私(ダーウィン)は、種は不変ではない(殺人を告白するようなものだ)と、ほとんど確信しています。
希望の歴史 上 ルトガー・ブレグマンp.78 進化論の基本的な要因は多くの受難多くの苦闘多くの時間要するに進化とはこういうことだ。動物は過剰な数の子供を産む。その中で環境の適応が他の子供より少々うまい子は生き残る可能性が少々高く、自らの子を残す可能性も少々高い。・・・数十億の生物が生存をかけて競い合い、大半は子孫にバトンをつなげられないまま死んでいく。この競争を十分な時間、例えば40億年間つづけると、親と子のごくわずかな違いが枝となって成長し、やがて巨大で多様な生命の木が誕生する。・・・ダーウィンは友人にあてた手紙の中で、この仮説を発表するのは「殺人を告白するようなものだ」と書いている(*)。*Charlies Darwin,"To Joseph Dalton Hooker",Daruin Correspondence Project(11 January 1844)l am almost convinced . . , that species are not (it is like confessing a murder)immutable.(私は、種は不変ではない(殺人を告白するようなものだ)と、ほとんど確信しています。)