ただいま考え中♪
☆彡今日の作品☆彡今年は、私が生まれてからこの方○十年の中で一番「硫黄島」の事が話題になった年でした。私の母方の祖父は硫黄島で戦死したので、祖母や親戚からよく硫黄島の話は聞かされてきました。戦争を経験した世代の方々は、あまりにも辛かった経験を口にすることも苦しいと、中々家族にも話すことがなかったと良く聞きますが、私の場合両親を始め祖母、親戚にいたるまで、戦争中の話をよくしてくれた事と、祖母から祖父の話を度々聞いていたせいか、硫黄島の戦争の話がとても身近に感じられます。先日の土曜日に「硫黄島の郵便配達」というTV番組があっていたのですが、我が家にも祖父母の往復書簡が残っており、遺書を含む全ての手紙に目を通していたこともあって、TV番組の間中、ずっと涙が止まりませんでした。「後世に託す」というのが祖父の死を前にしての思いだったようで、五人の子供達それぞれに残した辞世の句は、全てその事にちなんだものでした。おそらくその思いは、戦争ではからずも亡くなった多くの有名無名の戦士達の全ての物だった事と思います。そして戦後61年を迎え、私はその思いに恥ずかしくない生き方をしているだろうか?と改めて考えさせられました。「礎になった方々の思いを無にしない生き方」そしてそれを後世に伝えていく自分の姿勢・・・。新たな年を迎える準備をしながら、自分の心がけの入れ替えもしなくてはと思っております。そして、その思いを常に忘れぬために、祖父母の写真を飾る額を来年は用意したいと思っていますが、自分の仕事である押し花の作品を生かした物にしたいと思案中です。ありきたりな物は嫌なのですが、なかなか良いアイデアが浮かばず今停滞している所ですが、リビングに置いても違和感の無いような作品を作るつもりです。新しい年は、一緒にお迎えできると良いのですが・・・。☆彡徳の貯金☆彡「徳を積む」と良く言いますが、「徳」は貯金のように貯めていくものなのだそうです。その貯金は、自分が貯めたものを自分が使えるかどうかは分からない物です。しかし、逆にご先祖様の良い行いにより積まれた「徳」の貯金を、今自分が使っているのかもしれません。何度も九死に一生を得るような人生を送ってきた私は、この教えが身近に感じられます。自分の代で貯金を使いきり、赤字になった貯金通帳を子孫に渡すことの無いように、私自身も一生懸命「徳」を積む人生を送って行かなくてはと思っています。今年も残すことあと20日あまり・・・・。大掃除で家の中をきれいにしながら、心も掃除もしなくてはと決めた今日でした。