合格祝い
住民自治センターの教え子、ソンさん(男性)が、去年末に受けた、日本語能力試験(JLPT)の3級に合格して、昨日は、そのお祝いをした。とは言え、韓国は、その合格した本人が、他の人にご飯をおごるのが、合格祝いなんですけどね~^^他の人もそうだけれど、ソンさんも、40代になって、初めて「あいうえお」から始めた。仕事も持っているため、授業以外の時間は、仕事をしている。宿題も出せないし、授業は、週2回しかないし、みんな、4,50代だし、あまり進度は進まない。そんな中で、コツコツと勉強を続け、3級に合格したソンさん、偉いっ!!!^^ソンさんは、個人タクシーの運転手さんである。タクシーの運転手さんって、客待ちしてるときは、車の外に出て、コーヒーを飲みながら他の運転手さんたちとダベッてたり、タバコをふかしてたりする。ソンさんは、そういう時間に、車の中で、セッセと勉強していたらしい。自ら進んで日本語で日記を書いて添削してくれと持ってきたり、日本人のお客さんを乗せると、一生懸命日本語で話しかけたり、質問したりして勉強。ソンさんは元々、アマチュア無線という趣味を持っていて、無線で日本人と話がしたくて、日本語の勉強を始めたのだが、果敢に日本人とも交信してたようだ。そうして、勉強を始めて2年半の去年末に受けた3級で、無事、合格。単語・語彙と、読解は、それぞれ、9割以上正解という、優秀な成績だった。が、聴解は、3割しかとれなかったそうな。。。去年までは、全部の合計点が6割を超えれば合格だったので、悠々の合格だった。今年からは、JLPTの試験様式が少し変わるようだ。3級と2級の間に、ひとつ、2.5級程度の級ができ、また、どの分野もそろって6割を超えなければならなくなったとか???ソンさんは、次の2.5級を目指して、また、コツコツと勉強してるのだが、聴解が弱いのが、頭の痛いところ。単語・語彙と読解の実力は、2.5級を充分に目指せると思うんだけど。。。いや、それより、我が家のコーちゃんを、早く3級に合格させないと~!彼は、読解が弱くてね~~~韓国語の読解も弱いので、国語力がないということか。