アスパラガスは切らずに焼いたり煮たりが美味しさのコツ&アルザス「Pino Gris」
先週のNHK「トリセツショーのアスパラガスを美味しく食べるコツ」でレストランで何故長い1本まんまでアスパラがお皿に載せられているか納得がいきました。 説明では普段私達が食べているのは「土から出たての若い茎でこの茎には甘い汁がたっぷり詰まっていてパイプのようになっているので、切ってしまうとその甘味が出ていってしまう」ということでした。根の部分がバレーボールのボールのように大きかったり、アスパラについて目から鱗の情報もたくさんありました。 やっぱりドイツ産のホワイトアスパラで試してみたくなって早速買いに行き、それに合わせるワインはワイン・コネクションのスタッフのジャンさんから「白?赤?」と聞かれ今回は赤は考えていなかったのでお薦めのフランスのアルザス地方の「Pino Gris(ピノ・グリ)」にしました。 2020年 アルコール度数 13.5% 「鴨の胸肉のロースト」にも初挑戦。 1本まんまが茹でられる大き目のお鍋がないのでフライパンにお湯をたっぷり入れて茹で、前回初めて作った卵黄とバターとレモン汁を混ぜたオランデーズソースをかけて頂きましたが、これがやはり甘味が半分に切って茹でた時と随分違う気がしてかなり幸せな気持ちになりました。 翌日には「トリセツショー」のお薦め通りに焼く前にアスパラにオリーブオイルと塩をまぶして一本まんまで焼いてみましたが、ドイツ産のアスパラはかなり太めなので中が柔らかくなるまでに外側がちょっと焦げてしまったので、次回は日本産の細目のアスパラガスで試してみるつもりです。 ピノ・グリはラベルに書かれているスパイシーな味わいというよりは甘味を感じるワインでしたが、アルコール度数13.5%のフルボディらしく飲みごたえがあり、アスパラの甘味ともかなり良い相性でした。春を告げる野菜「アスパラガス」はビタミンA,C,Eが豊富で疲労回復に役立つアスパラギン酸も含まれているので、もっと美味しく食べる機会を増やそうと思っています。