「金糸雀は二度鳴く」連載終了
全52回・・又、長丁場になってしまいました。「燃える指」の後にあたる話でしたが、前作から登場した『火消し』の仲間達や佐原の人々、そして今回は朱雀・篠牟・御岬の三兄弟が物語の中心になって行きました。朱雀という人物は、前作ではマサトとの電話の会話だけで、姿は現しませんでしたが、今回は全面に出て来ました。彼が良く動いてくれたので、作者としてはかなり助かった部分があります。朱雀と和樹は、これからどうなっていくのでしょうか。何があっても加奈子さんは動じないでしょうけれど。そして前作では、寒露の部下として崩壊した村で活躍した篠牟。彼の過去と現在の悩みが、もうひとつの軸になっていきました。彼と麻里子さんの子供の話も、いつか書いてみたいと思います。御岬のその後も書きたいですね。舞矢と幸彦の事も。竹生と三峰の兄弟は、これからも活躍させたいと思いますが、竹生は桁外れに強いので、出してしまうとそこで何でも解決してしまうのが難点です。しばらく幸彦のお守りに専念していてもらいましょうか。それでは、又、新作でお会いしたいと思います。長い間、ご愛読ありがとうございました。menesia・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『金糸雀は二度鳴く』主な登場人物の説明はこちらです。『火消し』シリーズの世界の解説はこちらです。掲載された小説はこちらでまとめてご覧になれます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・