タルジャの春・最終話
テボンの愛してるとの言葉に、揺れつつも『待っててとも戻ってくるとも言わない、今の気持ちが変わらないなんて分からないから、そんなものであんたを2年も縛りたくない。今のその言葉だけで十分よ、愛してるわ、テボン(泣)』翌日、出国ゲートに向かうタルジャ。空港にテボンが到着した時には、既にタルジャの姿はなく・・・そして2年後。母に言われて見合いをするものの、タルジャのことを正直に話して今は誰とも付き合う気はないと断るテボン。『彼女を待っているんですね?』『彼女が信じてるものを、僕も信じてみようかと』ホテルを出る時に、人とぶつかってしまいその際に、ハガキを落とし、ドアマンからそのハガキを渡されるテボン。“運命なら・・・maybe?(いつか)”タルジャからのエアーメールにはそんな言葉が書かれてたわけっすね。ベビーカーを押して会社に来るソンジュ。セドが『会議は10分後だよ、疲れただろ』と、代わりにベビーカーを押し始めると『ちょっと!速いわよ!子供が酔うでしょっ』って(笑)ベビーカーの周りに集まるスタッフ。1人がくしゃみをすると、『子供が風邪をひいたらどうするのよ!みんな下がって!!』一喝するソンジュ。『ほら、遅くに出来た子だから心配でさ(苦笑)』とセドがフォロー(笑)カガメルが赤ちゃんを見ながら『体格のいい男の子ですね、将来が楽しみだわ』と言うと『・・・子供の前で、侮辱的な発言をするなんて・・・我慢できません。こんな気持ちじゃ会議に出れません。失礼します(怒)』そのままベビーカーを押して、帰ってしまうソンジュ。みんながあっけに取られていると『女の子なんです^^;』とセド。そりゃ、ソンジュも怒るよねぇ(笑)信号待ちをしていると、通りの向こう側にタルジャらしき女性を見かけて追いかけるテボン。近くを通りながらも、結局すれ違う2人。その後、レストランに出勤したテボンは、先日のお見合いの話を先輩に聞かれて『外見じゃなく、フィーリングが大事ですから』と答えると『だから2年間も彼女ができないんだよ』と。ってことは、ずーっとタルジャを待ってるわけやね。その時、“水曜日の男”が来たと騒がしくなる厨房。毎週水曜日に、この店で見合いを続ける男がいるらしく、今回が48回目だとか^^;その様子をこっそり覗くテボン。相手の女性の後姿に見覚えが・・・タルジャだ~!!!こうやって会えたのは運命だとか熱く語る男を前に、無心に食べ続けるタルジャ。『すいません、最近帰国したばっかりで韓国料理に飢えてたもので。ところで、私の年ご存知ですか?』『ええ、33歳ですよね?』『勘違いされてますよ、それは2年前の話です』固まる水曜日の男(笑)その後、トイレで母親に電話して年上じゃないか!と文句を言う水曜日の男。丁度、手を洗っていたテボンは個室から出てきた男に『質問です。2人の女性がいて、1人は年は29だけど見た目は35、もう1人は年は35だけど見た目は29、どちらを選びますか?』突然の質問にとまどう男は『う~ん、ちょっと難しいですね』『やっぱり、あなたには難しいでしょうね』『それで、正解は?』『年齢は関係ない、ビビッと来た女性を選ぶ、それが正解です!』満足げに出て行くテボン。あっけに取られて立ち尽くす男。デザートにケーキを出されて驚くタルジャ。『韓国料理のあとにケーキだなんて珍しいですね』『お客様にはケーキがいいと、うちのコックからです』ケーキに添えられたメッセージカード。そこに書かれた“運命なら・・・maybe?”を見て、ハッとするタルジャ。ここで、厨房に行けよ!っと思っちゃダメなの?^^;実家の縁側で夜風にあたるタルジャ。そこにタルジャ母がやってきて『テボンとは本当に終わったの?忘れられないなら連絡してみたら?』と。『いつか会える日が来るわ、その時が来ないと会えないの。本当に運命の相手なら無理をしなくても会えるって信じてるの』『自分の年も考えず?』『年を取るのはあいつも一緒よ!』『どんどん肝が据わってきてるみたいね』『年を取るとあせると思ってたけど、不思議と余裕が出てきたわ』笑いあう2人。ソンジュとワインを飲みつつ、久しぶりに甘い時間を過ごそうと企むセド。しかし、結局子供の夜泣きに邪魔されてしまったと愚痴をタルジャにこぼしていると『ところで、まだ結婚しないの?』『何度もプロポーズしたさ、でも断られてばっかりだ(´・ω・`)』いつか分かってくれるわよ、と励ますタルジャ。寂しそうなセドの背中を、遠くで見つめるソンジュ。レストランを辞めて店舗を借り、自らの手で内装工事を進めるテボン。そこにレストランで一緒に働いてた先輩がやってきて『お前がこの前デザートにケーキを出したお客さんが、これを渡してほしいって』と春の新作発表会の招待状を。『あの人誰だよ?この前、見合いした人か?』『僕の運命の人ですよ^^』無事に新作発表会も終わり、打ち上げで飲むセド。『また吐く気?』グラスを取り上げるソンジュ。『派手な式はしない、親しい人だけ呼ぶわ。ドレスも着ない、好きな服を着るわ。私達、結婚しましょう』突然のソンジュからのプロポーズに固まるセド。『え・・・何て?』『愛してるわ』『もう一度、もう一度、言ってくれっ』『愛してる、愛してる』ソンジュを抱き締めるセド。その時、2人を祝うかのように打ち上げ花火が!!!花火を見ながら“20代が終われば青春も終わると思ってた、でも35歳の今も私の青春は終わってない、春はまた訪れる”心の中で思いながら、振り向くとそこにはテボンが!“そして、彼がまた私の前に現れた・・・”って、いや、招待状送ったのはタルジャじゃねぇの?(←いぢわるな私^^;)改装中の店にタルジャを連れて行くと、初めて自分が作ったお弁当を差し出し『どう?』『そうねぇ』『どうなんだよ』『う~ん』『まずいの、おいしいの?』『おいしい』『合格?』『うん、合格』その言葉に、嬉しくてタルジャのオデコにキスするテボン。すると、今度はタルジャがテボンの胸ぐらを引き寄せてキス!見つめあい、微笑む2人。立ち上がってタルジャをぐいっと引き寄せて、改めてタルジャにキスするテボン。“生きてる限り、終わりはない、結末がないからハッピーエンドもない。ただ毎日訪れる今日があるだけ”壁に貼られていたタルジャからのハガキの言葉『運命なら・・・maybe?』が『運命なら・・・mustbe!』“いつか”が、“必ず”に書き換えられていて・・・・・完!いやぁ、やっぱこのドラマ好きっす♪以前、雑誌のインタビューでチェリムが『このドラマは、ミンギをかっこよく見せることに一番気を遣って撮影した』って言ってたんだけど、まさに!!!ミンギのためのドラマだよねぇ~正直、ミンギ嫌いだった私もこのドラマで堕ちました(*´∀`*)