韓国のカボチャの種類
コリアハウスで食べたカボチャ粥のような日本のカボチャに似たカボチャは「タノバク(단호박)」と呼ばれている。甘いカボチャ、という意味だ。「タノバク」韓国のおかずに一番よく使われるのは「エホバク(애호박)」。「エ」は子供、みたいな意味。日本語に訳す時は「ズッキーニ」と訳したりしているが、ズッキーニとは、中の色や味、口あたりなどがちょっと違う。「エホバク」スライスしてチヂミにしたり、テンジャンチゲに入れたり、炒め物にしたり、乾燥させてナムルにしたり、使い道はいろいろ。丸い「トゥングンホバク(둥근호박)」というのもある。味はエホバクっぽいけど、エホバクよりおいしくなくて、テンジャンチゲなどに入れる以外に料理方法はないような気がする。「朝鮮ホバク」とも呼ばれて、韓国の在来種らしい。「プッホバク(풋호박)」という呼び名もあり、同じなのかちょっと違うのかはよくわからない。「トゥングンホバク」道端に植えておいても勝手に育って勝手に実ってたりするのでこれを栽培してる人も多い。スーパーできちんと売られているというよりは、市場や道端でおばあちゃんが自分で栽培したものを売ってることのほうが多く、安価で買える。ハロウィンに登場しそうなカボチャは「ヌルグンホバク(늙은 호박)」。ヌルグン=年老いた。「ヌルグンホバク」体にいいらしく、お粥などにしてよく食べられているけど、はんらはあまりおいしいと思わない。おいしくないのに大きくて大量になるので、ウッカリいただいてしまうと、困る。