AKSのボロボロの記者会見の原因は
NGT48の暴行事件の対応が批判されています。AKSの運営が初期対応から調査そして会見に至るまで、よくあそこまでボロボロにできるなと思われるほどです。その原因は何でしょうか。一言でいうと「戦略がない」ということです。この場合の戦略とは「理念」と言ってもいいかもしれません。要するに物事の判断基準となるものを持ち合わせていないということです。例えば、「メンバーを守る」という最小限の信念でもあれば、対応や発言は全く違うものとなったことでしょう。「誰も傷つけず、今の組織を守り、得られたはずの利益を守る。」なんてことを考えたら、鵺(ぬえ)のような対応になってしまいます。よかろうが悪かろうが、理念をかかげ、すべての責任を一心に背負って決断し運用する人がいないと、あんなことになってしまう。すべてを守ろうとすると、すべてを失ってしまう。不祥事の時こそ、その人、その組織の真の姿が見えるものなんでしょうね。