月光_鎮魂_阪神大震災
月光_story(387) 2006.1.17まん丸の月が見える夜に 月の絵を描き、いろんな鎮魂の思いを書き溜めています。今日17日は、阪神大震災から11年。1995(H7).1.17 am 5:46 マグニチュード7.2 というとてつもない地震が発生しました。死者6,433人、行方不明3名、重軽傷者43,792名、全半倒壊家屋274,181棟、消失家屋7,500棟、避難者約35万人。この震災の3ケ月前に、母が他界し、この2年前には父が他界していましたので、直接の被害をまぬかれていますが、元実家のあった、宝塚は、大変な被害にあいました。2年前に、すでに他の人に渡っていた父母の家は倒壊を免れましたが、近所の大きなマンション2棟は傾き、その半年後に更地となっていました。父が神戸の出でありましたので、幼少の頃から三宮にはよく遊びにいったものです。郷里の大阪でも震度5という激しい揺れであったようです。被災した人が助けを求めに大阪までひたすら歩いていた光景は忘れることができません。鎮魂。黙祷。さて、満月(正確には14日)から3日目の17日は月齢17日にあたりますが、ほぼまん丸のお月さんが今、空に輝いています。月の出の時間と、月齢は下記の関係です。1/15(日) 月齢15日 月の出 pm5:42 月の入 am7:441/16(月) 月齢16日 月の出 pm6:42 月の入 am8:181/17(火) 月齢17日 月の出 pm7:41 月の入 am8:47時刻は名古屋時間です。このように月の出は1日ごとに深夜にむけて移動していきます。また満月から月の欠け方は、文字のCの形で、右側から欠けて行き,最終的に三日月”C"の形から、新月となり、こんどは、文字Dの弧の部分から満ちていき、満月になるという周期を繰り返します。絵は中津川(東110°の月と、東70°の中央アルプスを合成したものです。 pm8:00)白銀の山は、右から、空木岳(2863.7m)、熊沢岳(2778m)、檜尾岳(2727.7m)、三沢岳(2846.5m)(三角の形をし、右に小さなほくろがある山)、宝剣岳(29431m)(とんがっている山)、駒ケ岳(2956.3m)、木曾前岳(2826m)、木曽福島へのスロープとなります。これだけ見事に、中央アルプスを眺望できる日はまたとない感じです。(下絵は、快晴の1/15に描いておいたものですが・・・)