米粒詰草・カロライナジャスミン・乙女桔梗
やっぱ花は自生だねと言いつつ、綺麗な藤、見事な牡丹がどこかで見れないかなーとお寺や公園をサーチしてます。「姉さん、いいですか、あっしには会わんかったことにしといてください」って、こんな感じでしたっけ。緋牡丹博徒 -花札勝負-藤、牡丹とか言ってたら、ついつい変なことに。^^;梅、桜、藤、牡丹...と、いつか花札が揃えば集めてフリーページにします。(いつになることやら) …━[コメツブツメクサ]━…コメツブツメクサ(米粒詰草 lesser yellow trefoil)です。以前紹介したシロツメクサを小さくして黄色にしたものです。マメ科の花なのも同じで、シロツメクサとこれも同じように緑の公園に生えてます。trefoilでもシロツメクサで、lesserは小さいほうのという意味。クローバーと同じ三枚の葉です。四葉のクローバーが幸せのシンボルとされる雑学を仕入れましたので、ついでに紹介します。四つ葉にはそれぞれ意味があって、信仰(faith), 希望(hope), 愛(love), 幸運(luck)を象徴するそうです。少し探せば五半ぐらいまでなら意外と簡単に見つかります。(半てのは半分だけ分離しかかってる葉) …━[カロライナジャスミン]━…カロライナジャスミン(Carolina jasmine)です。ジャスミンと名のつくもののジャスミンの種類ではないそうです。それと、かなり毒性を持つとか。匂いは良いそうですが、良い匂いが大抵トイレや車の芳香剤に使われるので、花の匂いをかいで、あっ、これはトイレのにおいだと逆に結びつけてしまうんですね。見た綺麗さも同じで、うゎ、まるで迎春菓子みたい!とか。(逆だよと思いつつもそう見えてしまうから仕方ない。^^;)何かの本で、「綺麗な言葉」なんてのは実はなくて、綺麗な使われ方をするから綺麗に感じるだけのことだと主張しているのを読んだ覚えがあります。たしかに言われてみれば、綺麗な音調はあっても綺麗な言葉とはいうのはどこかピントの甘い感じがしないでもないですね。 …━[オトメギキョウ]━…オトメギキョウ(乙女桔梗 Adria bellflower)です。bellflowerはホタルブクロのことで、Campanula(カンパニュラ)という別名もあります。どれもキキョウ科で、とくにホタルブクロは山で自生しているのをよく見掛けます。キキョウも若芽は食べられるみたいです。というか、毒が無ければOKってことですね。市場に流通している野菜から考えると「食べられる・食べない・有毒」の3種類があると思ってしまいますが、その気(?)になれば「食べられる・有毒」の2種類になってしまうんでしょうね。将来ひょっとしたら地球規模の戦争があって、経済は完全崩壊してお金は紙屑と化し、そこらの野草を食いつないで生き延びないといけないようになる可能性もないとは言えませんから、何が食べられるのかを知っておくことは無駄知識にはならないでしょう。タンポポなんかは沢山あって見分けやすく、しかも根も葉も花も食べられるのですが、こういう誰もが知ってそうなのは瞬く間に摘み取られて一株も残されていないでしょうから、こんなのが食べられるなんて誰も知らないだろうという野草を覚えておくのが賢明です。そうかいっそうのこと、そこらに沢山ある毒草の毒抜きの仕方とかがいいかもしれません。毒草でも毎日少しずつ食べて体を慣らしておけば毒も毒でなくなると伊賀の影丸に書いてあったので、普段から少しずつ食べておけば大飢饉が来ていざというときでも、そこらに取り残されている毒草で生き延びることができるかも知れません。(注:99.99%冗談です。念のため^^;)