焼いて売ると書いて「焼売」 ☆ 阿み彦 (大阪市曽根崎 お初天神)
最近は関西に帰省すると何故か懐かしい日々を思い出す場所に行きたくなります小学生の時の遠き昔の記憶をたどりながらあのとき母に連れられて食べた思い出・・・大阪曽根崎にあるお初天神に行ってきました 昔は境内の中には飲食店が立ち並び提灯がぶら下がる路地の石畳には打ち水・・・庶民的な大阪の風情を感じた思い出があります今は都会の中の神社と化して少し残念でしたが 約400年を誇る歴史を重ねながら今だに健在その名はお初天神名物の焼売の店「阿み彦」に行ってきました 食材が入手困難な第二次世界大戦期に鮨屋から焼売専門店へ転業作家の池波正太郎氏が足しげく通ったといわれる有名店なのであります 焼いて売るとかいて「焼売」その名の通り 蒸した焼売をフライパンで焼くまるで餃子のような焼売なのであります カリッと焼きあげた焼売の中身は弾力のある肉がぎっしりつまり食べ応えがある独特の焼売なのであります その提供されるメニュー形体は個性的で今でこそ珍しくはないですが白濁であっさりとしたスープが当時から当たり前のようにつくのでしたそのころは美味しくて不思議なスープとして小さな私には映っていましたやっぱり私の思い出は食べ物と共に・・・(笑) 次回の帰省には神戸の洋食屋さんに行ってナポリタンを食べてみたいとおもっています そのあとアーケードをくぐり梅田方面へ 大阪の飲食店の看板の賑やかさは明朗会計!親切な大阪らしさを感じますが店の名前は「九州だんじ」(笑)九州らしくない店づくりにちょっと違和感・・・(笑) その後リニューアルオープンの大阪駅のデパート大丸へと古き良き時代の大阪と新しい大阪を楽しんだ一日でした