パソコン教室の中の 懲りないアジュンマたち
以前、日記にも書いたが、はんらは韓国で、「地域住民情報化教育」として行われているコンピューター無料教室に通っている。隣に座るのは、たいていあの「ダブルクリックができないアジュンマ(おばさん)」である。(8月11日 日記参照)しかし、時々違う人が座ることもある。先週は、30代の若いミセスが隣に座った。そのミセスは、パソコンに慣れているらしく、すごいスピードでキーボードを叩いていく。はんらの場合は、95%のキーは、両手の人差し指が押している。ちょっとプレッシャー・・・しかし、そのミセスは、せっかちなのか、好奇心が旺盛なのか、コンピューターが作動している間にも、始終あちこちをクリックしてるものだから、何度もコンピューターがフリーズしてしまう。そのたびに先生を呼んでいるので、はんらも何だか落ち着かなかった。おうちではどんなハイスピードなPCを使っているんだろう?パソコン教室だって、今年の1月に始まったのだから、そんなに古いPCではないはずだ。家ではおんぼろPCを使っているはんらは、パソコン教室のPCがすばやく反応すると、ドキリとしてしまっているくらいだ。今週は、例の「ダブルクリックできないおばさん」が隣に座っている。ダブルクリックしなければならないたびに、「はんらちゃん、やってみて」と言うので、やっぱり落ち着かない。その上、そのおばさんのPCからは、ついさっきまで作成していた文書が突然消えてしまったりする。おばさんは、決して「閉じるボタン」を押してはいない、と言い張るが、なぜ消えてしまうのか?「はんらちゃん、消えた文書がどこに行ってしまったか探して!」と言われても、困ってしまう。そのおばさんのPCからは、いろんなボタンも突然消えてしまったり、保存した(はずの)ファイルが突然消えてしまったりしている。「バミューダの魔の三角地帯」も真っ青の「超 不思議現象」が、隣のおばさんのPCでは毎日起きている。我々は楽しくやっているが、先生はストレスたまるだろ~な~。ところで、ワード、エクセル、ウインドウXP,パワーポイント、と進んできて、ついに来月は待ちに待った「ホームページ作成!」と思っていたら、今年の無料教室の国家予算が終わってしまって、2004年度の教室は今月で終わってしまうらしい。次は、来年1月から、またワードから始まるそうだ。ということは、ホームページ作成は5月頃?もうすぐはんらのHPを画期的に変えちゃうぞ!という計画は、遠い将来のことになってしまった。無料で習っている身で贅沢なことは言えないが、ざんね~ん!