トップパティシエの[お菓子の名前のつけ方]
10月10~12日に開催された2006ジャパン・ケーキ・ショー東京 (※このイベントは終了しました※)の会場で、東京都洋菓子協会発行の本を購入。定価3,000円のご本が、会期中は2,500円になっていました☆ 『SWEETS COLLECTION 2006』この本には、オールカラーで96もの美しい作品のレシピが(カット面イラストつきで)掲載されています。ものすごく複雑な構成で「さすがはプロの作品、手も足も出ません!」と思うものも、「ちょっと頑張って作ってみたいな~」と思うものもいろいろとのっています。48人ものトップパティシエのお菓子が揃う本は貴重です。目次が<人名の50音順>なので、2階の喫茶コーナーでケーキの名前を見てこの本の中から探そうとした時、ちょっと時間がかかってしまいました。<ケーキ名の索引>もついていれば、なお便利なのですが…。今、最も注目されているパティシエ達が、[ケーキにどんな名前をつけているのか]見るのも楽しみのひとつ。この本の中から、いくつか例をあげてみますと…(↓敬称略・登場順) 素材や形の名前からケーキが想像できる名前のつけ方ル・パティシエ・タカギ 高木康政 『ヴィネグレ・マング』(マンゴーのお酢を使用)明治記念館菓乃実の社 日高宣博 『グリオット・ショコラ』 (グリオットチェリーとチョコレート)リリエンベルグ 横溝春雄 『カフェ・クレーム・トルテ』 (コーヒークリームの丸いケーキ)エーグルドゥース 寺井則彦 『タルトレット・シトロン・ヴェール』 (ライムのタルトレット) 見た目の形からつけた名前サロン・ド・テ・スリジェ 和泉光一 『ソレイユ』(=太陽)フラウラ 桜井修一 『カジノ』(=ルーレット等に使うチップのイメージ)パティシエ・シマ 島田進 『マッターホルン』(=スイスアルプスの背の高い山)パティスリー・タダシ・ヤナギ 柳正司 『ピュイ・ド・フランボワーズ』(フランボワーズの井戸) 地名・素材の産地パリ・セヴェイユ 金子美明 『ペイ・ドージュ』(ノルマンディーのAuge地方)→リンゴ、カルヴァドスの産地 [現在はフリー,自店オープン準備中] 木村成克 『ブレジリエンヌ』(ブラジルの)→コーヒーの産地 自由なイメージパティスリー・キャロリーヌ 中川二郎 『セシル』『ルイーズ』(プチ・ガトーにフランスの女の子の名前をつける)ラ・ヴィ・ドゥース 堀江 新 『ジゼル』(クラッシックバレエのヒロインの名)…辞書を片手に、シェフのつけた名前を読み解いていくのは楽しい作業です☆「お菓子の名前には意味がある!」と思われたら↓を押してこの記事を応援して下さいね☆ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 2006ジャパン・ケーキ・ショー東京 レポート 目次へ近日中に続きを書く予定!↓イギリス・フランス旅(食)日記 目次 へ《お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