リバーサイド・カフェ

[音楽] カテゴリの記事

全219件 (219件中 201-219件目)

< 1 2 3 4 5

• 遅ればせながろのライブご報告

  ６月１日の横浜ライブは無事終わりました。晴天にも恵まれ、山下公園近くの大桟橋入り口の波止場会館という立地も手伝って50席を超える70名入場の大盛況。皆さんありがとうございました。アフロのソウル、６人ものキッス集団、大音響のハードロックバンド、名ボーカルを迎えてのボンジョビ・バンド。それにしても定年をまじかにした今、入社早々の頃と同じメンバーで、同じ曲を横浜のライブハウスで演るなんて、なんとも感無量といったところでしょうか。当日は少し調子が悪かったのですが何とか乗り切って、今週までリハビリしてたので、ごぶさたしてしまいました。写真はこの日のために結成された青木くんのAO-Kiss。ここまでやるか？

  2008/06/07

  コメント(0)

• とりあえずのLIVE告知です

  結局、個人的には見切り発車となりそうなLIVEですが、いちおう告知しておきます。 もともと入社早々に作ったバンド「CrossRoad」を30年ぶりに再結成しようと いう話が膨らんで、ソウル、ボンジョビにキッスのコピーバンドまで出てきて こんなイベントになりました。ほとんど私らの会社のメンバーなので、 上司命令の組織動員でほぼ満席、SOLD OUTとなっております。 （せっかくの休みに駆り出されてかわいそうに） 会場は盛況でありがたいのですが、平日は楽器も持つ暇がなく仕込みも不十分なので、申し訳ない気分です。とりあえず当日まで体力だけは残したいものです。

  2008/05/28

  コメント(2)

• 拍手が雑音！グールドの純粋さ

  テレビでグレン・グールドが取り上げられていました。クラシックの異端児で、妙な演奏をするピアニストという事しか知りませんでしたが、凄い純粋な人でした。「拍手は音楽にとっては雑音だ」とまで言い切って、聴衆に拍手を禁じて演奏がおわったらさっさと舞台を去りました。そして「音楽とは人を一時的に興奮させるイベントでなく、恋愛に近いものだ」として、後年は人前での演奏活動をやめてしまいました。こんなに音楽に純粋に対面する人だったんだ。素晴らしいですね。頭を振り、曲を口ずさみながら無心に演奏する彼の姿は確かに天才です。演奏を「音の創造」とするか「観客とのコミュニケーション」とするかの価値感の違いでしょうがね。追伸：グールドとまったく意見が合わなかったバーンスタインが、コンサートの直前に観客に向かって、「指揮者」と「ソリスト」のどちらの主張が重んじられるべきかを問いかけ、今夜は聴いたこともないブラームスを体験されるでしょうと皮肉を言う録音まで残ってます。クラシックの世界も面白いんですね。

  2008/05/18

  コメント(3)

• ヒプノのお仕事

  ヒプノシスは1980年代に活躍したデザイン集団ですが、私らに身近な作品も手がけてます。ちょっとひねったキモイ作品が多いのですが、そのコンセプトがとんがっているので、こだわりバンドに人気あったようです。私の趣味としてはもっとキレイなデザインのほうが好きですが。

  2008/05/18

  コメント(2)

• 叙事詩的ロックミュージック「アーガス」

  フラゼッタの絵を見ていたらあのアルバムを思い出しました。「百眼の巨人アーガス」、ウィッシュボーン・アッシュ のアルバムです。ジャケットデザインはデザイン集団ヒプノシスによる秀作ですが、彼等の曲想もファンタジー的ですよね。しっかり歌詞を読んでませんが、ファンタスティックなストーリーをもったロックオペラという感じがします。特にこのアルバムの「キング・ウィル・カム」と「剣を棄てろ」は歴史劇の挿入唄のように重厚なドラマを感じさせます。この２曲はライヴ版のほうが完成されていて素晴らしい。２本のリードギターが絡み合って朗々と唄う大名曲ですね。またローカルな昔話になりますが、１９７０年代に開催されていた全国バンドコンテスト「８・８ロックデイ」に私らも応募してました。大阪地区予選があった京橋のホールに「ブラッド・サッカー」というバンドが出てこの２曲を演奏し感銘を受けました。彼等は惜しくも落選しましたが、素晴らしい演奏でしたね。で、早速我々もこの曲を演奏し始めたというわけです。６月のライブではこの２曲もやりますが、はたして彼等の演奏を超えられるかどうか、ヴォーカルのハーモニー、ツインリードギター共に心配です。

