フィリピン人と豚の丸焼きの関係性
閲覧注意!!フィリピン最大、最強のご馳走 レチョンバボイ 動物擁護団体並びに動物好きな人は見ないでください。これから紹介しますのは、フィリピンで一番のご馳走レチョンです。レチョンバボイとは子豚の丸焼きのことでフィリピン人でも年に数回食べれれば良いほどのご馳走。 年に一回ある地区ごとのお祭りフェスタである程度お金を持っている人の家では振る舞われます。後は誕生日や、クリスマス、何かの行事で食べられるかもしれません。 その作り方はシンプルなようで奥が深い言葉通り豚を丸焼きにしていくのですが腹に香草などを詰め込み、じっくりと直火で5時間から6時間は焼いていきます。なかなかの重労働なので男手が必要で、レチョン作りは男の仕事になっています。豚を丸々一頭直火にあてながら、少しづつ手作業で回していきじっくり、じっくり焼いていきます。かなりじっくり時間をかけて焼いていくので完成したものの皮は北京ダックのようにパリッパリで皮が何とも言えなく美味です。思わず笑みがこぼれる美味しさ! お肉自体もしっかりとした肉の味がして質の良い子豚でうまく料理したものは肉がとろけるように柔らかく豚を丸焼きにしただけでこんなに上手いのかー!と叫びたくなる美味しさです。 見た目はグロテスクですが、フィリピン人にとっては何にも代えがたいご馳走レチョンをみんなに振る舞えるというのは誇り高いこと、富の象徴的な意味合いもあり、その気持ちを知ってか知らずかみんな夢中にレチョンに群がり満面の笑顔でレチョンを食べます。みんなに振る舞え、みんなで分け合って食べられるレチョンそれはまさにフィリピン文化を象徴している食べ物と言えます。「今年のフェスタはみんなにレチョンが振る舞えるかな?そのぐらい稼がないと」とはよくフィリピンで聞かれる会話です。