秋風や 撤去予定の 銀杏木
画像は大阪の市街で見つけた並木の様子。掲題の通り、銀杏の木だ。地上3、4mほどの高さで切られている。途中から枝葉が伸びる姿から木の生命力を感じる。切られても未だ生き続けようとしているようだ。それにしてもなぜこんな切り方をしたのだろうか?張り紙を見ると、”道路を通行する人や車の安全面に影響を与える恐れがある”らしい。しかも、植樹桝まで廃止して並木道をやめてしまうようだ。だとするともったいない話だ。並木は先人が街に潤いを与えようと造ったもの。とても人や車の安全に影響を与えるようには思えない。並木の廃止が先で、理由は後から考えたのではないだろうか?大阪の街からまた緑が失われ、殺風景なコンクリートとアスファルトの街になって行く。