コンディトライノイエス 野澤孝彦シェフのウィーン菓子講習会<1>
日本・オーストリア食文化協会主催のウィーン菓子講習会が、代々木上原のドーバー洋酒貿易 本社で開催されました ノインシュプラーデン 指旗 誠シェフの講習会に続き、今年2回目。先月から約1ヶ月半ほどお店を閉め、9月15日に大リニューアルオープンされたばかりの コンディトライ ノイエス 野澤孝彦シェフ が教えて下さいました。とても理路整然としたわかりやすい説明♪ウィーンでの修行時代のお話も面白かったです~。たくさん差し替えを用意して下さったので、手際よくどんどん進みました。 今回は講習の目玉がたくさん!あれもこれも初めていただくものばかりで、ウィーン菓子への知識が深まる、とても実り多い一日になりました。1. 『トプフェンクヌーデルとマリーレンズッペ』(カクテルグラス入り)から 時計回りに2. 『ポヴィダル』 (三角の八橋のような形の)3. 『クアバドトルテ』 (矢羽模様)4. 『シュパイゼシュトゥルーデル』(野菜入り)5. 『モーツァルトトルテ』(ホワイトチョコで線描き)1. 『トプフェンクヌーデルとマリーレンズッペ』クヌーデルの意味はカーウントカーのランチで覚えました。ズッペ…この単語も同じ時にしっかり覚えました。皆様、覚えていらっしゃいます?この記事です。そうです。クヌーデルは「団子」。ズッペは「スープ」でしたね~。トプフェンはオーストリアの生チーズ、マリーレンは杏のことです。わ~い、ドイツ語の単語が少しだけわかってきました ローストしたパン粉を溶かしバター等とあわせて茹でたチーズ団子にまぶし、揚げ物のように見せる不思議なデザート。杏のスープを添えていただきます。グラスにスマートに盛ると『団子』っぽくありませんね。ウィーン菓子では、このクヌーデルという名のお菓子は非常にたくさんあります。これは、野澤シェフがウィーンでの修行時代に恩師の家でごちそうになり、とても美味しかった思い出のデザートだそうです。チーズの部分はアッサリ、周りの衣の香ばしさに、杏の柔らかな酸味が面白いアクセントに。ウィーンのカフェでは、何故か一皿に3個盛るのが定番。2.の『ポヴィタル』はチェコ語(古語)で「お菓子」の意味。じゃがいもがお菓子に使われる、珍しい一品です。じゃがいもで作った皮にドライプルーンのピューレをつめて茹でると、食感は水餃子のよう☆熱いうちにすぐいただくと、皮がぷりぷり、つるんとして美味しい~。上にふりかけられたシナモンとアーモンドのポリポリ感とよくあいます。 野澤シェフ・著 『いま新しい伝統の味 ウィーン菓子』 の中に1,3,4のレシピはのっています。 ・ リニューアル直前のノイエスのレポート ・ 野澤シェフのブログコンディトライ ノイエス横浜市青葉区鴨志田町504-5045-962-4797営業時間10:00~20:00 定休日:木曜東急田園都市線 青葉台駅下車 東急バス「30系統 寺家町循環」又は「31系統 鴨志田団地行き」バス中谷都で下車。坂を下りCREATEを左折し徒歩1分徒歩2分。 ブロートカフェ ノイエス045-922-6171 横浜市瀬谷区五貫目町10-74(マークスプリングス内)営業時間7:00~19:00 定休日:木曜ウィーン菓子に注目!と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 次ページクアバドトルテへ続きます《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