大阪城へ、蛸石を見て。なんばへ、お好み焼き。
日曜日は大阪城へ。娘が連れて行ってくれました。ガイドブックには最寄駅の森ノ宮駅から徒歩15分と書いてあったのですが、もっと歩いたような気がします。初めての場所は遠く感じるのかもしれません。昼頃、天気の良い暑いくらいの日でした。天守閣へは上がらずに、このくらいの距離で観てきました。見たかったのは、蛸石。高さ5m位、横幅11m位。奥行きは80cmから1mくらいの巨大な御影石です。徳川幕府が大阪城を作り直したとき、瀬戸内海の犬島から運ばれてきたというものです。ちょうど、ボランティアガイドさんが立っていらして、声を掛けると、いろいろ教えてくれました。どうやって、海を越えて来たのか?その資料は残っていないのですが、想像によると(と、手描きの絵を見せてくれました)巨大石を何本もの綱で吊るして、その上には樽がいくつも付いている。それをいくつかの船で引き支えながら進んでいく。水の中はそうやって、地上は、コロを使って運んでいた。その様子を描いた絵が残っているようです。重い石の上に人が乗っていて、指揮を執っているようです。写真は、蛸石。と、水色の法被を着たガイドさん。こいらは、重要文化財の桜門の左にある、やはり大きい石。上の石の窪みは、鉄砲を構えるところじゃないかしら、と思います。そうでした。大阪城は、今、大河ドラマの真田丸で湧いているのでした。とはいっても、私は観てないので、実感が湧かず。で、次は、大阪城公園の噴水の石。これも見ごたえありました。なぜさび色になっているのでしょう。そして、しぶきを上げる噴水。あ、帰りの時間が迫っています。次は、ナンバへ。とにかく、そのにおいだけでも嗅いで帰りたい。また地下鉄を乗り継いで。とにかく地下鉄網が発達していて、私鉄,JR、市営地下鉄、いろんな線で、どこへでも行けるのですが、そのかわり乗り換えが複雑、覚えれば難なく行けるのでしょうが。「なんば」という駅名もひらがなのが2つかな?漢字のもあって、南海なんばもあって。さらに、出口は14番出口まであったかしら?ガイドブックの地図を見て、1番出口から地上へ。なんばマルイ。なんば高島屋。の間の道を進んで、左の道へ。腹ごしらえは、やはりお好み焼き。ビルの2階の店は、席数はL字形のカウンター12席、テーブル席がひとつという、ところ。なのに、客先より鉄板と真ん中の調理スペースの方が大きいようでした。ほとんど、一人の女性が生地に混ぜ合わせから、麺の量り方から、焼き方まで、ひとりでやっています。他にも3人はスタッフがあるのですが、たぶん彼女しかできない親方堅気があるのでしょう。そういうてきぱきした仕事ぶりを見るのも楽しいのです。出来上がりまで、ちょっと待ちましたが。すでに、私たちの後から来た人が、階段に並んでいます。ふわふわで厚みのあるお好み焼きです。なんばグランド花月の前を通り。こんなに新しい建物と思いませんでした。千日前道具屋筋へ。ここは、食べものやさんの道具などを扱うお店が連なる通りです。たこ焼きの型などの店が何件もありました。食品サンプルのお店も。のぼり、白衣、伝票など。食品専門の本が置いてある本屋さん、いろいろあって、眺めるだけでうれしくなります。ああ、でも、帰りの空港までのリムジンバスが、13時40分。あと、20分くらいです。しかたなく、道を戻って、高島屋の前を通り、リムジンバスのバス停へ。ちょうど、大阪マラソンの日。なんばについたとき、最後の方のランナーが走っているのを見ました。なんと、まだ交通規制があって、14時40分発からしか、バスは運行されていなかったのです!ちゃんと調べておくべきでした。15時ちょうどの飛行機です。予定では14時10分頃には空港に到着のはずのリムジンバス。地下鉄を乗り継ぎ、まずは地下鉄梅田駅まで。そこから阪急梅田駅まで歩いて7分、とスマホのマップでは出ています。娘が居なかったらたどり着けなかったかもしれません。阪急梅田駅14:00発の宝塚行に乗れました。蛍池駅で降りて、今度はモノレールに乗り換え、伊丹空港に滑り込みました。14:30前には着きました。でも、ぎりぎり。はじめから、電車の方が安心だったかもしれません。保安検査場も通り、一安心。ところが、整備不良のためしばらくお待ちください、ですって。こういうこともあるのですねー。予定より30分くらい遅れて、出発できました。次に大阪に行くときは、もっと地下鉄やJRにも強くなって、すいすい行けるようになっていたいです。なにせ、次は夫を連れて行くつもりですので、私が主導でどんどんいかないといけません。娘にはちゃんと働いてもらって、次に行くのを楽しみにさせてもらいます。あっという間に、今日は水曜日。この3日もいろいろありました。明日は、その娘が帰ってきます。半年は仮住まいの狭い部屋でした。まだうちに荷物が置いてあるので、大阪に送る物、片づけるもの、整理しなくてはなりません。