  2008/05/13

  コメント(2)

• パラゴンのあたたかな音に包まれて

  このところ、お仕事と楽器の練習でほとんどの時間が消えていきます。せめて先月の日記ネタだけでも解消しておきましょう。毎月何かを見て飲んで語り合おうというパウエルの会。４月はアキバ見学ツアーです。概要はゴーヤテンプルさんの日記をご覧下さい。Paragon／ゴーヤテンプルさんの千夜一絵で、当日は世界に２７台しかないパラゴンのスピーカーの試聴やラジオ会館のフィギュアショップ探訪のあとで御徒町の寿司屋で飲み会。パラゴン、アルテックといったＪＡＺＺ喫茶でしか味わえなかった銘品を並べての聴き比べなんてぜいたくなひとときを味わいました。アキバのはずれの小さな専門店の地下に案内され、オーディオ評論の本にも出ている年配の店主にじっくりと説明をしていただきました。最新のＪＢＬはびっくりする程のクリアな音質で、バイオリン奏者の鼻息までが聞こえて来てちょっと耳障り。こんなのまで聴きたいわけじゃないし。パラゴンに切り替えると音はマイルドなトーンに変わって少し物足りないけれどバイオリンの音だけが快適に耳に流れ込んできます。最新のハイビジョンもそうけど、女子アナの口元の小皺まで再現してもらってもこちらは目のやりどころに困るだけ。何でもクリアがいいとは限らないですよね。

  2008/05/11

  コメント(0)

• 30年ぶりの大音響

  この休みはバンド仕込みと練習に追われて、日記ネタが沢山溜まってしまいました。 先月末の30日は、大阪の南堀江で昔のバンドメンバーとの練習でした。 寺内タケシからジミヘン、ウイッシュボン、ソフトマシンという支離滅裂な選曲にロックの歴史がのぞきます。 とはいえ、どれも大音響。さすがに鼓膜が破れそうで老体にはキツイ。 練習した「ＰＡＤスタジオ」の横のライブスポット「ＫＮＩＦＥ」は「ナナ２」の撮影が行われたところだって。これは娘に自慢出来そう。 その夜はメンバーの芦屋の趣味室で20数本のギターとアンプ類、音響 機器類に囲まれて、ブルーレイの「ＤＶＤ」の７チャンネルサウンドに ゆすぶられながら寝入りました。疲れました。

  2008/05/03

  コメント(0)

• 高校生たちのごきげんライブ

  イマドキの子供らはと愚痴る大人たちが多いけど、そんなことないですよ。先日、ライブハウスを借り切って高校生たちが自主企画ライブをしました。小雨降る日曜、横浜の大桟橋近くの小さなライブスポットは６つのバンドと10代の子供たちの熱気で溢れてました。お店との交渉、出演バンドとの交渉、入場料の設定とチケット分担、演奏やリハーサルなどの段取り設定、集客動員、運営スタッフの割り振り、最後の店内整備とお掃除などなど、周りでやきもきするロックサークルのオヤジ達の出る幕はありませんでした。もちろん多少の困難はあったようですが、無事本番を迎え、順調にステージは進行。お店が壊れるのでジャンプも禁止でしたが、ちゃんと守って腕を振り上げるだけでも満員の彼等は十分盛り上がってました。もちろん喫煙、飲酒などもなく、なんと120人もの観客を動因して終了。恐れ入りました。片付けてあったイスやテーブルを元通りにして、ゴミを拾って、お店の店主にちゃんと挨拶して返る彼等の姿を、世のオトナたちに見せてやりたいと思いましたよ。

  2008/04/15

  コメント(2)

• さらば、くいだおれ太郎

  大阪道頓堀のレストラン「くいだおれ」が閉店し、人気アイドルくいだおれ人形が見られなくなるという話です。５８年間店先に立っていたそうです。あと２年で定年なのにね。でもきっとどこかに再就職先が見つかると思うよ。くいだおれ人形といえば、ロック好きなら思い浮かべるあのジャケット。上田正樹と有山淳司の名アルバム「ぼちぼちいこか」。こてこての大阪弁ブルース。ほんまにまったりしたええアルバムでっせ。Japan Listen / Find your music「ぼちぼちいこか」

  2008/04/13

  コメント(0)

