何故違った柔道とレスリング
これは女子の話。レスリングのワールドカップ(国別対抗)で日本は決勝でロシアに8-0の完勝。テレビ中継は無かったようだけど、どこかの国のメロドラマを放送するより、こういうのをどんどんやって欲しいね。それにしても、女子レスリングのこの強さはどうしたんだろう。伊調が怪我で欠場しているのにこの快進撃。48キロの登坂とか69キロの土性とか、新しい顔が出てきているのも頼もしい。さて、一方女子柔道が凋落して久しくなっている。同じ体重別の格闘技だから、資質に決定的な差があるとは思えない。思うに、どうやらシステムの差ではないだろうか。このあたり、どこかのマスコミが取り上げて欲しい物だ。柔道は、「お家芸」などという阿呆な伝統は捨てて、世界に学ぶべきだったのに、その時を遙か昔に逸したようだ。一度凋落すると、有望な選手は来なくなってしまう。女子柔道の再建の道のりは険しく長そうだ。