ことじ灯篭の修復
3月の地震で倒れて折れてしまった、ことじ灯篭の足を、新しく彫り直しました。ノギスを使って、きっちり寸法を合わせて作ったそうです。もともとの石とは違う石ですが、同じようになるように薄く錆加工を施しました。今日は、宮城県名取市に取り付けに行ってきました。足元の台と合っているか観ている側が、夫が作った方の足。水平を取っています。欠けた石を接着剤で張り合わせ、テープで固定させました。あの大きな地震で、折れたのが長いほう1本だけで、後は笠などが少し欠けただけというのは、奇跡的です。無事に設置完了です。左右の足の長さが違う、ことじ灯篭、金沢の兼六園のものが有名ですね。 午後は、山形県からのお客様。被災された方たちを本当に親身になって心配されているご夫婦でした。ご協力できることは、こちらも惜しまずやって参ります。 こちらは石神彫刻工房です。