• 「あ・うん」の心に沁みるアダージョ

  懐かしいＮＨＫドラマ「あ・うん」がＢＳの番組で取り上げられていました。 ホームドラマ特集に取り上げられるにはなんか違うと思いますが、久々に いくつかの名シーンを見ることが出来ました。 これは実にいい作品でしたね。向田邦子さんの名脚本で、役者も揃って いたし、昭和初期のリアルなセットも本当にしっかり作りこまれていて、 ドラマ全体に漂う哀愁と気品に重みを加えていましたね。 ところで、このドラマの軸となる二人の親友と片方の妻に対する淡い想い と云う設定は、後に読んだ武田京子のコミック「昔遊んだジョージ」にも 描かれていました。この本は何気なく読んで気に入り、全巻揃えて長い間 大事に持っていましたが、引越しの際に涙をのんでクズヤに出しました。 この作品は「あ・うん」の放映された1980年の秋から『BE LOVE』と云う 雑誌で連載が始められたそうなので、ひょとしたら武田京子さんもこのドラマを見て触発されたのかも。 さて本題のアダージョですが、この哀愁に満ちたせつない曲を耳にするや、 当時からヒーリングミュージックを追い求めていた私は、早々にＴＶのタイトルのメモを手にレコード屋に走りました。 このトマゾ・アルビノーニ作曲の「弦楽とオルガンのためのアダージオ」 は精神療法にも使われているようです。 気分が落ち込んだ人に対しては、急に陽気な音楽を聞かせても効果はなく、 そのときの気分に近い音楽から入ってからだんだん明るい曲に変えるのだ そうです。 沈んだ気分に沁み込んでゆったりとした気分にさせてくれるメロディ。 このアダージョは「あ・うん」のドラマと一体になって我々の心を掴んで くれました。

  2008/04/05

  コメント(0)

• サンダルLIVEのご報告

  今日は素晴らしい青空。春ですね。いよいよ本番。とりあえず足の怪我を理由にステージのお手伝いは免除していただき、サンダルで身を固めて昼から出陣！駅前のお祭りなので家族連れやご老人が多く、ソウルやるにはちょっとつらい。でも昨年ここでデビューしてはや１年たちました。昨年の寒風吹きすさぶステージとは違って、暖かな日差しのと沢山の観客のライブとなりました。サンダルでのステップはさすがにやりにくく、倒れそうになりながらの演奏でさすがに足は辛かったですね。でも新曲のAmy WinehouseのRehabもなんとか収めて30分の Soul Planeのステージを終えました。でも足の痛さより、練習不足で鍛えていない指先が裂けそうに痛い。ああ情けない。

  2008/03/23

  コメント(0)

