再開ノルトシュライフェ(ポルシェ911、アウディR8、BMW M6)
世界三大耐久レース(ル・マン、スパ、デイトナ)に次ぐ24時間レースとして有名なニュルブルクリンク24時間レース。その優勝車については2018年と2019年と二回にわたって記事にしたんだが、スパークから発売予定だった2021年優勝車が発売中止になったんで、あぁこの先ニュル優勝車の記事更新は無理だな、と。というのも、優勝したマンタイレーシングって、自分とこでメーカーに特注して主にドイツ国内で売ることが多いから、多分スパークは版権取れるか不明なままダメもとで発売アナウンスを出してみたけどやっぱダメでしたってとこなんだろう。とゆーことは日本には大々的には流通してこんし、入るにしても並行輸入パターンで高値(逆に2018年の優勝車はよくスパークが一般販売したよなって感じ)。なのでスパーク発売中止のアナウンスが出た時点で、こりゃシリーズ終了だな追っかけるのを諦めちゃった。 ところが、ネットのフィルターバブルやレコメンド機能のおかげで、リーズナブルな価格で売られてるのを発見、今回の記事に繋がった、というわけ。 唐突にシリーズ継続となったんで、真剣にサーチせずに結果スルーとなってた2021年の優勝車も慌てて手配したよ。しかしレース展開とかドライバー経歴とかまったく興味なしで、いわばシリーズ存続のためのみにミニチュア買うって、好きなクルマを集めるってゆーミニチュアカー本来の楽しみ方からは完全に逸脱してんな(汗)ドイツ限定(?)イクソ1/43 ポルシェ911(991.2)GT3R2021年ニュルブルクリンク24h 優勝#911 マッテオ・カイローリ/ミカエル・クリステンセン/ケビン・エストレ イエローとグリーンの蛍光カラーに彩られて矢印のアイコンを纏ったマンタイ・レーシングの911。スポンサーはシェーラーグループ(VW、アウディ、ポルシェ、マセラティ、シュコダ、セアト取り扱いの自動車ディーラー)とKÜS(フリーランス自動車専門家の自動車検査機関)。アウディ特注スパーク アウディ R8 LMS EvoⅡ2022年ニュルブルクリンク24h 優勝#5 ロビン・フラインス/ケルヴィン・ヴァン・デル・リンデ/ドリス・ヴァントール/フレデリック・ヴェルヴィッシュ ニュルブルクリンク地元のフェニックス・レーシングチームのR8。アウディ・ディーラーのシェーラーグループがメインスポンサー。フォーミュラの「Halo」みたいな「HYLO」は高速スピン時に車体が浮き上がる現象(ハイ・ヨー・リフトオフ)を抑えるためのデバイスのこと。スパーク1/43 BMW M6 GT32020年ニュルブルクリンク24h 優勝#99 アレクサンダー・シムズ/ニッキー・キャッツバーグ/ニック・イェロイ ドイツの潤滑油メーカー・ロウを母体とするロウ・レーシングのM6。ポルシェ、アウディ、メルセデスが変わりばんこに優勝してるイメージのニュル24hのなかで、ひとり置き去りの感があったBMWが優勝。このモデルはメーカー特注じゃなくスパーク本体から発売(2021年6月発売)された当時物。だけど上記マンタイの911が発売中止になっちゃったんで行き場を失くしてた状態で、今回やっと陽の目を見た感じ。 と思わぬ形で復活したニュル・ウィナーズなんだけど、ドイツ車優勢のなかで一矢報いるかたちの今年の優勝車フェラーリ296GT3がルックスマートから出る筈だったのに、またまた発売中止の憂き目に(泣)。果たして今後も買い揃えることが出来るのか、前途は多難だ。