてる。「私」を「私」以上に見られてる。それは、友人であったり、家族だったり、全然知らない方からだったり・・・・。先日TVで見た、『永平寺中学校』をお手本にして・・・、勇無き人とジャッジが下されないように、自分自身に喝を入れて・・・・。自分を導く潔い自分でありたいと思います。まぁちゃんが、一番の審判だものね。