開心家族・1990年(1)シンガポールドラマ
1990年9月に私はシンガポールに行き、生活を始めました。入居した家の居間にテレビがあり、夜は毎日番組を見ました。色々ある番組の中で、一番お気に入りだったのが、8チャンネル新加坡電視台(シンガポール放送局)の番組「開心家族:ハッピー家族」です。丁度1990年9月中旬から始まったドラマでした。毎週この番組を見るのが楽しみでした。シンガポール人の生活、人間関係、街の景色、仕事の様子、恋愛やデート、そして離婚時に子供の親権を主張するため裁判で争ったりする場面があり、のめり込みました。日本もシンガポールも、人の生活は変わらないのだなと思いました。また、主題歌の「開心家族」のメロディラインがとても覚えやすく、シンガポールで最初に覚えて歌ったのが、この歌でした。家の近所の雑貨屋に「週刊・電視広番」という雑誌があり、「開心家族」の特集があったので、購入しては眺めていました。最近、「開心家族」をユーチューブで検索した所、韓国の番組が出てきました。同じ名前の番組のようです。シンガポールのドラマは無いのかなあと思いましたが、念のため「開心家族 1990」で検索すると、私の見たシンガポールドラマが出てきたので、びっくりしました。懐かしくて、何度も繰り返し見ては、歌いました。1990年にシンガポールにおられた人しか見ていないので、とてもマイナーな話題なのですが、私にとっては、とても思い出深いドラマなので、備忘録としてブログに残しておきます。シンガポールの「開心家族」の主題歌ですが、中国語の字幕があります。私が分かる範囲で、日本語訳を入れてみました。間違いがありましたらご容赦下さい。↑ 1990年9月~ シンガポール放送局ドラマ 「開心家族」。 「↑ このドラマは、フィクションです。↑ どんなことでも、私には分かるんです。↑ 太陽は相変わらず昇ってくるでしょう。↑ どんな苦痛、苦しみ、悩みも放り投げられたら、↑ どんなことでもあなたと私が肩を並べられたら、↑ それが私たちをとっても幸せにしてくれるでしょう。↑ 美しい明日を迎えに行きましょう。↑ あなたが私の仮面を取ってくれたら、↑ あなたが私の距離を縮めさせてくれます。↑ 人を出し抜いたり、人に損をさせたり、↑ 人の頭の中を見透かし、世間を騒然とさせたり,↑ もし怒りで体を壊すのなら、↑ 人生はつまらなくなってしまうでしょう。↑ 目を見開いて、しっかりと見つめて、↑ お互いに境遇を思いやることで↑ 多くの人々が、ようやく分かり合えます。↑ 穏やかな心になれば、↑ 相手の本当の気持ちが分かるでしょう。