ディープインパクト引退→種牡馬入り。けど社台SSだからちょっと不安
サッカーの代表インド戦もありましたがしっかり見ていないのでパス。今回は競走馬のディープインパクトちゃんのお話でも…。って競馬を知っている方にはどうでもいいはなしです。まじで。去年無敗で三冠馬になったディープインパクト。お父さんは大種牡馬のサンデーサイレンス(父ヘイロー)お母さんはウインドインハーヘア(母父Alzao)です。ちなみにサンデーサイレンス様はアメリカの馬でケンタッキーダービーとか勝ってます。大種牡馬と呼ばれるようになるためには、生まれた子供が良く走って、種牡馬になって、それがまた活躍する子供を生まないといけません→サンデーサイレンス一門みたいな。(米朝師匠のとこみたいなかんじか?)ついでにサンデーサイレンスの代表的なおこちゃまはスペシャルウィーク(子供にオークス馬のシーザリオ)とダンスインザダーク(子供に菊花賞馬のザッツザプレンティ)とかかな?お母さんのウインドインハーヘアはヨーロッパ産でイングランドオークス2着とかG1も1勝しています。子供にブラックタイド(父サンデーサイレンス)ってのがいて、皐月賞トライアルのスプリングステークスでアホみたいな末足を使って勝って、皐月賞本命(騎乗も武豊)だったのに屈腱炎(たしか)になっちゃった。で、引退すると種牡馬になります。今回の場合金子先生(オーナー)は7000万円で社台さんとこからディープちゃんを購入。↓競馬で10億円くらい稼ぐ。↓金子先生が51億円で社台グループに売却(って実際の売却金額はその60%→30億くらい??)↓社台グループは総額51億円のシンジケート(共同出資)で一株8500万円×60口をオーナーや牧場主さんとかに販売。↓株を買われたオーナーさんは、自分の持ち馬に、牧場主さんは自分とこの繁殖牝馬に種付けする権利を得る。(通常一株1頭)↓この権利はディープインパクトが種牡馬を引退するまで権利を持つことができます。売却も可能。↓普通、人気初牡馬だと年間200頭くらい種付けができます。サンデーサイレンスの最盛期で年間210頭くらいだったかな?日本馬ではダンスインザダークの180頭くらい?↓まあ、160頭種付けするとして60頭はシンジケート枠で無料ですが、残りは1回いくらとかで販売します。大概、種付け自体で半額、受胎後(妊娠後)半額とか。↓ここで、市場原理が働きます。サンデーサイレンスがMAX3000万円くらいになっていたというのは聞いたことがあります。(ホントはどうだかしりませんが)ゲームの世界でも2000万円位していたはず。いま生きているのではダンスインザダークとスペシャルウィークで1000万円くらいって聞いた記憶が…。サンデーサイレンス様の最高傑作ですので、まあ1000万円は堅いとして100頭分販売すると年間10億円稼いでくれます。その10億円の売上は株主さんに配当されるみたいですね。(当然預託料とかがべらぼうにかかるけど)単純計算で年間1600万円くらいかな?したがって8500万円で株を買うと、仮に1000万円で種付け権利まで販売しちゃったら1000万円入りますから、それに配当の1600万円を合わせて年間2600万円のバックとなります。4年間がんばってくれたら元がとれますね。1600万円の配当としても6年あれば元がとれます&自分のところで種付けした馬がG1を勝ったりしたらもっともうかります。今4歳のディープちゃんは6年たっても10歳。ぜんぜん大丈夫。そのあと10年はいけるでしょう。ただし、種付け料っていうのはその馬のお子様の競争成績で左右されます。初年度はみんなの記憶が新しいというのもあっていいお嫁さんが集まってきますが、初年度の馬が当歳(生まれた年ね)で見た目が悪いとぐっとお嫁さんの質が落ちます。大概初年度の産駒が実績を残すまでの2年目・3年目は質が落ちたりします。当然、種付け料も安くなったりします。ちなみにお父様のサンデーサイレンス様は一口4250万円(総額25億強で当時日本最高)のシンジケートが組まれましたが、ケンタッキーダービーとかを勝ったのに本国で種牡馬として評価されなかったというのもあったりして日本に来ました。(けど、アメリカでの種付け実績はなし)だから、シンジケートは高いけど普通に種付けするのは初年度産駒が大旋風を起こすまでは安かったです。サイレンススズカ(大好き)のお母さんのワキアに付けたときは400万円くらいだったらしいです。したがいまして、1000万円と言ったものの子供の競争成績が悪ければ1000万円がタダになるかもしれません(オグリキャップは18億円のシンジケートを組みましたが子供は走りませんでした)し、大活躍すれば3000万円くらいになるかもしれません。ダンスインザダークやスペシャルウィークも最初は500万円くらいだったです。それどころか、アドマイヤベガ(12億)やエルコンドルパサー(18億)のように2年間だけ種付けして子供も評価が高いのに(まあ、エルコンはちょっとあれですが)死んでしまわれたりするとすべてパーになってしまいます。そこでだ!タイトルの「けど社台SSだからちょっと不安」になるわけです。最近の社台SSにはなにか憑いているに違いない!トニービン・サンデーサイレンス・エルコンドルパサー・アドマイヤベガ・ナリタトップロード(これは個人的趣味)他多数と、まだまだというところでなくなられている種牡馬さんが多いです。サンデーサイレンスなんて3000万円で210頭付けてたとしたらシンジケート(60頭分ね)抜いても45億円ですからね!!北海道経済にとって大きな損失でした。だから、みなさん当然されてるとおもいますが、無茶して天皇賞なんか使わないで無事に引退させて、種牡馬人生もまっとうさせてあげてほしいです。目指せノーザンテースト!(これまた偉大な大種牡馬ノーザンダンサーの子供で社台が導入して日本で大ブレイクした種牡馬です。種牡馬としては引退されてからお亡くなりになられました。まだ最終産駒が走っています。また、母父として日本の競馬史に残っていくことでしょう)みたいな。ちなみに今回書いていることは多分に憶測が含まれておりますので、あんましまじめに考えないで数字遊びだと思ってくださいね。写真はたしか社台SSだったとおもいます。北海道に行ったときに撮りました。雨が降っていたのでトップロさんたちにはあえずじまい(泣)