• Coccoの挑戦状？強く儚い者たち

  この曲はCoccoの挑戦状？そんな気がして、友人と分析会を開いてみました。まず、Coccoの歌詞に目を通してみましたが、辛くきつい表現が多いので、心に爪を立てられるようです。読むこちらまでが血まみれになりそうです。言葉を練りに練った詩でなく、体の中から湧いて出た生々しい言葉だからでしょうか。活動休止のあとで再開された彼女の作品は少し穏やかです。こちらはほっとします。さて今日の主題の「強くはかないもの」です。強く儚い者たち Cocco 歌詞情報 - goo 音楽この歌はふたつの面で見る必要がありますね。この歌を歌う直接の主人公の言い分、もひとつはこの歌を書いたこっこの意図。■この唄の中身これはトロイ戦争にでかけたオデッセウスの話であり、残されたベネロピにかけてあるんでしょう。彼女は１０年間待たされても多くの求婚者を退けて貞操を守りました。男を誘惑するのはおそらく魔女キルケでしょう。愛する恋人を守るため、大切なものを築くために海に出た若者。しかし魔女は男を言葉巧みに誘います、甘いお菓子と寝室、そして迷う男に「あんたの姫なんか今頃よろしくやってるわ。だから...」そしてまたこうも言います。「何も失わないで上手くいくことなんてないのよ。」「人はもろいもの。あなたもね。」もしくは「わたしたちは終りあるむなしい存在。だから...今、」「でも女は強いわよ。たくましいわよ。だから捨てても大丈夫。」■魔女の言い分この魔女の気持ちもわからないではないです。君のためとか、幸せを求めてなんて勝手な理由をつけて、恋人を残して出ていく男の身勝手さ。確かなものを持てたという勝手な自信と勝手な未来像。残された身の辛さなど感じない無神経さ。それを見抜いた魔女の残酷な意地悪さが破滅に誘うのか。（破滅ではないのかもしれませんが）これこそがCoccoの言いたかった事ではないのかなあ。■ふり方についてここでは書きにくいですが、この問題の箇所は確かに重要です。ここで表現されたのはだれかさんと一緒に○○をふる彼女。単に受け入れるのでなく、積極性を感じさせる表現です。それは恋愛の確実な破局を暗示させます。儚い恋の終わり？　強い女？いや置き去りにされた女の復讐？ま、どちらにしてもこの衝撃的な表現のおかげでこの唄に苦味と深さが加わってます。だけどやっぱりいけない。もうちょっとベールをかけて欲しかった。中高生や子供たちに歌われる可能性のある唄として売るのなら品位が欲しかった。TVのドラマに使われたとのことだから当然スポンサーともめただろうけど、彼女は頑として受け入れなかったんでしょうね。でもこれ以上クレヨンしんちゃんが増えて欲しくないし。■この歌を書いたこっこの意図。しかしこの唄は魔女の一方的な言い分で終わってます。結論がありません。だからこの男の子の反応が知りたい。アンサーソングが欲しい。でもこっこはこのまま突き放してしまいます。つまり、その答えはこの唄を聴く我々が出すべきなんでしょう。こっこはそれを我々に投げつけているのです。これは挑発なんでしょうね。「貴方は誘いに乗るの？　拒否するの？」オンナの子がこの唄を口ずさんで、「♪　～ふ～ってるわー...♪　」、「そうかなあ？」とか「♪　～ふ～ってるわー...♪　」、「そうかもねえ。」とかつぶやくのをCoccoはじっと見てるのかな。■強く儚いという意味どう解釈するか、難しい言葉ですね。強化ガラスのように非常に強いが。壊れるときは瞬時のもろさと解釈するか。もしくは、はかないが壊れても生き延びるしたたかでたくましい強さなのか。友人はこの言葉が人間や恋に対するもので、この唄の主張だという説ですが、この言葉は結論とするには一般的な表現過ぎてCoccoらしくないように思います。私としてはこの言葉に大きな意味はなく、単に男を誘うための単なる修飾語と見ていますが。いや、実はもっと深いものがあるのかもしれませんがね。まあ、詩とか歌詞とかは万華鏡のように読む人に様々に受け取られるものなので、結論はないでしょうが、あれこれと考えるのも唄を味わう面白さでしょう。貴重な休日の２時間を唄の話で過ごしてしまった私たちも、こっこの罠にまんまとひっかかったのでしょうね。

  2008/03/20

  コメント(0)

• 強く逞しいＣｏｃｃｏ

  Coccoのベース、お願い出来ませんか？と、友人から誘われました。で、渡されたＣＤを聴いてみたらなるほど、結構いいですね。日頃この手の音楽とは縁が薄いので知りませんでした。ちょっと聴いてみましょう。「陽の照りながら雨の降る」という曲。Cocco／陽の照りながら雨の降る彼女は沖縄のインディーズ出身ということなので、さすが沖縄風の曲は素晴らしい。おおらかで感動的ですね。この人の曲はメロディラインがいいし、ポップから沖縄調まで幅広いし、サウンド的にもスケールが大きくて聴きごたえありますね。しかし、全体的にバックのサウンドがちょっとキツイですね。オルタナ・サウンドって言うんですか、このノイジーなところが私には耳障りですね。ちょっと音量下げましょう。あれ、唄が聞こえなくなりました。彼女の声の質からすると、バックはアコースティック系のほうが合うんじゃないかな。だけどもこの「遺書」って言う曲は、ちょっとコレ、よく聴くと歌詞が凄いですね。えー、こんなの唄っちゃっていいのかい？これは恋人への別れの唄ですが「私がだめになったらその腕で終わらせて...」な、なんてこと言うんですか！「その姿を目に焼き付けて、見開いた目を優しく伏せて...」 ショックですね。Coccoって激しいものを持ってる人ですね。サウンドが過剰に激しいのもそのせいか？COCCO - 遺書／YOU-TUBRE 「強く儚（はかな）い者たち」これはテンポのいい明るい曲で、即演奏したいと思いました。が、えー、これはいかん。思わず曲を停めました。これは恋人を残して宝を探しに出た男の子を誘惑する女のセリフらしいんですが、一箇所だけＳＥＸを連想させるいけない表現があります。他にも表現方法があるのに、こんな露骨な表現は不適切です。しかもこの唄全体の趣旨がいまひとつわからない。だからこそこんな表現は青少年に悪影響を及ぼすのではなんて、いかにもオヤジッぽく考えてしまいましたが、これはすでに１０年前にヒットしてしまってました。もはや発禁には手遅れ。個人的にコレクションから封印しました。（こっそり聴こう）ま、とにかく、このCoccoは手ごわいシンガーですね。凄い子が出たもんだ。さあ、夏には何を演奏するのかなあ。

