明日は「全国石工サミットinたかはた」に参加です。台座を選んでいただきました。
真っ赤な葉っぱがいいアクセントになっています。今日は、昨日よりも寒く感じられました。曇り空だったからですね。何かの実。名前が分かりません。紅葉しています。宮城県川崎町の石神彫刻工房です。石んこ地蔵29cm。台座を選んでいただきました。お客さまは、一番左,Aを選ばれました。最初はお任せで台を付けるつもりでしたが、置く場所をお聞きして、場所の制約もあるかもしれないと、選んでいただきました。あしたは、夫が一人でお出かけです。ノミを持って行くのですって。山形県高畠町で行われる「全国石工サミット」プログラム 10月14日(土) 全国石工サミットinたかはた〇第1部 9:00~12:00石彫ワークショップ「彫ってケロ」 山形県石材技能士会主催・石工さんや学生たちが高畠石で「カエル」を彫ります。○第2部 13:00~15:00「石工サミット」 東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター主催・手掘りによる石切実演・体験、ノミ焼きの実演 指導:高畠石工・引地兼二、引地道晴、阿部富弥 ・会場内にて石切道具の展示、石切作業の映像上映、高畠石の町並みポスター展示○第3部 15:00~17:00「石切山の夕べ」 安久津二井宿振興会主催・石切山コンサート(高畠高校吹奏楽部ほか)・石工・見学者交流会 山形名物「芋煮」・飲み物 「全国石工サミットinたかはた主旨:山形県高畠町は、江戸時代から続く石材産業の町である。山から採掘された凝灰岩(高畠石)は建築や土木、生業、生活、信仰など、あらゆる社会活動において利用され、その歴史遺産が町内各所に顔をのぞかせる。また、この地は近代において全国に普及した手掘りによる採掘技術が近年まで伝えられてきた稀有な土地であり、その技術によって高畠町らしい町並み景観が維持されてきた。 ところが、寒冷地にあるこれら石造物は凍結破砕によって劣化、破損が進行し、石鳥居や石碑、石祠等では少しずつ現代的な材料も使われ始めている。高畠石が作り出す歴史的景観はこれまで地元石工たちの修理技術に支えられてきたが、近年では産業の衰退に伴って住民らの関心も薄れつつある。 地域固有の景観や伝統技術を伝えていくためには保存対策とともに、その活用をはかり地域資源としての高畠石に対する関心を高めていく必要がある。 これまで文化財保存修復研究センターは、2014年度から地元の協力を得ながら「たかはた石工サミット」を開催し、昨年度からは「文化財石垣保存技術協議会(国選定保存技術保存団体)」、「山形県石材技能士会」等の協力を得、全国、地元から広く参加者が集う「全国石工サミット」に発展した。来場者や住民たちが石切りの伝統技術や石の町の景観の価値について学び、寒冷地における石造文化財への関心と保護意識を高めてもらうことを目的とする。」