注射数回より、全身麻酔1回の方がエエわ
先日、骨髄バンクニュースが届いて、中身を見たら…。いきなり飛び込んだ文字が「末梢血幹細胞移植が始まります」でした。これはどういうものかというと、3~4日通院または入院して、白血球を増やす薬を注射し、4~5日目に成分献血と同じ方法で血液中に流れ出した造血幹細胞を取り出すという方法だそうです。で、ドナーの負担も少なく、患者にとっても造血回復が早いのだそうな。でもなぁ…。毎日注射するというのと、やっぱり入院がいるというのがネックやなぁ。私にとっては、日帰り入院できるのならともかく、毎日注射&1泊でも入院するくらいなら腸骨からとった方が心の負担が軽いのでマシです。患者さんにとっても、きついのは従来と変わりはないだろうし、GVHDの率が高くなるのは辛そうですしね。ま、これからどんどん工夫して、私たちドナーにも患者さんにも負担が少なく移植できる方法が出てきたらな~と思う太陽仮面でした。