休日みかん農夫の本業は、介護用具の車いす洗浄なんですよ
みかんの休日農夫の本業は、車いす洗浄です11月・12月は、本人も何が本業なのか、分からなくなる時もありますが。みかんの収穫で忙殺される日々でした。しかし、休日みかん農夫の本業は、介護用具の、車いすの洗浄なんです。日常の本業は、介護レンタルからかえって来た車いすを洗浄しています。継続雇用にはいって4年が過ぎようとしています。今、週に4労働日で、車いす洗浄に汗を流しています。その残り、週休が3日間あるわけですが、その内の大体2日が、みかん作業に当てられていましたが、特にこの時期は、ほとんどの時間が、みかんの収穫と配送に当てられていたわけです。みかん作業は、13年前からはじまりました。土いじりの経験はゼロでしたが、みかん園を引き継ぐことになりました。真鶴でみかん栽培をしていた父が、2000年に亡くなったからですが。80キロを隔てていても、せっかくのみかん畑を放任園にするわけにはいきません。休日農夫は、そこから始まりました。四苦八苦の模索が続く中、本業が4年前から継続雇用の年齢となりました。それからは週休3日制となつたことにより、休日農夫が自然な適度なものとして定着するようになりました。それまでは、遠距離の往復もあり、『二足のわらじ』には無理もあったんですが。しかし、そうそういつまでも継続雇用というのは続きません。あと残りは一年です。終わりは近づいています。しかし逆に、車いす洗浄とみかん栽培を、あと一年続けられるわけです。ミツバチの養蜂についても、3度目の挑戦の機会を提供してくれてます。なにしろ収支は、みかんは交通費を含む総経費で80万円かかりますから、みかんの売り上げ10万円くらいでは、とても、とてもみかん業は、自立的な家業として成り立たない訳です。まあ、本業の収入による生活費があるから、みかんは安心して続けられるわけで、やはりみかんは「道楽農夫」だというわけです。しかし、みかんの木々を「放任園」の荒廃させるのも忍び難いですから。そうしたわけで、現在は介護用具の洗浄作業が、あくまで本業です。しかし、車いす洗浄との二足のわらじも、余すところ1年となりました。新たな生活設計が、この一年で求められています。とはいえ「新たな設計」などしようがなく、この間の実態を力点を変えて、進めるしかないのですが。はたして、みかん農夫の1足のわらじがどこまで続けれるか、それは、これからの先のこと、一寸先は分からないのですが。目下のところは、洗浄作業の残りの1年の中で、いろいろと、さらに模索していく日々です。