  2008/03/16

  コメント(6)

• 伝説の京大ロックバンド／ラブ・アフェアー　

  今日は京大のロックバンドのお話を...、　 先日友人のＹ氏からメールが来ましてね、30年前に私達と交流のあったギタリストからのMP3と歌詞カードを届けてくれました。あれは1975年くらいかなあ、京大の軽音楽部にラブ・アフェアーという売れっ子ロックバンドがあって、これが彼等のオリジナル曲です。ちょっとかけてみましょう。イントロのリフは歯切れいいし、とてもメロディアスな曲だし、畳み掛けるようなヴォーカルとハーモニーは多重録音かなあ、泣きのギターもたまらないでしょう？今聴くと確かに一昔前の曲想ですが、素人の作品とは思えないくらいよく出来てます。これは彼等が残した自主制作レコードで、その録音テープを大切にしていたのですが、かなり痛み始めたのでデジタル音源を探してもらってたところでした。 このラブ・アフェアーは ギター、ベース、ドラムのシンプルな構成ですが、レベルが並ではありませんでした。 サンタナやジミヘンなどの曲をあざやかなアドリブで弾きこなし、オリジナルには変則リズムを駆使したプログレ調の曲もありましたね。ギターは早弾きだけでなく、音質、フレーズともに聴き惚れさせる凄腕ギタリスト。 ベースは味のあるフレーズに加えて正確無比のリズム感。 ずっと後に見たプリズムの渡辺健に彼の姿を想い浮かべました。 ドラムはタムタムをずらりと並べ、見事な連打。その連打に入る直前で頭上にスティックを構えてぴたりと静止する。その一瞬のポーズが見事に決まっていて魅了されました。あれだけ見ごたえのあるドラムはこの30年、見たことがありません。 おまけに３人とも長身でめちゃ格好いい。人気あるはずです。 当時の京大には数々のバンドがあったようだけど、このラブ・アフェアーが 群を抜いていました。他にはソウル＆ブルースをレパートリーとする花地獄が 人気あったようです。同志社か立命のピーというギタリストも格好よかったですが、 なんといってもボロボロの西部講堂が印象的でしたね。今も残ってるようですが。京大なんて私らに縁がないと思ってたら、その友人のＹ氏が紹介してくれまして、彼等とうちのバンド・クロスロードとは、練習やライブを見に行ったり、山荘を借りて朝までライブセッションをやったりしてました。その頃の録音テープはいい思い出ですが、このオリジナル曲はよく聴いたのでよれよれになっていました。あれだけの実力があっても音楽業界には出ず（あたりまえですよね京大だもの）、バンドは業界的には無名に終わりましたが、30年以上前にもこんな実力あるバンドが存在してたんですね。でもギタリストのＮ氏はまだ活動を続けているようで、あちこちでのLIVEスケジュールが書いてありました。7月には京都のLIVE HOUSEの老舗の捨得の名もありました。行ってみたいなあ。

  2008/03/09

  コメント(2)

• 週末のサニーサイドモーニング

  春ですね。暖かい陽ざしに穏やかな風、気持ちのいい朝ですね。今日は表の河原にテーブルを出しましたのでそちらにどうぞ。今日の珈琲はさっぱりとしたアラビカでどうです？そこのフォークギター、持ってっていいですよ。このウクレレもいいよ。ハーブオオタだったら弾いてみましょうか？でもジェイク島袋はかんべんして。あれは特注サイズのウクレレでないとね。こうしてひなたぼっこしてると昔を思い出しますね。学生の頃の下宿屋がこんな川に面していて、天気のいい日は堤防に布団を干しながら破れた所を繕ったり、ギターを弾いたり。ジェームステイラーがお気に入りでした。♪ユー・ガッタ・フレンド、♪カントリー・ロード、♪ブロッサム、♪キャロライナ・イン・マイ・マインドなんてね。黄色い福寿草が咲いてます。のどかな日ですね。

  2008/02/23

  コメント(4)

