ミュージカル 韓国版「ベルサイユのばら」
日本からブロ友さんが来て、一緒に、ミュージカルを観に行って来た。ミュージカル「ベルサイユのばら」我々が観た回の配役は、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(←すんごいお名前ですな):オク・ジュヒョンアンドレ・グランディエ:キム・ソンシクベルナール・シャトレ:ノ・ユンポリニャック公爵夫人:パク・ヘミロザリー・ラ・モリエール:ユ・ソリヴィクトール・クレマン・ド・ジェローデル:ソン・ヨンレニエ・ド・ジャルジェ(オスカル父):イ・ウスンばあや:イム・ウンヨンド・ゲネメ公爵:ソ・スンウォン池田理代子先生の漫画「ベルばら」は、リアルタイムで読んでた世代。ただ、当時ははんらも幼かったので、女性が男装してることとか、どう見ても女に見えるオスカルをみんな男だと信じてることとか、理解できない部分、受け入れがたい部分が多すぎて、それほど好きな漫画ではなかった。それで内容もほとんど覚えてなかったので、見る前にちょっとだけ予習。あっ!でも、好きなアニメの実写版を見てガッカリするというのはよくある話。予習、要らないか~?笑。そんなワケで、ベルサイユのばらのウィキ版をちょこっと読んだだけ。会場の忠武アートセンターは、新堂駅近く。新堂と言ったら、トッポッキ通り~こちらのお店で晩御飯を~有名人のサインがいっぱいの店だった。一番辛くないと言われた基本2人セット(17000ウォン=1880円)に茹で卵2つ(1400ウォン=155円)追加。ここの店は、ほとんど、セルフになっていた。人件費が高いですもんねーチーズ(4000ウォン=440円)を追加しましょう~チーズも、この子が運んできてくれた。チーズ投入。最後の炒め御飯(3000ウォン=330円)も、セルフ~@@ソフトクリームは、1つ2500ウォン(277円)。斜めってます~もっと上手に作って~~~トッポッキ屋さんから会場までは歩いて10分もかからなかった。この日のキャストカーテンコールでの写真撮影も禁止で、始まる前しか写真は撮れない。今回、オスカル役だった、元アイドルグループ、フィンクルのオク・ジュヒョン。彼女はチケットパワーのあるミュージカル女優。彼女は、レベッカのダンヴァース夫人役がハマり役だったと個人的には思ってる。他のミュージカルも見たけど、あれ以上ではなかったな~でも今回のオスカル役もなかなか良かった。しかーし!それ以上に、目立ってカッコ良かったのが、ベルナール・シャトレ、つまり黒い騎士役の俳優、ノ・ユンだった。やっぱり、韓国人は、平民や貧民が集まって、反逆デモを行うようなシーンが盛り上がるし、お上手!華やかな舞踏会シーンより、黒い騎士を先頭にデモる平民や貧民たちのシーンの方が、歌も振り付けも踊りも、何もかも良くてカッコよかった。ノ・ユン様(←もはや「様」付け~)がカッコ良すぎて、アンドレが、かすんでるったら。どっちが主役~?原作じゃ、黒い騎士は主役じゃないでしょ?でも韓国版「ベルサイユのばら」では、黒い騎士が主役よ、主役。でもさすがはアンドレ。2幕後半の、オスカルを激しく想うシーン、最後にオスカルをかばって死ぬシーン、撃たれて死んだオスカルを迎えに来るシーンは圧巻で、もう、涙が溢れちゃう~アンドレ役の俳優、キム・ソンシクも初見だったけど、すごく良かった。ノ・ユン様は検索してみると1995年生まれとすごく若くて、その若さで、既にこんな大役。将来が楽しみです~オク・ジュヒョン以外は知らない配役だった今回。他の日では、有名なコ・ウンソンがアンドレ役とか、テレビや映画で時々見かけるソン・ジェリムがジェローデル役とか、そんな回もあったんだけど~でも、今回、ノ・ユン様とキム・ソンシク氏というなかなか素晴らしい俳優さんを知れて満足。しかも今回は、真ん中の列の前から3列目といういい席が取れて、俳優さんたちが、3~4メートル先、ほぼ実物大で見られたのも良かった!17万ウォン(1万8800円)という高いチケットだったけど、いい席が取れたから、これも個人的には満足。カーテンコールではスタンディングオベーションでとても盛り上がった。ただ、これは、韓国人の好みにカスタマイズした脚本のミュージカル。マリー・アントワネットも国王もフェルゼンもほぼ出て来ない(マリー・アントワネットは出てくるには出て来たけどセリフがゼロ)ので、「ベルサイユのばら」とは、別物の「ベルサイユのばら」です~~~笑。