早生みかんの収穫に、いよいよ入ります
なんとか、いよいよ収獲に入ります神奈川県西部・真鶴にあるみかん園ですが、当地でも、いよいよ早生のウンシュウミカンの収穫にはいります。写真は11月3日に味試しをした時のものです。 朝の光の加減で、全体を写すと個々のみかんの色が見えにくいのですが、個々のみかんは、すすんだものでは次のようになっています。味見用に正面の1っ個、最も色づきの良いものをとりました。こうしたひと枝に房のようになっている場合は、全体は見事なものですが、重なり合って影になる個所ができますから、収穫した個々の色づきからすると、今いち問題です。しかし、枝ぶりとしてはじつに見事な枝ぶりです。早生の木は全部で5本ありますが、その内の2本が今年が表年になっています。もう一本の木です。果実も付けていますが、葉もそれなりに着けています。今年が葉枝ばかりだったところに来年はみかんがつきますから、この様子からして、極端な表年・裏年の収穫量の大きな差をきたすことないでしょう。それが理想的な栽培なんですが。11月3日は、味試しで最も成熟の進んだ5個をとりました。その場でも、もちろん味試しをしてみましたが、なんとなく甘みにちょっと不満で・・・90点でしたが、2,3日置いておいて試食したら、完璧な合格になりました。「早生みかんは採りたてが一番」とはいうものの、私にとっては、採ってから2,3日後が一番美味しくなりました。11月2日から秋晴れが続いていますし、朝晩の冷え込みもすすんでいます。これが、みかんの成熟する条件としては、願ってもない好条件です。これなら次回11月7日には、まちがいなく初めての収穫にあたれると思います。去年と比べると、初収穫は一週間ほど遅くなりましたが。たいした収穫量ではないのですが、それでも初収穫です。今年は、いろいろ暴れた気象条件でしたが、なんとかみかんの木はここまでたどりついたということです。これから大まかには11月が早生みかんの収穫、12月にはフツウウンシュウミカンの収穫とつづいていきます。日曜農夫は、この時期は週に2日の収穫作業となります。こまめに収穫した方が、美味しいみかんを提供できますから。あくまで収穫は、天候に恵まれた日に限られますが、収穫は長丁場で、これから徐々に忙しくなっていきます。