メッセージ
最近手に取る本は、何故だか今の私にメッセージを伝えてくれる物ばかり。元々中毒がつくほどの活字好きで、本なら何でもOKって感じで読んでいる時期もあったけれど、今は新聞の書評や、本屋さんで吸い寄せられるように行った棚にある本から、何だかピンと来る物を感じて手元に置く事が多いような気がします。そして、それら本達は買ってすぐ読む事もあれば、しばらくは本棚に収まって鎮座したままの物も。これこれ!!と思って買ったはずなのに、何故手が伸びないのだろう?とはじめは不思議に思っていたその本達も、しばらくして急に思いだしたように意識の奥底が開く事を要求しだします。最近の私の本の読み方は、ワンネスのセミナーで速読を習って以来、どんな本もまずは目次を読んで・・・・。その後、さーっと一冊を速読し、もう一度目次・・・。そこで私に何かを訴えかけてくる章から、眼を通すというもの。そうすると、大体にして今の私が欲していた答えをそこに見つける事ができるような気がします。それは、ずっと以前から手元にあった本からも、まだ全く目を通していなかった本からも・・・・。きっと第六感が働いて、今の私へのメッセージを受け取っているのかもしれません。たくさんの本に囲まれて過ごす幸せ・・・。それは、子供の本も同じ事。子供が生後二ヶ月の時から、我が家は童話館よりずっと絵本の配本を受けています。はじめは子供のために、子供が本好きになって欲しい・・、そんな願いを込めて始めた配本だけれど、この絵本の棚達からもたくさんのメッセージを頂きます。100冊以上の絵本達。1000冊を越える私の本達。いずれは海外のお宅のように、大きな書庫がある家に住み、晴耕雨読の喜びをを多くの方と分かち合えるようになる事が私の夢の一つ。一人一人に違う形で与えられるメッセージ。本が売れなくなったとか、本を読む人が少なくなったと言われる昨今だけれど、その一冊から人生が変わる事も多々ある事。まずはその一冊を手に取る事から始まる、新しい出会い。あなたにはどんなメッセージが伝えられるのかしら?