美しいキレ方...
"キレる"とは、感情が高ぶり理性が利かなくなる状態のこと...言い換えれば、自分の"本性"を晒す瞬間でもある。【送料無料】白洲正子祈りの道価格:1,680円(税込、送料別)若い頃は、何を気負っていたのか...妙な正義感から、当事者でもないのに腹立たしいことを見過ごせず、短慮に介入しては、当事者以上にキレたりした。歳を重ねると人は丸くなるというけど、あれは嘘だね。丸くなるのは腹周りだけだ...(笑)DNAに刻まれ、人が持って生まれた性分は変わらない。だけど、そんな性分だって磨くことができる。「躾」とは、自分の身に美しさをまとうもの...持って生まれた性分を生かして、美しく磨くのが躾だと思う。そぉ... 美しくなければ躾じゃない。とはいえ、見かけは簡単には変えられない。(笑)それに、自分を躾けられるのは、実は自分自身。 すべては、己を知るところからはじまる。だから、常に感性を磨けよと、自分に言い聞かせている。美しいキレ方を身につけよと。何事も経験を積んで昇華するもので、年月を経て感性は研ぎ澄まされる。キレ方にも、磨きはかけられるものだ。湧き上がる怒りや我侭さえ、キレ方とキレどころを知れば美しく見え、心の闇に生まれる情欲や色欲でさえ、キレどころを知れば魅力に変わる。美しいキレ方を知るというのは、かなり大事なこと。自分をもっと躾けて、美しき野蛮人になりたいと思う今日この頃だ...