• ブラッキーなチゴイネルワイゼン／ギター篇

  この話題、ちょいと古いかも知れませんが、まだＴＶでも見るので取り上げさせていただきます。ゼロックスのＣＭです。ずらりと並んだギタリストのギターには１本だけしか弦がない、「一人１音の音楽会」が難曲のチゴイネルワイゼンに挑む。光沢ある黒で統一したギターの映像が実に美しい。ストラト、テレキャス、レスポール、フライングＶと、そうそうたるギターが次々と出てくるが、これだけ？同じやるならエクスプローラーとスタインバーガーも加えて欲しかったね。僕のを貸してあげようか？あれ？とは言うものの、よく見ると糸巻きも一つ、音程フレットも２本だけの特注ギター？？驚いた、こ、これは金がかかってる。ＴＶ-ＣＭの名作に数えられますね。実に素晴らしい映像です。FUJI XEROX 「一人一音の演奏会」シリーズ ギター篇（フルバージョン）http://www.youtube.com/watch?v=Pu8FT-RRNWA&eurl=

  2008/02/10

  コメント(0)

• ナッパ服のおじさんのフィンガータッチ

  ステージには電気スタンドと衝立、手作りの配線だらけのアンプセットの前にギターが１本。やがて登場したナッパ服のおじさんＳ氏。今しもやりかけの旋盤台をほうってやってきたような風情。おもむろにギターを取り上げて爪弾きはじめる。フォークギターの世界では第一人者といわれる中川イサトに習ったというオリジナル曲のほかに蘇州夜曲などが混ざる。日頃馴染めないこの曲もこうしてギターにアレンジするとけっこういいものです。客席の年配の方もゆったりと聴いてます。吹奏楽やいまどきの学生バンドの迫力あるサウンドにまじっての爽やかなギターの音でした。一人で爪弾くラグタイムギターは、私も若い頃によく聴いたり、弾いてみたりしていました。あの頃は大阪フォーク全盛期でしたからね。これは私の住んでる地区の文化祭ステージでのこと、私は舞台運営やら出演やらで走り回ってましたが、このＳ氏と意気投合。会場のあと片付けのあと、このＳ氏と飲みに行って音楽談義で盛り上がりました。また音楽仲間が増えました。

  2008/02/10

  コメント(0)

• 

  アルゼンチンのギタリストの夜

  南米のフォルクローレときたら、道端で「コンドルは飛んでいく」を演奏しているおじさん達を連想してしまいますが、あれはアンデス・ペルー系。本来はもっと広い音楽を指すそうです。ある団体の懇親会でアルゼンチンのフォルクローレ演奏があるということで、民族的で素朴な音楽を思い浮かべて出席したら、とんでもなく洗練された素晴らしい音楽で驚きました。会場は横浜のみなとみらい地区のホテルの宴会場。ゲストはアルゼンチンのギタリスト、アリエル・アッセルボーン氏。繊細で美しく、知的なステージに感心しました。オリジナルの曲にまじって演奏されたピアソラの「ブエノスアイレス零時」は、彼のアレンジなのか、タッピングやゴルペ（ギターを叩く）などを駆使した斬新な演奏でした。また彼のオリジナルの歌も心に沁みる美しい曲でした。キャノンのデジカメのＴＶＣＭでは彼の唄「アマポーラ」が使われたそうです。彼の公式サイト http://www.arielasselborn.com/index.htmlちょっぴり試聴はこちらhttp://www.arielasselborn.com/discography/index.html世界の音楽、特に中南米の音楽に対しては、私はほとんど知らないなあと反省しました。とても粋なエンタテイメントの夜でした。TOU-TUBEで見つけました。ユパンキがフォルクローレについて弾き語ってくれています。atahualpa yupanqui - vidala de los abuelos http://www.youtube.com/watch?v=VLBHkhZqufg&feature=related

  2008/02/03

  コメント(2)

• 雪の日の開店

  今日は雪でした。見慣れた街がまっ白におおわれて、爽やかな風情です。若い頃見た金沢の雪ほどではないけれど、すがすがしい気分になります。そこで、コタツに入って、パソコンをクリック。はい、「リバーサイド・カフェ」開店です。渋谷の街外れにひっそりとある名曲喫茶ライオン。人々がラジオしか持たなかった時代に、たっぷりと音楽を聞かせてくれたお店。当時の情報発信の拠点となりました。ライオンではおしゃべりすると怒られますが、この「リバーサイド・カフェ」では音楽をネタにいろいろ語り合いましょう。

  2008/02/03

  コメント(0)

全219件 (219件中 201-219件目)

< 1 2 3 4 5