引出しから札束
実家の整理をしていて、引出の奥から紙箱が。開けてびっくり、札束やらバラ札やら、300枚程あるか?しかし見たこともない奇妙なお札。おもちゃ?いや、よく見れば額面は壱円、拾銭、五拾銭..。なあんだ、かっがり。だけど欲を出してはいけません。これはゼニではなくて、文化遺産。何でもコレクションしていた父の置き土産です。別な段ボールにはコインもぎっしり。一円、5円から500円玉まで、昭和から平成までの製造年ごとにざくざく。そんなん集めてどないするんや~!一銭、十銭も小箱いっぱいあったけど、とても売れそうにない、しかし円はまだ通用するので、ありがたい。とりあえず、銀行に一袋持って行ったら、何百枚もあると有料になると言われました。それはかなわん、郵便局なら無料とのことなので、そちらで一部を預金。機械で数えるのですが、結構、時間と手間がかかるので他のお客さんが気になって全部は持ち込めません。でも一週間分の食費にはなりました。旧札もよく見ると面白い。お札は日本銀行が発行するものだと思っていたら、政府が直接発行したものがあったとか。千円札の左下が5銭と10銭札。昭和23年の頃のもので、今の1/4程のサイズでかわいい。日本一最少のお札とのこと。右下は大日本帝国政府発行の10円札、絵面が龍でド迫力です。その下は日華事変の軍票。これらは場所を取らないので、とりあえずマイコレクションに。