幸せ度
はんらは午前中は住民自治センターというところで50~60代の韓国人を相手に日本語を教え、午後は韓国の中学生に日本語を教えている。今週は、知り合いの代理で、夜、日本語学院で20~30代の韓国人たちに授業をしている。中学生相手にドレミの歌を教える時に「シは幸せよ~」と「幸せ」が出てくるので、あくまで単語の練習で「幸せですか?」「はい、幸せ」「幸せじゃない」という会話をしたりする。韓国ではちょっとした挨拶で「今日も幸福ハセヨ」と言ったりするので、50~60代からは「センセー、日本語で幸せって何ですか?」という質問がよく出る。日本じゃ、「お幸せに」なんて結婚式の新郎新婦にしか言わないけどね。そして昨日の語学院の授業では「食べづらい」という表現が出てきて、「辛い」(つらい、からい)の説明をしていたら「幸せという漢字が似ています」と言う学生がいて、やはり「幸せ」の話になった。50~60代に「幸せですか?」と尋ねると、ほぼ全員が「健康など心配なことはいろいろあるけど、幸せです」と答える。昨日の20~30代もほとんどが「辛いこともあるけれど、だいたい幸せです」と答えた。でも中学生は、もう何年もいろんな中学生に教えてきたけれどいつも「幸せ」と「幸せじゃない」が半々だ。幸せ度、50%。思春期だから?中学生たちも20~30代になれば「だいたい幸せ」になり、50~60代になれば「幸せです」になるのかにゃ~?そういえば、前にNHKの番組で100歳超えたご老人に同じような質問をしたところ、皆さん(日本人だったけど)、今が一番幸せよ~とおっしゃってたな。