ニート100万、フリーター400万
ニートが増えているって。Not In Employment,Education or Trainingようするに無職で学校にも行っていなくて職業訓練もしていない。年齢は34歳以下ということになっている。そのニートが100万人を超えたそうだ。本来自分で稼げるヤツが親の世話になっている。一番の問題は将来の展望がないということか。さて、そのほかにフリーターというやつがいる。なんと400万人。こっちのほうも34歳以下ということになっている。ところが、フリーターは高齢化しているそうで、35歳代後半のフリーターも46万人いるということらしい。正社員への採用は年齢制限があるから、ますますフリーターしか道はない。そして、ニートにしてもフリーターにしても、安定性も将来性もないから、結婚できない。少子化にますます拍車がかかることになる。そこで、問題になるのは政府の対策だが、残念ながら無策だ。職業訓練をもっともっと教育に取り入れるべきだと思う。それからアルバイトやパートの割合が多い企業は、ペナルティとして課徴金をとるべきだ。その金で戦力となる若者を育てよう。社会の構造が修復不能なまでに壊れる前に手を打たないと、この国は滅びてしまう。明日は検討チームの定例会。メンバーの皆さん、どんな原案を持ち寄ってくれるやら。多少の期待と無限大の不安でいっぱいである。