キャベツ ダイエットの新しい試み
キャベツ ダイエット_story(2610) 2012.1.29半枚のキャベツをスケッチ傑作なのは、この凛としたキャベツ。置いておくと、体積は1/5位になり、ペシャンコになってしまうのである。水分がなくなると嘘のように骨格が無くなり萎れる。人間もしわくちゃ婆ちゃんにならないためには、そして水々しくあるためには、相当水分を摂る必要があるのだなぁ、と教えられた感じである。神業のようなキャベツの葉っぱを見ていると、食べるのが惜しい感じさえしてくるのである。毎朝毎週月曜日、生協から決まってキャベツの玉が届く。外の青い葉っぱを2,3枚ほどもぎ取るときれいなキャベツの玉が現れる。芯の固い部分は円錐状をしており、中心部まで至る。包丁を楔型に切り込みを入れ、スッポリと取り去る。あとは抜け穴にティッシュを湿らせたものを詰めておけば新鮮度は保たれる。葉っぱを1枚から3枚くらいむしりとり、それをそのまま何もつけづに食するのである。キャベツでダイエットの新しい方法!これ手間暇要らず簡単。 刻む必要がないのである。2009年1月からやりだして3年。3段腹のカミサンのお腹も今では解消(!?)そのキャベツを観察してみた。何百枚もの葉っぱで球になっているのであるが、隙間もなくびっしりと葉っぱが育ち、中心部にいっても球の形が変わらない。最後のほうは、葉っぱの大きさも5cm以下となり、1cmとなり、最後は5mmになっても、キャベツの玉。このミニチュアのキャベツの葉っぱを皿に並べては、すごい! と叫ぶ。まぁ、ここまで食べ尽くすことも少ないが。いびつな球形だったりするとなかなか最後まで食べないものであるが、これがまん丸のだと最後の方を見るのが楽しみになってくる。隙間なく葉っぱが並んでいる割には、大きな骨のような葉脈が中心を走る。それなのに、葉っぱがどうして密着できるのだろうかと不思議に思ってキャベツに聞いてみた。なして?と聞くと答えるではないか。120度ずつ葉っぱの出る位置を変え、太いろっ骨が重ならないようになり、葉っぱはそれらを跨ぎながら広がっていく。さらに次の層になるとさらに60度向きを変え、多層になっても葉っぱ1枚の形はほとんど変わらず、相似形をして成長していく。中の葉っぱが一番新しいく、次から次に出来ていくが、直径はもう決まってしまっているので、縮こまるように小さな葉っぱを付けていく。最終的にはどうなるのかと思うが、全体が大きくならない限り、新しい葉っぱを付けることができないので、いつかは止まってしまうのだろう。(春先には菜の花のように葉っぱを突き破って、花が咲くようである。?)よってミニチュアの葉っぱの最後は、花の芯なり顕微鏡でのぞかないとわかならい。こんな構造をしているのに、とんかつやお好み焼きに使うキャベツは、せん切りにされるわけで、この緻密で神秘的なキャベツの造形を楽しんでいないことになる。Picture1(sketch-direction 40° am9:00 Sketch point:Cabbage,sketch,Sagamihara City,Kanagawa Pref.Tokyo,JapanGPS 35.646419,139.697808(35°38'47.11" N,139°41'52.11" E)標高10Google Earthを楽しむ方法Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうちGPS情報(ex. 35.626156,139.227728(°))を、Google Earthのジャンプboxに貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。