インスブルックのスキー場
オランダにいる時、冬に休暇を取り、国際列車でオーストリアのインスブルックに行きました。インスブルックは1964年、1976年に冬期オリンピックが開催された所で有名です。市内からバスに乗り、アクサマーリツム(Axamer Lizum )スキー場に着きました。スキー板や服をレンタルし、早速初心者教習に参加しました。スキーは社会人になってから栃木県鬼怒川のスキー場でスキー教室に入ったのが初めてで、インスブルックは2回目でした。スキー教室が終わると、ケーブルカーでスキー場のトップ(2,340m)に行きました。ハビヒト山(Habicht) 3,277mなど奇岩群を見ることができ、美しい景色を堪能しました。その後オリンピックのスラロームコースを滑り降りる自信が無く、足が震える感じでしたが、清水寺の舞台を飛び降りるような気持ちでスタートしました。途中で転んだり、モーグル用のコブのルートに間違えて入ったりと大変でした。1,580mのスタート地点の建物が見えてきたときは、本当にホッとしました。老後には、再びヨーロッパでスキーをしたいと思います。妻はスキーが好きで、結婚する前は毎年、北海道、長野、中国地方へスキーをしに行っていたようです。海外でもスキーをしにカナダのウィスラーに行ったりし、韓国のスキー場も2回行って滑ったと言っていました。