消費税より法人税じゃないの?
安倍さんは「消費税増税以外の財源を野党は示していない!」って言うけれど、いえいえ立憲民主党がちゃんと「金融所得課税、法人税の見直し」を公約に掲げていますよ~。日本の法人税(23.2%)って「高い」と言われるけれど、実は優遇措置が沢山あって、実質12%くらいと先進国の中でもとても低くタックスヘイブン並みらしい。 元国税調査官が暴露。「日本の法人税は世界的に高額」という大嘘安倍政権が法人税増税をスルーするのは、安倍政権は『大企業ファースト』だからですよね。安倍政権の支持基盤は経済界、大企業ですから。金融庁が法人税ではなく消費税の増税をしたがるのは、役人の天下り先が大企業だからですよね。法人税を上げると自分たちの天下り先に迷惑をかけることになる。政権に批判的なメディアが法人税の増税を取り上げても良さそうだと思うけれど、テレビとか新聞とかマスメディアは静かですよね。何故かと考えたら、大企業は広告主様だからかな、と。メディアは広告主様無しには成り立ちませんから~。テレビも新聞も取り上げないから、多くの国民が「消費税を上げなければいけない!」と思い込まされてしまう。税を下々の者たちから優先的に取り立てるって水呑み百姓が厳しい年貢の取り立てに苦しんだ江戸時代と同じじゃないの。消費税が10%に増税されたら、景気がドッカ~ンと下がるのは目に見えてる。今、少しだけ景気が上向いているのは、国民が消費税増税を見越して『先買い』をしているからだと思う。上がる前に買っとこ!ってね。それに、日本は『老後資金2千万円が必要な国」でしょ。もう、モノなんか買っている場合じゃないよ!貯金だよ!欲しがりません、勝つまでは じゃなくて欲しがりません、生きるためには だよ。消費税が上がったら、景気は爆冷えだろうなあ。この『老後資金2千万円』問題では国民に自己責任を求めたわけだけど、政治家は失政したり無策な時、有権者に『自己責任』を求めるよね。年金問題は政治が解決するものだと思いますけれど。金融庁は個人投資を活性化させたくて「老後資金2千万円必要」と提言したらしいけれど、投資は半数近くの人が損をしているというデータがあるから、金融庁は国民にリスクを負わせてでも個人投資を増やす実績を作りたかったのね。みなさん、「投資の失敗は自己責任」ですよ。怖い、怖い!安倍首相って、国民に錯覚を起こさせるのが上手だな、と思う。北朝鮮拉致問題は全く進展していないし、北方領土問題も解決に向かうどころか、いつの間にか4島返還から2島返還に変換してるし、安保問題に至っては「沖縄いじめ」としか思えない対応をするだけで。外交成果ゼロなのに「外交の安倍」というイメージが…私には親分(トランプさん)と子分(安倍さん)の主従関係にしか見えないんだけど、「安倍首相はトランプ大統領と仲が良い」と思われているし。年明けに各省庁の経済統計不正が発覚して、アベノミクスはウソのミックスだと判明したけど、それでもアベノミクスは成功していると信じている人がいるし。錯覚=マジック、イリュージョン安倍さんは凄腕のマジシャンなんですね、きっと。でも、マジックでは無いものを見えるようにしたり見せたくないものを見せないようにすることはできても問題を解決することは出来ないですよね。安倍政権が終わった時、成果は何か残っているんでしょうかねえ?憲政史上最長のイリュージョン内閣となりませぬように。今度の日曜日は参院選。一票も数が集まれば力になる。投票に行きましょ~