草取りの後は、ただちに大平台へ移動しました
草取りあとの大平台行き4月14日(水)、真鶴方面は午前9時を過ぎたら雨が降り出しました。午前7時40分から、草取りを2時間しましたが、天気が崩れる直前に店じまいして、直ちに箱根・大平台行きでした。先客は、こんな天気ですから、一人だけでした。温泉のみの立ち寄りのお客さんは、そこそこいましたが、雨の降る大平台の『姫の湯』で、2階の休憩室を利用したのは、当方だけでした。文字通り、貸し切り状態でした。食料も持ち込んで、まずは仮眠と温泉です。窓から見ると、外の桜の巨木は、葉桜になっていましたが。八重桜でしょうか、お風呂の建屋の先には、遅咲きの桜が咲いていました。周りの山々では、淡い緑の木々が目につきます。新緑の季節が始まりだしていました。たまっていた新聞ですが、いっせい地方選挙の前半戦の結果についてと、関西電力高浜原発3,4号機についての福井地裁の再稼働差し止めの判決文でした。どうも全国紙を見た限り、選挙結果の報道は、全体としてぼやけています。地方選挙ですが、自衛隊の海外派兵を進める自民党と、憲法をまもり正面から反対する共産党。この対決軸が、自民党が推し進めていることもあって、感じられました。そうした選挙の結果が、道府県議化議員選挙でみれば、自民党が改選議席数から43議席減らしたこと。共産党は道府県議会の空白をなくして、31議席増やしたこと。 今回当選者 前回当選者 選挙直前の改選議席数自民党 1153 1120 1196共産党 111 80 議席の変化の中に、特徴的な動向が示されました。しかし、この変化の意義について、まともに分析した全国紙の記事がない。当方が、まだ目にしていないだけかもしれませんが、無いんですね。世界各地の戦場に自衛隊を出そうとすることへの反対が示されたと思うんですが。ジャーナリズムの報道は、自民党の顔色を窺うようなあたりさわりない調子で、実際の声や状況と、かい離しているように感じます。もう一つ、3月14日の、福井地裁の高浜3,4号機の再稼働差し止めの仮処分決定の判決。とかく、裁判は政治動向にさおさす判決は、経験上少ないように思っていましたが、現実に想定される危険に、原子力規制委員会の新規制基準では、緩やかすぎて安全は確保できないと、東日本大震災の体験を直視したものになっていることです。これは裁判官の良識と勇気ですね。他方、これに対し菅官房長官は、お得意の『粛々と進めていきたい』と記者会見してますが。選挙でも、沖縄でも、原発でも、またもや『粛々』の復活なんですね。これと、もう一つは、自己課題の学習でした。まぁ、せっかく休みに来たんですから、文句ばかりも言ってられません。雨上がり山を背景にした大平台・姫之湯です。雲の切れ間から青空も見えてきていました。